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仮面夫婦とは?特徴や家庭内別居との違い、メリット・デメリットや子供への影響、離婚の流れを徹底解説

仮面夫婦とは?

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一見仲が良い夫婦、でも実は関係が冷え切っている「仮面夫婦」だった…ということは、決して珍しくありません。

今までおしどり夫婦といわれていた芸能人が突然離婚をしたり、SNSなどで理想の夫婦だと言われていたのに実は不倫していたりなど、表に出ている部分だけでは分からないことってたくさんありますよね。

今回は、そんな仮面夫婦のリアルな実態をはじめ、仮面夫婦として結婚生活を続けている人の心の叫びについてお伝えしていきます。そして、ストレスの溜まる仮面夫婦という関係を終わらせたいという人に向けて、さまざまな対処法・解決方法についても見てみましょう。

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目次

仮面夫婦とは?


仮面夫婦という言葉を調べてみると、以下のように表現されています。

俗に、他人の前では仲のよさを演じてみせるが、実際の二人の関係は冷えきっている夫婦のこと

出典(goo 辞典):https://dictionary.goo.ne.jp/word/仮面夫婦/

当然、外には良い姿を見せているので表向きは分かりにくいのが仮面夫婦です。「仲が良いなぁ」と思われている姿が真実ではなく、まったく違う実情という夫婦も世の中には沢山います。

「仮面夫婦」と「家庭内別居」の違い

仮面夫婦と同じく、夫婦関係があまり良くないケースで耳にするのが「家庭内別居」です。

まず、仮面夫婦は夫婦関係のこと、家庭内別居は生活スタイルのことを指します。仮面夫婦は、表向きは仲が良いように見せていても、実際には関係が冷え切っている夫婦のことです。

一方、家庭内別居は同じ家の中で顔を合わせず、寝食などを別にしていることを言います。夫婦関係が冷え切った結果としてこのような生活スタイルになっていることもあれば、日勤・夜勤などで仕方なくこのような形になっていることもあるでしょう。

一般的には、家庭内別居は夫婦関係が良好ではないときに使われる言葉です。つまり、仮面夫婦のため家では家庭内別居をしているという夫婦も多いでしょう。

また、夫婦関係が悪くなっていなくても、感染症にかかって家庭内で隔離生活をすることを家庭内別居と呼ぶこともあります。

愛のない夫婦や仮面夫婦に見られる5つの特徴をチェック


仮面夫婦は、いわゆる「愛情」がない状態です。相手への興味も薄れてしまい、怒ることも悲しさを感じることも少なくなってしまいます。

ここからは、自分たちも「もしかして仮面夫婦なのでは…?」と思っている人に向けて、多くの仮面夫婦に見られる5つの特徴について解説します。

特徴①お互いに愛情を感じない・関心がない

上述の通り、仮面夫婦という状態になってしまうとお互いに対する愛情を感じられなかったり、相手への関心が薄れたりします

たとえば、パートナーがなかなか帰宅しなくても気にならない、きちんと生活費を家に入れてくれればどこに行っても、浮気でも何でもしても良いなどという状態です。むしろ、家にいないほうがきらくだと感じることもあるでしょう。

家事については家庭でさまざまですが、たとえ会話がなくても洗濯や料理など家事全般は妻がやっているというところもあれば、各自で行っているというところもあります。

それでも、家の中では一緒に食事をとることもなく、お互いに目も合わせないという生活を続けている人も少なくありません。それどころか、お互いに顔を合わせることを避けるかのように、生活時間帯をずらしているというケースも多く見られます。

特徴②会話は最低限、子供のことや業務連絡

仮面夫婦の会話は最低限のみで、世間話や「今日こんなことがあったよ」という会話もありません。会話があったとしても子供の学校に関する連絡事項といった事務的な内容のみで、「おはよう」「おやすみ」といった挨拶すらもなくなってしまいます。

食事が用意されていたとしても、一緒に食卓を囲んで会話を交わす…ということはありません。各自でそれぞれ行動し、家の中では他人のように生活します

ただ、小さなお子さんがいる家庭の場合は、子供の前では仲良さそうに会話をするというところも多く見られます。両親が揃っているにも関わらず会話がないという異様な雰囲気を感じ取ると、子供にとって大きなストレスになってしまうからです。

子供の前だけでは当たり障りのない会話をし、子供が寝たときやいないときは目も合わせないといった関わり方になるのが特徴です。

特徴③セックスレス、スキンシップなし

仮面夫婦はセックスレスになっているほか、普段から夫婦としてのスキンシップがないことも大きな特徴です。

スキンシップ不足から浮気や不倫に走ってしまったことが仮面夫婦のきっかけになったという人もいれば、セックスレスが解決せず仮面夫婦になったという人もいるでしょう。セックスレスの悲しさや寂しさから相手に期待することを止めてしまい、そのまま仮面夫婦になってしまったという人も少なくありません。

他にも、手を繋ぐ、ボディタッチをするといったスキンシップがなく、心だけでなく体の寂しさや虚しさをお互いに感じている夫婦も多くみられます。

そのため、仮面夫婦の中にはお互いの性欲や寂しさを解消するために婚外恋愛やセカンドパートナーを持つことを容認している夫婦もいます。離婚はせず夫婦という関係を続けながら、気持ちは他の人に向いているという状態です。

特徴④子供の行事には夫婦で参加

家の中では関係が冷え切っていても、一歩外に出ると「仲の良い夫婦」としてふるまうのが仮面夫婦の大きな特徴です。

特に、子供がいる場合はその傾向が強くなります。幼稚園や保育園、小学校で行われるイベントや学校行事には夫婦で揃って参加するということもあるでしょう。口数は少なくても一緒にいるときには当たり障りのない会話を交わすこともあり、他の保護者と会ったときには仲が良さそうに話をします。

しかし、園や学校を出ると離れて歩いたり、家に帰った途端お互いに部屋に閉じこもったり一人で行動をするなど、仮面夫婦ならではの切り替え方をします。

子供が家庭内と外での両親の態度が違うことに戸惑い、ストレスを抱え込んだり先生に相談したりして、仮面夫婦が発覚するというケースも珍しくありません。

特徴⑤外では仲が良さそうに見える

子供の行事には揃って参加する夫婦が多いのと同じように、外では仲が良さそうにふるまうのが仮面夫婦です。

たとえば、親戚で集まることになればそつなく会話し、他の人に仮面夫婦であることがバレないようにしたり、町内会の集まりなどの地域行事へ揃って参加したりするなど、外では夫婦円満であることをアピールする夫婦も少なくありません。

仮面夫婦になってしまう5つの原因


仮面夫婦は突然そうなってしまうのではありません。積み重なったお互いの不満やストレスが、何かのきっかけや理由が引き金となって爆発し、解決に至らないことで仮面夫婦という状態に陥ってしまいます。

それでは、なぜ仮面夫婦になってしまうのでしょうか?ここからは、仮面夫婦になってしまう5つの原因を解説します。

原因①スキンシップ不足、セックスレス

1つ目の原因は、夫婦としてのスキンシップ不足やセックスレスです。

お互いに好きな気持ちを持って結婚したはずなのに、だんだん体を重ねる回数が減っていった、普段の会話やスキンシップを図る機会が減ったと悩んでいる夫婦は少なくありません。

結婚すると毎日顔を合わせる生活によってマンネリ化してしまったり、生活の変化でセックスをする気力もなくなったりする人もいるでしょう。

スキンシップの取り方、性欲の強さなどは人それぞれです。たとえば、毎日でもセックスしたいという人もいれば、週に一度のペースでも多いと感じる人もいます。一緒にいるときは常に手を繋ぐなどどこか触れ合っていたいという人もいれば、ベタベタするのが苦手という人もいます。

このように、うまくお互いの歯車がかみ合わない状態が続くとスキンシップが減ったり、セックスレスに陥ったりしてしまいます

その前に話し合いをしてお互いの意見を擦り合わせ、落としどころを作っておくようにしましょう。しかし、なかなか話し合いにならない、解決しない状態が続いてしまうと仮面夫婦の状態に進んでしまいやすくなります。

原因②浮気・不倫(不貞)

配偶者の浮気や不倫によってその後の関係がうまく立て直せず、仮面夫婦になってしまうことは非常に多くあります。

夫婦関係の再構築に臨んでも、一度裏切られたという事実からセックスができなくなり、そのままセックスレスになって仮面夫婦になるというパターンもあれば、不倫のせいで愛情が冷めてしまい、子供のためにそのまま生活を共にしているというパターンもあるでしょう。

浮気や不倫が仮面夫婦になる直接的な原因になる夫婦は、とても多いと言えます。

原因③生活リズムのズレ

3つ目の原因は、お互いの生活リズムが合わず徐々に夫婦関係がこじれていってしまうことです。

共働き夫婦の場合、日勤と夜勤ですれ違い生活が続いてしまうといったケースをはじめ、お互いに会社の同僚との付き合いがあって夜遅くの帰宅が続くなどのケースが考えられます。

そんな状態で子供ができると、どちらか一方に家事や育児の負担が大きくのしかかる、いわゆる「ワンオペ」状態になることも多く、より生活リズムのズレが顕著になってしまいます。

夫婦なのに、家族なのに顔を合わせる機会が少なくなってしまったり、聞いてほしいことがあってもなかなか話ができずにすれ違ったりして、仮面夫婦の状態に進んでしまうでしょう。

原因④価値観の違い

離婚理由としても多く挙げられるのが、「価値観の違い」です。お互いに当たり前だと思っていたことがそうではなかった、相手との考え方のギャップについていけないということは、結婚して一緒に生活するようになればどんな夫婦にも少なからずあるでしょう。

しかし、お互いに譲れない部分もあります。話し合いや譲り合いでギャップを埋められれば解決できるかもしれませんが、どうしてもわかり合えない部分があるかもしれません。

そこで相手に対して諦めたり、ネガティブな感情を抱いたりすると夫婦の間での距離ができてしまいます。仮面夫婦になってしまう大きな原因、そしてきっかけになりかねないため、小さな価値観の違いであっても積み重なって修復できなくなる前に解決しなければなりません

原因⑤結婚後にあらわれた変化

結婚後、妊娠・出産、転職といったライフステージの変化や、新型コロナウイルス感染症のような情勢の変化によってさまざまな影響を受けることがあります。こうした変化に夫婦で足並みを揃えられず、関係が冷めていき仮面夫婦になる可能性もあるでしょう。

結婚当初の新鮮な気持ちをキープできず、外見はもちろん内面も変わってしまう人は少なくありません。

仮面夫婦がしんどい…でも離婚しない理由は?


自分たちが仮面夫婦だと自覚していても、仮面夫婦の状態がつらいと感じていても、あえて「離婚しない」という選択をする夫婦は多くみられます。それはなぜでしょうか?

ここでは、仮面夫婦が離婚せず、現状を維持する5つの理由について解説します。

理由①子供のために両親が揃う環境が良いと判断

仮面夫婦が離婚しない1つ目の理由は、「子供のため」です。どんな夫婦でも一度や二度は大きな喧嘩をして、離婚危機に陥ることはあるでしょう。そこで、子供がいる家庭の多くは「子供のために」「子供がいるから」と言って、離婚をせず耐えるという選択をします。

離婚して不自由な生活をさせてしまう可能性を危惧したり、両親が揃った環境が良いと判断したりして、離婚はしないと決めて現状維持を図ります。

理由②離婚後の金銭的な不安のため我慢

2つ目の理由は、金銭的・経済的な不安から離婚をしないというものです。

特に女性側に多い理由で、離婚して女手一つで子どもを育てていけるのか、これからの生活はもちろん将来の学費などきちんと捻出できるのかという不安から、離婚はせず我慢するという選択を選ぶケースです。

このケースであれば、子供が巣立った後に離婚するという家庭もあるでしょう。

また、離婚後の養育費の取り決めなどをしても、必ず支払われるかどうかはわかりません。たとえ取り決め内容を公正証書に残しておいたとしても、差し押さえをしようとしても、相手が転職したり無職になったり姿をくらませると、どうしようもないからです。

こうしたお金の不安から、離婚はせず我慢して今の状態でいることを選ぶ人は多いでしょう。

理由③夫をATM、妻を家政婦という気持ちで見ている

離婚しない3つ目の理由は、夫婦としての関係は諦めていても、お互いに「共同生活をしている人」としてみなして過ごすことです。

よく、「夫はATM」「妻は家政婦」と相手を例えることがあります。まさにこの見方をして、「夫はお金を持ってきてくれる人」「妻は身の回りのことをしてくれる人」という認識で生活をし、あえて離婚はしないという選択です。

理由④親戚、会社、友人など世間体があるから

仮面夫婦なのに離婚しない4つ目の理由は、「世間体」です。

同じ職場に勤めている夫婦、親戚、共通の友人、ママ友・パパ友などに知られることを恐れていたり、離婚することを「みっともない」と思っていたりする人によく見られるケースです。

また、両親に心配をかけたくないという思いから仮面夫婦であることを隠し、親戚で集まるときなどには仲が良さそうにふるまいます。

理由⑤手続きや話し合いが面倒だから

離婚しない5つ目の理由は、離婚に向けた話し合いや離婚後の手続きが面倒ということです。

特に女性は入籍時に改姓することが多いため、離婚後にあらゆる名義を変更する手間がかかります。運転免許証、健康保険証、クレジットカードをはじめ、さまざまな手続きを短期間で済まさなくてはいけません。

こうした手間が大きなストレスになるため、それならばとあえて離婚をせず仮面夫婦のままで良いという選択をする人は実際にいます。

また、離婚をしたいという気持ちがあっても、相手と同じ席について話し合うことが苦痛に感じたり、面倒に思ったりするという人もいます。配偶者がモラハラ気質であったり、寡黙でなかなか自分の思っていることを話さない人だったりすると、自分の気持ちがなかなか伝わらず空回りしている気分になるでしょう。

虚しさを感じてしまうため話し合いを避けたいという人は、あえて仮面夫婦でいるという選択をする人もいます。

仮面夫婦はいつまで続けられる?仮面夫婦のメリット・デメリットとは


「仮面夫婦」はネガティブなイメージを持たれがちです。実際にさまざまなデメリットがありますが、離婚をせずこの状態を選ぶメリットも少なからずあります。

ただ、仮面夫婦でいることを選んだとしても、この状態はいつまで続けられるのでしょうか?

ここでは、仮面夫婦でいるメリット・デメリットをそれぞれ見てみましょう。

メリット①お互いに変わらぬ生活を続けられる

1つ目のメリットは、離婚をせず夫婦関係を継続することで、今までと変わらない生活を続けられることです。

離婚を選んでしまうと、少なからず環境は変わります。家を出て引っ越しする、名字が変わる、子供の学校や保育園を転園させる、転職するといった何らかの変化もあるでしょう。

環境の変化は人間にとって大きなストレスになる可能性が高く、特に離婚というネガティブな事柄に絡んでいると、人によってはうつ病などに陥ってしまうことも少なくありません。

離婚をせず仮面夫婦でいることを選べば、今のまま自宅にいられたり、子供の名字が変わったりすることはありません。夫婦として同じ屋根の下で暮らすというストレスは多少なりあったとしても、大きな環境の変化はないためストレス軽減につながります。

メリット②夫婦・家族として一緒にいれば世間体を気にしなくて済む

たとえ家の中ではまったく会話がなかったとしても、子供の学校行事や親戚の集まりなどに行ったときに最低限会話をするというルールを設けていれば、世間体を気にせずに済みます。

ひとり親の家庭になると周囲から気を遣われたり、離婚に反対する親戚もいたりするため大きなストレスになる可能性があります。

関係が冷え切っていたとしても夫婦関係を続けていれば、ひとまず世間体は気にしなくて済むでしょう。

メリット③離婚の煩わしさやトラブルを避けられる

仮面夫婦の状態を選ぶことで、離婚をする際の面倒な話し合いや手続きを避けられるというメリットがあります。

たとえまったく会話がなかったとしても、いざ離婚を切り出すと親権や財産分与といった話で争いに発展する可能性があります。話し合いでの協議離婚がうまくいかなければ、家庭裁判所での離婚調停や裁判を行う必要があるため、長期間にわたってストレスを受け続けることもあるでしょう。

こうしたトラブルを避けるため、あえて離婚をしないという選択をする人も多くいます。

デメリット①子供が家庭内の不穏な雰囲気を感じ取って影響が出る可能性

続いては、仮面夫婦でいるデメリットです。

1つ目のデメリットは、子供への影響です。子供がいる家庭の場合、家の中で両親の会話がない、不仲であるという雰囲気を感じ取ってしまい、情緒不安定になったり将来的に恋人やパートナーを持たないと決めたりすることがあります。

子供に仮面夫婦だと伝わっている場合、「なぜ離婚しないのか?」「自分がいるから?」という思いを、幼いながらに抱えてしまう可能性があります。親への不信感にもつながり、大人になるにつれて早く家を出ようとしたり反抗期に大きなトラブルになったりすることもあるでしょう。

デメリット②夫婦お互いにストレスが溜まっていく

いくら会話がないと言っても、愛情のない相手と同じ家に暮らしていることでストレスが溜まっていってしまいます。ズルズルと仮面夫婦の関係を続けていても良いのか、スパッと離婚してしまったほうが良いのではないかなどと悩み、気付いたときには心を病んでしまうこともあるでしょう。

仕事が終わっても家に帰りたくないなど、家にいることが苦痛に感じるようになり、大きなストレスになるでしょう。

デメリット③ママ友や友人など周囲に仮面夫婦であることがバレる可能性

離婚をせず仮面夫婦でいるデメリットとして、周囲に仮面夫婦であることがバレてしまう可能性も挙げられます。

近所の人やママ友など、いつ・どんなタイミングで仮面夫婦であることがバレてしまうかはわかりません。たとえ外では仲が良さそうにふるまっていたとしても、「何かおかしい」と感じる勘の良い人は少なからずいます。

もし仮面夫婦であることがバレてしまえば、ゴシップネタのように噂される可能性はあるでしょう。

仮面夫婦の心理とは?夫・妻・子供の本音を聞いてみた!

仮面夫婦になってしまう原因やきっかけはさまざまなものがありますが、仮面夫婦でいる人たちの気持ちはその当事者にしかわかりません。

妻として、夫として、そして子供として一つ屋根の下に暮らすからには、仮面夫婦という選択をすることでさまざまな影響が及びます。

ここからは、実際に仮面夫婦として過ごしている妻・夫、そして両親が仮面夫婦という子供目線の心理について、当事者たちの気持ちを紹介します。

仮面夫婦:夫の気持ちとは

「仮面夫婦歴17年、セックスレス10年になります。
私(夫)42歳、妻44歳、息子16歳
離婚する決断ができずに、ずるずるときてしまいました。
お互い結婚前のような愛情はなく、私はないがしろにされてます。
妻は、子供と出掛け私は基本的に蚊帳の外です。
息子も私にはなついていません。」

引用元:Yahoo!知恵袋

「お互い全く好きではないが子供のために仮面夫婦をやっている、という方いらっしゃいますか?
妻とは子供(7歳)が産まれてから徐々に2人の会話がなくなり、
夜の方も拒否されて一度もなく、家族としては平和に過ごしてきました。
妻は子どものことにしか関心がなく、私のことは子供の父親として役割を果たして欲しいという考えです。
子どもを連れて3人で出かけるし、ディズニーランドにも行きます。
仲がいいといえばいいのかもしれません。
ですが、夫婦として機能はしていないですし子どもも小学生になったのでそろそろ離婚したいと思い、妻に話しました。
妻は、2人の関係なんてどうでもいいから子供のために大きくなるまでは一緒に暮らすべきだと言いました。
私はそれが嫌だから離婚したい、と言い意見が合わず、、」

引用元:Yahoo!知恵袋

男性側としては、セックスレスになっていたり子どもが産まれてから自分がほったらかしにされていたりするという意見が目立ちました。

女性は子どもができると変わる、男性は良くも悪くも変わらないという意見はよくありますが、それが夫婦でのすれ違いや価値観の違いにつながっているのかもしれません。

仮面夫婦:妻の気持ちとは

「現在夫はインターンから自分で採用した女性と週末通い婚状態です。私も息子の塾の先生と関係を持っています。お互いそのことを知っていますが無関心です。
話し合って、子供の前ではお互いの悪口を言わない、家のことは1番に優先、お互いの愛人は黙認、などのルールを作った結果前よりも家庭は雰囲気が良くなりました。
しかし、こんな醜い両親の元で育って子供たちは幸せなんだろうか、などとふと考えてしまいます。」

引用元:Yahoo!知恵袋

「30代夫婦、結婚3年、子0歳がひとり。
交際時
お互いに条件がよかったのでなんとなく付き合った。
趣味も合わず会話も弾まず体の関係もほぼなかったが、お互いにいい年だったので夫が結婚したいと言い出し、私も年齢的にあとがないと思って結婚。
(今となってはここで結婚したことを後悔している)

子どもが生まれてから
以前のように自分が出かけられないため、夫といる時間が長くなり、かなりストレスが溜まっている。
育児は自分ひとりでしている状態だが、子どもが可愛いのでそれは苦ではない。
とにかく夫といると息が詰まるので、平日は夫が帰ってくる前にすべての家事や自分のご飯やお風呂を済ませ、帰ってくると逃げるように子どもと自分の寝室にこもってしまう。
顔を合わせるのが嫌でトイレも我慢するほど。
最近は顔を合わせないといけない朝や夫の休日が近付くと腹痛までするように。」

引用元:Yahoo!知恵袋

妻側に多いのは、自分の気持ちに正直になりたくても子どものことを思うと、離婚に踏み切って良いのかどうかという迷いです。

両親が揃っているほうが良いのか、離婚して経済的にやっていけるのか、物心がつくまでに・もしくは子どもが大きくなって巣立ってからのほうが良いのかなど、さまざまなことに悩んでいる人がほとんどです。

仮面夫婦:子供の気持ちとは

「両親が仮面夫婦です。
私は今25歳、妹と共に関東へ上京し実家には両親だけです。
物心ついた時から両親は不仲でした。
喧嘩をするのではなく必要最小限の会話しかせずほぼ家庭内別居です。実家にいた時も私が「父はこう言ってたよ」「母はこう言ってたよ」と間に立っていました。

GWも父が家にいるので母が辛くならないよう帰省すべきなのかとも考えてしまいます。父が65になり退職したら今後どうするか母は決めるつもりだそうですがこの時点で私自身も限界が来始めています。」

引用元:Yahoo!知恵袋

仮面夫婦の両親のもとで育った子どもは、両親を反面教師にするという意見が目立ちました。

他にも、「恋人を作りたくない」「両親と同じようになってしまわないか不安」という声もあり、少なからず仮面夫婦の影響が及んでいる意見も多く見られます。

たとえ自分が家を出たとしても、実家に残された両親はこれからどうなるのか、結婚式への出席や老後のことなどさまざまな悩み事があるでしょう。

仮面夫婦の行く末はどうなる?


仮面夫婦の状態をそのまま続けると、将来的にどうなるのでしょうか?

仮面夫婦は一生続けられるのかどうか、仮面夫婦の二人に将来起こるであろう4つのパターンを解説します。

パターン①仮面夫婦を続けてそのまま夫婦でいる

1つ目は、生涯仮面夫婦としてそのまま婚姻関係を継続するパターンです。

仮面夫婦はお互いに干渉せず、家事などのやるべきこともそれぞれ自然と分担していることが多いため、この生活に慣れてストレスに感じないという人はそのままのほうが良いかもしれません。

ただ、年を重ねるとお互いの不調や病気が発覚したとき、そして働けなくなったときや介護が必要になったとき、どうすべきかを考えておく必要があります

仮面夫婦の緊急時、どのような行動を取れば良いのかについては、さまざまな方法が挙げられます。

たとえば、お互いにそれぞれ老後の資金を貯めておき、もしものことがあったら施設に入るようにしておくなどがあるでしょう。

「会話のない状態が続いています。一言で言えば価値観の違いからです。
夫の物事に対する温度差が酷く、そばにいる私は、振り回され疲れ果てます。
防衛本能なのか、気にしないようにするため、関わりを避けての結果です。
会話がなければ喧嘩もせず、傷つかず、私としては、とても安定しています。

でも、心が通わないだけで、不思議に、嫌いなわけではないのです。
将来介護する立場になっても、身内の使命感のようなもので出来ると思います。
逆の場合、夫はどうかわかりません、私は見捨てられるかもしれませんが」

引用元:Yahoo!知恵袋

このように、家族としての情や使命感から介護をする気持ちはあるという夫婦もいます。夫婦仲は決して良くなかったとしても、夫婦として長年一緒にいたことは事実です。そのことがお互いのとげとげしい気持ちを和らげるかもしれません。

パターン②仮面夫婦に耐えられなくなり離婚

2つ目のパターンは、離婚です。長年に渡って冷えた関係を続けており、「今のままでも良いかもしれない」と考えている夫婦であっても、配偶者が転職をしたり体調を崩したり、子どもが巣立つなど環境の変化があったときに、「やっぱり離婚したい」と思うケースは多いでしょう。

離婚をする場合にはまずは夫婦間での話し合いからスタートしますが、なかなか話が進まないという場合や、相手が離婚を拒んだり話し合いに臨まなかったりするという場合には、「離婚調停」に移行します。家庭裁判所で第三者を挟んだ話し合いをし、財産分与や養育費などの取り決めをするものです。

離婚の流れや調停について、詳しく後述します。

パターン③老後を前に熟年離婚

仮面夫婦の状態を続け、夫の退職や老後を考えたときなどに別れる「熟年離婚」のケースもよくあります。

「たぶん我が家も仮面かな。
とりあえず家族というより同居人です。
旦那がどう思ってるかは不明ですが
少なくとも私は触れられることも友達以上の
距離に近寄られることも不快というか嫌悪ですねー。

とりあえず子供が大きくなったあとは
老後に二人だけの生活なんてのは
ありえませんね!(断言)」

引用元:Yahoo!知恵袋

特に女性に多いのがパターンです。たとえば、結婚当初のすれ違いや不倫などのショックを忘れられず、夫に復讐するために「熟年離婚」を突きつけるというものです。夫婦として長年を過ごしますが、それまでは着々と貯金をするなどの準備をし、夫の退職後や男性機能が衰えたときに離婚を切り出します。

「夫の裏切りによって深く傷つきました。
しかし今は別れはせず、当面は仮面夫婦を続け、顔では笑いながら優しく尽くし、心のなかでは、いつか夫に報復を与えるつもりで夫婦生活を続けていくことにしました。
報復とは、彼が男性としての人生やり直しが出来ないくらいになったら(女に見向きもされないジジイになったら)ゴミのように捨てるというような事です。
おそらく、イメージとしては夫が40代半ば~50才くらいです。」

引用元:Yahoo!知恵袋

これまで仮面夫婦で冷え切った状態でも夫の身の回りの世話をしていたのに、退職したら四六時中一緒に過ごすことになる…と想像して、急に離婚願望が強くなるという女性は少なくありません。夫の介護はもちろん、3食の用意をはじめ今まで以上に負担となる家事を今後も続けていかなくてはならないという現実を見たとき、離婚を決意して自由になりたいと感じる人は多いでしょう。

パターン④仮面夫婦を続けながら新たなパートナーを作る

仮面夫婦の状態を続けながら、お互いに「セカンドパートナー」を作るという家庭も少なくありません。

>>「セカンドパートナー」ってどんな関係?40~50代に急増中!?不倫ギリギリライン

夫婦としての関係は続けていくけれど、それぞれ外で違う相手を見つける…つまり「公認不倫」です。

お互いに外でパートナーを見つけて関係を持つけれど、きちんと家には帰ってくるというものです。配偶者には感じられなくなった安らぎや愛情などを外で得ながら、夫婦関係を継続します。

一般的に不倫は不貞行為として離婚事由にあたり慰謝料請求の対象となりますが、夫婦関係が破綻している状態での不倫は慰謝料を請求できない可能性が高くなります。すでに夫婦関係が壊れていると裁判官に判断されるようなメールなどの証拠がある場合、離婚届を出してはいないけれどお互いにサインしているといった場合が当てはまるでしょう。

他にも、配偶者とセックスレスになったためにセックスフレンド、いわゆる「セフレ」を作るという人もいます。

また、セカンドパートナーを持ったことで配偶者のありがたみがわかり、関係が改善したというケースも少なくありません。

セカンドパートナーの探し方ですが、既婚者向けのマッチングアプリや出会い系サイトをはじめ、SNSなどで出会うという方法があります。

>>不倫ではない「セカンドパートナー」、既婚者同士が上質な出会い「Sepa(セパ)」

仮面夫婦を終わらせたい…修復?離婚?関係を変える5つの対処方法


仮面夫婦の中には、現状をどうにかして打破したいと考えている人も多くいます。

ただ、夫婦関係を修復すべきなのか、このまま離婚すべきなのかわからず、悶々と毎日を過ごしているという人もいるでしょう。

「「仮面夫婦」という状態になってしまい関係を修復したいです。
現在、私の夫婦関係は完全に冷め切っています。
表では仲の良い夫婦として人付き合いをしているのですが、この生活にも限界です。
私の方は愛情があるし旦那とやり直したいと考えています。
でも旦那のほうは私に全く無関心で目を合わせてくれないし話しかけても返事すらありません。
どうやったら以前の仲が良かったころに戻ることができるのでしょうか。」

引用元:Yahoo!知恵袋

そこでここからは、仮面夫婦状態を終わらせるためにできる5つの対処方法を解説します。

対処方法①夫婦で腹を割って話して解決策を探る

まずは、夫婦で話し合いの場を設けることです。

前進するも後退するも、まずは話し合いをしなければ何事も始まりません。声をかける機会がないというときには、リビングのテーブルに「話がしたいので、時間をください」などと書き置きしておいたり、LINEやメールなどに連絡を入れておいたりすると良いでしょう。

パートナーのタイプにもよりますが、感情的になりやすいタイプや逆上して話し合いにならないタイプは、ファミレスなどで話しをしたり、第三者を交えた話し合いをしたりするのがおすすめです。

  • ・現状についてどう思うか
  • ・自分はどうしたいと思っているか
  • ・あなたはどうしたいか

できるだけ具体的に、今後どうしたいかという思いを伝えましょう。面倒くさがって話を取り合ってくれないというケースも考えられますが、この場合も外部や第三者を交えるのがおすすめです。

しっかりと腹を割って話し合い、それでも関係修復が難しそうであれば別居してみる、その後別れるという選択肢を取ることもできます。

対処方法②共通の友人や親戚に相談してみる

配偶者に直接話すのが難しい場合や、まだ自分がどうしたいかという方向性が定まっていない場合は、夫婦共通の友人や信頼できる親戚に相談してみると良いでしょう。

仮面夫婦状態を一切話していないという人でも、話してみると「やっぱりね」と薄々感づいていることもあります。

誰にも相談できず一人で毎日悩んでいる…ということが多い仮面夫婦問題は、相談先ができると一気に進展することも珍しくありません。

相談できる環境ができただけでストレスが和らぐことも多くみられます。周りに相談できる人がいないという場合には、SNS上で個人が特定されない程度に相談してみるのも良いでしょう。

対処方法③一時的に別居をして距離を取ってみる

仮面夫婦は関係が冷え切っていたとしても、同じ家に帰ってくるのが特徴です。

そこで、一時的に別居をしてみましょう。ウィークリーマンションなどで短期間別居してみて、一人でも寂しさを感じることなく無理なく生活ができそうと判断できたり、ストレスから解放された気分になって前向きな気分になったりするかもしれません。

また、別居を経てお互いに何か感じることがあるでしょう。関係修復の話し合いのきっかけになることもあれば、本格的に離婚話に進むことも考えられます。ただ、今の状態のまま悩み続けることを考えると、「別居」という行動を取ることは関係が前進する可能性が高いでしょう。

対処方法④仮面夫婦のほうがラクだと割り切ってみる

下手に話し合ってゴタゴタが起こるよりも、「仮面夫婦でいることのほうがラク」と気持ちを切り替えてみましょう。

たとえば「不自由なく生活ができているからいい」「子供が巣立ったら一人になろう」など、前向きに考えてみるのがおすすめです。離婚の面倒な手続きやなかなか進まない話し合いを考えると、「今のままでも良いか」と思えるかもしれません。

対処方法⑤弁護士など専門家に相談してみる

現状を打破したい場合、そして関係修復よりも離婚に気持ちが傾いている場合には、友人や親戚だけでなく弁護士などの専門家に相談してみると良いでしょう。

弁護士への相談は敷居が高い、高額な料金がかかるというイメージを持っている人もいるかもしれません。しかし、弁護士に気軽に相談できるサービスはたくさんあります。

無料で法律相談を受けられる「法テラス」をはじめ、有料会員登録をして弁護士に相談できるネットサービスなどがおすすめです。法テラスについては、収入や資産が一定額以下の人が利用できるという条件が設けられているので注意が必要です。また、一回の相談は30分程度で、回数も3回までという条件もあるので事前に確認しておきましょう。

仮面夫婦が離婚するまでの流れ


離婚に踏み切ることを決めたら、できるだけ事がスムーズにいくように準備をしましょう。

ここからは、仮面夫婦が離婚をする際の流れについて具体的に解説します。

①夫婦での協議

まずは、離婚を切り出して話し合いをするところからスタートします。

会話のない仮面夫婦だからといって、すんなり離婚に応じてくれるとは限りません。もちろん、そのまま離婚届にサインをしてくれる人もいますが、さまざまな取り決めをしないといけないため話し合いは必須です。

このように、二人での話し合いが難しいと考えられる場合には、第三者に間に入ってもらったり、外で話を切り出すようにしたりするなどの工夫をしましょう。また、離婚話を切り出した後に身の危険を感じるようなことがあれば、すぐにネットカフェやビジネスホテル、頼れる友人の家などに非難できるよう、あらかじめ場所をピックアップしておくのもおすすめです。

特にそういった危険もなく、スムーズに話ができそうであれば財産分与などの取り決めに移りましょう。

②慰謝料・財産分与・養育費・親権の取り決め

離婚に合意してもらえたら、資産や家、車などさまざまな物について話し合いをします。子供の有無によって、話し合う内容も異なります。

【決めること】

  • 財産分与
  • 慰謝料の有無
  • 子供の親権
  • 子供の養育費
  • 子供の面会交流

財産分与は、結婚生活中に夫婦でともに築いた財産を分け合うことを言います。そのため、独身時代からの貯金や家財は対象外です。ただ、婚姻中に夫の収入・夫の名義でマイホームや土地を購入したとしても、それは妻が家事などを分担していたことによるもののため、実質的には夫婦の財産とみなされます。

財産分与の割合は人それぞれですが、一般的には離婚に至った原因を作ったほうが少なくなります。仮面夫婦の場合、配偶者の不倫がきっかけだったという場合にはそのことが認められ、不倫されたほうが多く財産をもらえる可能性が高くなるでしょう。

子供がいる場合には、親権や養育費についても決めましょう。養育費については金額や支払時期などを細かく決めなくてはなりません。口約束になると後で大きなトラブルになる可能性もあるため、必ず「公正証書」に残しましょう。

公正証書(執行証書)を作っておくと、ここで決められた内容を破った人に対して給与の差し押さえができるようになるなど、さまざまな手続きができるようになります。月々支払う養育費については、その基準が裁判所から「算定表」として公開されているので参考にしてみましょう。ただし、必ずしもその金額でなければならないということはありません。

収入に余裕がある人や、進学時期が近く子供へのお金がかかることがわかっている場合には、算定表よりも多くの金額をもらえるかどうか話し合ってみましょう。

参照:法務省「どうやって取り決めを行うの?」

③対立する場合は離婚調停の申し立て

離婚に際してさまざまな話し合いや取り決めが必要になりますが、どうしても意見が合わないときや、お互いに感情的になって話し合いにならないときもあるでしょう。

時間をおいても、回数を重ねても話が進展しない場合には、「離婚調停の申し立て」を行うことも検討しましょう。

■離婚調停とは

管轄の裁判所に離婚したいという旨を申し立てます。夫婦が裁判所に出席し、第三者となる調停員を交えて話し合いを行うものです。申立てに使う書類をはじめ、収入印紙や切手などを用意しなければなりません。離婚裁判を行うにも、まず離婚調停を行う必要があります。調停で話がまとまらなければ裁判に移行します。

参照:裁判所「夫婦関係調整調停(離婚)」

どちらかが離婚調停を申し立てると、相手に向けて裁判所から出席を求める通知が郵送されます。同じ家に暮らしている場合は家の中でトラブルになる可能性もあるため、身の危険を感じるようなことがあればすぐに避難できるよう、調停前に準備をしておくのがおすすめです。

もし、相手が調停に出席しなかったり離婚に一切応じなかったりする場合には、調停員が間に入って調整してくれます。しかし、それでも合意に至らない場合は「調停不成立」となり、裁判に移ることができます。

裁判では、離婚調停と同様に子どもの養育費や親権者についても決めるよう申立て可能です。

「仮面夫婦」をテーマにしたおすすめマンガ・小説・ドラマ

仮面夫婦をテーマにしたマンガや小説などはとても人気です。リアルなものも多く、ドロドロした内容にくぎ付けになってしまう…という人も多いのではないでしょうか。

ここからは、仮面夫婦がテーマになっているおすすめのマンガ・小説・ドラマ作品を紹介します。自身も夫婦関係で悩んでいるという人は、ぜひチェックしてみてください。

マンガ①「仮面夫婦 自分ほど幸せな人間はいない」

仮面夫婦 自分ほど幸せな人間はいない
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碧ゆかこ (著), 花李くる実 (著)

【あらすじ】
“私は整形美人。2年前、自己で顔がぐちゃぐちゃになったところを、大病院の院長である夫に助けられた。夫の手で整形され、誰もが羨む美貌を手にした。裕福な医者の妻として、父の借金からも入院中だった母の世話からも解放され、夫は毎日愛を囁いてくれる。私程幸せな人間はいないのかもしれない。たとえ、セックスレスだとしても…。結婚当初から、私とはしないのに夫には愛人がいる。それはなぜなのか──。そんなとき、結婚前に好きだったひとが私の前に現れて? 逃げられない、偽りの幸せにとらわれた女の物語。”

マンガ②「ただ離婚していないだけ」

ただ離婚していないだけ
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本田優貴 (著)

【あらすじ】
“正隆と雪映は結婚7年目の夫婦。だが関係は冷めていた。正隆は不倫をしていた。そしてそのセフレ(17歳)を妊娠・中絶させてしまう。不倫と妊娠・中絶の果てには何が。どうして結婚したのかな、と苦しくなる一般人サスペンス”

マンガ③「仮面夫婦~御曹司は今夜も妻を愛せない~」

仮面夫婦~御曹司は愛しい妻を溺愛したい~
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吉澤紗矢 (著), 芦原モカ (イラスト)

【あらすじ】
“箱入り令嬢の美琴は、御曹司の一希と政略結婚をした。愛はなくとも、せめていい妻になろうと歩み寄るけれど、一希は美琴の存在を完全無視。それどころか、「これは俺が望んだ結婚ではない」と言ってきて…!?ついに美琴は離婚を決意するものの、なぜか一希の詰めたい態度が一変!「お前を一生離さない」と男の本能をむき出しに、色気たっぷりに求めてきて…!?”

小説①「仮面夫婦~御曹司は愛しい妻を溺愛したい~」

仮面夫婦~御曹司は愛しい妻を溺愛したい~
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吉澤紗矢 (著)

先ほど紹介した「仮面夫婦~御曹司は今夜も妻を愛せない~」の小説版です。マンガよりも小説のほうが頭の中でさまざまな想像を膨らませやすく、少しずつ読み進めたい人におすすめです。

小説②「離婚寸前!?仮面夫婦からの溺愛生活 コワモテ軍人は奥様に夢中です」

離婚寸前!? 仮面夫婦からの溺愛生活 コワモテ軍人は奥様に夢中です
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白ヶ音雪 (著)

【あらすじ】
“「妻として迎えるなら、貴女以外にいないと思った」
没落令嬢のレイラは、初恋の資産か軍人シルヴェストルからの救いの手を取り契約結婚するも、初夜すら済まさない仮面夫婦のまま3年が経った。そっけない夫に離婚も間近かと予想するレイラだが、彼は暴漢に襲われ、怪我が元で彼女と出会ってからの記憶を失ってしまう。「俺の妻は可愛いな。もっと、可愛がってやりたくなる」記憶喪失になった途端に、彼は甘い言葉でレイラを口説き溺愛し始め!?”

ドラマ①「アイムホーム(日本ドラマ)」


>>アイムホーム(日本ドラマ)

【あらすじ】
“木村拓哉が、記憶を失った父親役を演じるホームドラマ。証券会社勤務の家路(木村)は、自己で直近5年間の記憶が曖昧になってしまう。妻(上戸彩)と息子が仮面をかぶったように見える一方、離婚した前妻と娘への愛着に気付き困惑する。過去の自分を探るため、家路は手元に残った10本の鍵束を元に旅に出る。”

ドラマ②「仮面(韓国ドラマ)」


>>仮面(韓国ドラマ)

【あらすじ】
“次期大統領候補の娘ソ・ウナはSJグループの御曹司チェ・ミヌとの政略結婚を控えていた。一方、デパート販売員として働くピョン・ジスクは父の借金に悩まされる日々。瓜二つの外見を持つウナとジスクは互いの存在も知らず、まるで違った人生を歩んでいたが、ある日、偶然遭遇する。その矢先、ウナがミヌの家のプールに転落し、脳死状態に陥る事件が起きる。SJグループ乗っ取りを目論むミヌの義兄ミン・ソクフンは、ミヌを操るべく、ジスクをウナの身代わりに仕立てようと画策。闇金会社に追い込まれたジスクは、悩んだ末、借金返済を条件にソクフンの取引をのみ、ソ・ウナとしてミヌと結婚することに。はじめは極度に神経質なミヌに戸惑うジスクだったが、一緒に暮らすうちに彼の純粋さに触れ、ソクフンの罠から守りたいと思うようになっていく。”

【独自アンケート調査】日本の仮面夫婦は多い!?仮面夫婦の割合について

離婚する夫婦の数は年々増えていますが、それに伴って仮面夫婦の数も増えていると予想できます。

2019年度の「人口動態統計の年間推計」(厚生労働省調査)によると、婚姻件数が約58万件であるのに対して、離婚件数は約21万件となっています。これを単純に見ると、婚姻件数に占める離婚件数の割合は約36%となり、3組に1組ほどの夫婦が離婚する計算言えるでしょう。

また、ある雑誌の調査で夫婦300組に対して「自分の家庭は仮面夫婦だと思うか」という調査を行った結果、165組が「そうであると思う」と答えたそうです。

全体の半数を超えていることから、少なくとも婚姻数全体の4割ほどは仮面夫婦と言えるのではないでしょうか。

そこでe-venzでは今回、実際に仮面夫婦は多いのかどうか、仮面夫婦だと思われる家庭の傾向や、仮面夫婦になったきっかけについて調査しました。

【アンケート調査概要】
調査方法:インターネットアンケート
調査期間:2021年08月30日 ~ 2021年08月30日
調査対象:全国の既婚者の男女200名
有効回答数:200(男性124人・女性76人)

調査結果①仮面夫婦を自覚している夫婦の数

1つ目の調査は、「自分の家庭は仮面夫婦だと思いますか?」という質問についてです。(2021年実施)

その結果、全体の20%が「はい」と答え、80%が「いいえ」と回答しました。離婚をしている夫婦の割合は3組に1組という結果でしたが、その前段階とも言える仮面夫婦については2割程度という結果になりました。

調査結果②仮面夫婦の年齢・性別・収入別データ

仮面夫婦だと自覚している夫婦について、さらに細かなデータを見てみましょう。

仮面夫婦だと思いますか?という質問に対して、「はい」と答えた人の年代は以下の通りです。

【年代】

  • 30代 20%
  • 40代 約23%
  • 50代 約19%
  • 60代 約18%

今回の調査結果からは、30代から40代にかけて仮面夫婦だと思っている人が増え、50代以降は減少傾向にあることがわかります。

【年代】

  • 3男性 約20%
  • 3女性 約19%

【子供の有無】

  • あり…約20%
  • なし…約19%

性別や子供の有無では、大きな偏りは見られませんでした。

【世帯年収別】

  • 200~800万円…約20%
  • 800~2,000万円…約10%
  • 2,000万円~…60%

一方、大きな違いがあらわれたのが「世帯年収」です。このアンケートは世帯年収であり夫の年収ではないため、世帯年収が高い家庭の中には妻の年収が高いケースや夫の収入が高く妻がワンオペで家事・育児をしているなどさまざまなパターンが考えられます。

世帯年収が2,000万円を超えると、仕事や家事などで忙しくお互いに顔を合わせない、すれ違いの生活が続いた結果として仮面夫婦になった…ということも考えられるでしょう。

世帯年収が200~800万円までの家庭では20%ほどの夫婦が「仮面夫婦だと思う」と回答しており、800~2,000万円の家庭では仮面夫婦を自覚する人の割合が10%に減っています。

調査結果③仮面夫婦になったきっかけ

仮面夫婦だと思うと回答した男女38名に、なぜ仮面夫婦になったのか、その「きっかけ」についても尋ねてみました。

【男性の声】

  • ・「セックスレスが原因」(44歳/愛知県)
  • ・「ウソがバレた時から」(52歳/東京都)
  • ・「親戚と不仲になっても自分の味方をしてくれない」(49歳/福岡県)
  • ・「意見のすれ違い」(44歳/岐阜県)
  • ・「信頼関係が希薄」(74歳/福岡県)
  • ・「単身赴任」(66歳/新潟県)
  • ・「話をすると喧嘩になるから」(60歳/神奈川県)

【女性の声】

  • ・「セックスレス」(52歳/千葉県)
  • ・「不倫」(51歳/千葉県)
  • ・「配偶者のケガで性格が変わった」(76歳/徳島県)
  • ・「お互いの思考の違いが明白になった」(70歳/東京都)
  • ・「会話」(55歳/神奈川県)

仮面夫婦になったきっかけには、男女共通して「セックスレス」や「意見のすれ違い」といったものが挙げられました。そのほかにも、不倫が原因で信頼関係に亀裂が入り、再構築がうまくできず仮面夫婦になってしまうケースもあるようです。

仮面夫婦になった人の「生の声」をお届けしましたが、なぜ仮面夫婦になってしまったのかという理由は本当に人それぞれです。パートナーのどんな態度や言動が引き金になってしまったのか、修復できないところまで行ってしまったのかは、その当事者にしかわかりません。

まとめ

仮面夫婦といえどもさまざまなケースがありましたが、肝心なのは各夫婦にとって何が最適解なのか?ということです。必ずしも離婚が悪というわけではなく、それが家族にとって良い場合も往々にしてあるでしょう。

また、言いたいことやストレスを溜め込んでいるだけでは何も関係性が変わりません。時間の経過とともに考え方が変わって関係が良好になったという夫婦もいれば、現状を打破するために真正面からお互いに向き合った人もいます。

仮面夫婦から関係を修復できたという夫婦は決して少なくありません。

考える余裕がなく日々が淡々と過ぎていく夫婦も珍しくありませんが、この記事を読んでいる方にとって、今一度自分たちの関係性を見直すきっかけになれば幸いです。自分の人生は自分のもの、自ら人生の舵取りをして前向きに過ごしていきましょう!

「仮面夫婦」についてよくあるQ&A

最後に、仮面夫婦に関してよく寄せられる質問をQ&A形式で紹介します。

会話がない、愛のない仮面夫婦です。離婚したいけれどどう行動したら良いですか?

仮面夫婦で、なおかつ離婚したいという気持ちがはっきり固まっている場合は、まず夫婦間での話し合いに臨みましょう。

離婚をする・しないに関わらず、仮面夫婦である現状を変えたいと思う場合、夫婦間での話し合いは必須です。

ただし、パートナーが話し合いに臨まない場合や暴力、モラハラがあるなどまともに話し合いができない場合は、親戚や共通の友人などを挟んで場を設けるか、弁護士に相談して同席してもらうのがおすすめです。

仮面夫婦はいつまで続けられる?一生このまま?

仮面夫婦の状態を一生続けるのは、現実的に難しいと考えられます。

お互いに体が元気なうちは仮面夫婦の状態を続けても良いかもしれませんが、体を壊してしまったときや老後など、どうしても夫婦として何らかのやり取りをしなければなりません。

パートナーの病気が発覚したときや要介護になったとき、どのように思うかを考えてみましょう。

助け合えないと感じたら別居や離婚という選択肢もありますが、まずはお互いに今後どうするべきなのかを話し合うのがおすすめです。

また、実際に仮面夫婦の状態で老後を考えている人の声を紹介します。

「私は(53歳)仮面夫婦が嫌になって今別居しています。もう5年経ちますが主人は(61歳)は自分の健康の事が心配で離婚に応じてくれません。神経質な人で特に今どこが悪いという事もないのですがそれでも駄目ですね。
私はもし離婚が成立したなら何れは有料老人ホームに入ろうと思っています。
子供たちに老後の面倒を見て貰うのも悪いと思っていますし、負担はかけたくないと思っていますので・・・・・。」

引用元:Yahoo!知恵袋

一生仮面夫婦を続けることは現実的に難しいと言えるでしょう。どちらかが倒れてしまったときに揉め事になる可能性もあれば、仮面夫婦であっても長年一緒に過ごした情からそのまま老後をともに過ごす可能性もあると言えます。

仮面夫婦を続けていたら熟年離婚する可能性はありますか?

あります。

30代や40代など子育て真っ最中の時期は、子供のために両親が揃った状態が良いという思いから、離婚という選択をしない夫婦も多くみられます。

しかし、子供が巣立った後は夫婦二人きりの生活になるため、その空間や雰囲気にストレスが溜まって熟年離婚に発展する可能性はあるでしょう。

仮面夫婦で熟年離婚をするよくあるパターンとして挙げられるのが…

  • ・子供が義務教育を終えたら離婚する
  • ・子供が成人したら離婚する
  • ・夫が定年退職したら離婚する

など、人生における大きな節目を迎えたときです。

「仮面夫婦です。
子供が義務教育を終えたら離婚します。
死ぬまで仮面夫婦のまま生活する方もいらっしゃるでしょう…」

引用元:Yahoo!知恵袋

仮面夫婦だと子供にどんな影響があると考えられますか?

仮面夫婦の状態が続くと、子供にも少なからず何らかの影響があると考えられます。

「間違いなく影響します。
起こり得る問題は“結婚願望”の欠如に加え、“帰巣本能”の喪失ですね。」

引用元:Yahoo!知恵袋

外では仲が良さそうに会話をしているのに、ひとたび家の中に入れば別行動をしたり口を利かなかったりすることで子供は混乱してしまいます。子供のことだけ、子供の前でだけは家庭内でも会話をするというルールを設けている夫婦もいますが、それでも外とは違う雰囲気を感じ取るでしょう。

両親の不仲によるストレスから自傷行為する子供、自宅に帰りたがらない子供、恋愛や人を好きになることに臆病になる子供、恋人ができても結婚はしない・子供は持たないと決めている子供など、さまざまな影響が考えられるでしょう。

 

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