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マッチングアプリに潜むサクラ&業者の特徴と一覧【見分け方とサクラバイトの実態】

マッチングアプリに潜むサクラ&業者の特徴と一覧

更新日:

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いいねが来たのにメッセージの返信がない
全然会えないけど、マッチングアプリってサクラしかいないの?
など、マッチングアプリのサクラの存在にうんざりしている人も多いのではないでしょうか。

実は知名度が高い大手のマッチングアプリにはサクラは存在せず、サクラのように見える会員のほとんどが業者です。
今回はサクラと業者の違いや、サクラ(業者)と一般会員との見分け方について徹底解説します。
この記事の監修者

目次

マッチングアプリにいるサクラ・業者とは?


マッチングアプリにいる迷惑会員には、大きく分けてサクラと業者の2種類があります。

サクラ業者
アプリ側が雇ったニセの会員。

目的1:会員数が多いように見せかけること
目的2:アプリ内で会員に多くのお金を使わせること

アプリとは関係のない外部の業者。

目的:アプリの会員をカモにして自分の利益にすること

このように、マッチングアプリにいるサクラと業者は、中の人物が「運営」か「外部」かという点で大きな違いがあるんです。

マッチングアプリ=サクラがいるという図式は多くの人に根強く残っており、人によってはアプリでの出会いを諦めるということもあります。

マッチングアプリの「サクラ」とは?

サクラはマッチングアプリの運営側がバイトとして雇っているニセ会員です。
サクラはあたかも一般会員のようになりすましていますが、目的は以下のふたつ。

  1. 会員数が多いように見せかけてアプリを盛り上げること
  2. アプリ内で会員に課金させること

サクラの実態は架空の会員なので絶対に会えませんが、以下のような手口を使って課金させようとしてきます

  • 魅力的なプロフィール写真に設定していいねを送ってくる
  • 1~2通だけメッセージを送りつけてくる
  • ダラダラとメッセージを続け、会えそうな雰囲気を出してくる
  • やたら短文のメッセージを送りつけてきて、回数を稼ごうとする
  • サクラがいるマッチングアプリ①ポイント課金制

    サクラがいるとされるマッチングアプリの特徴として挙げられるのが、「ポイント課金制」の料金体制をとっているものです。

    マッチングアプリの利用料金は、1カ月あたりの料金を支払って利用する「月額制」と、メールを送ったり相手の写真を見たりするなどのアクションを起こすたびにポイントを消費する「ポイント課金制」の2種類があります。

    このうち、月額制のマッチングアプリは料金を支払うと、その期間は料金を気にすることなくメッセージを送り放題になります。

    一方、ポイント課金制のマッチングアプリは、メール1通を送るのに既定のポイントを消費し、手持ちのポイントがなくなったら購入するという仕組みです。

    つまり、ポイント課金制はポイントが足りなくなるたびにお金がかかるため、月額制に比べて購入金額に上限がなくなるというデメリットがあります。もちろん、数通のメッセージをやり取りしてLINEなどの連絡先を交換できればコスパが良いと言えますが、多くの場合は月額制のほうがお得になると考えられます。

    マッチングアプリのサクラは運営側が雇ったスタッフ(偽の会員)のため、定額で利用できる月額制のアプリで雇うメリットはありません。つまり、サクラがいるとすればポイント課金制のマッチングアプリということです。

    サクラがいるマッチングアプリ②知名度の低い小規模アプリやサイト

    サクラがいるマッチングアプリの特徴として、大手ではなく規模の小さなアプリや、知名度の高いアプリが挙げられます

    そもそもサクラとは、上述の通り会員数がまだ少ないサービスを盛り上げたり、会員数を多く見せたりするために雇われる人のことです。

    すでに知名度が高いアプリや、会員数の多いアプリでサクラを雇うメリットはなく、むしろ「サクラがいる」「出会えない」などの口コミが広まってしまうリスクがあるため、デメリットと言えるでしょう。

    そのため、サクラがいるとされるマッチングアプリの多くは、まだサービスが開始したばかりの小規模なアプリや、知名度の低いアプリです。

    マッチングアプリの「業者」とは?

    業者はマッチングアプリの運営とはまったく無関係の外部業者です。
    以下のように業者の種類は多く、それぞれマッチングアプリを利用して自分の利益につなげようとしてきます。

    【マッチングアプリにいる業者の種類】

    業者の種類手口
    個人情報収集業者すぐにメールアドレスや電話番号、LINEのIDなどを聞き出そうとしてくる
    詐欺サイト業者外部サイトのURLを送りつけてくる。
    送られてきた詐欺サイトに登録すると高額な料金を請求されることも。
    ブログ誘導業者有料ブログのURLを送りつけてくる
    マルチ商法・
    ネットワークビジネス勧誘業者
    すぐに会おうとしてくる。
    会えばアムウェイなどのマルチ商法や、怪しいネットワークビジネスに勧誘してくる
    投資詐欺勧誘業者ノウハウやツールを販売してきたり、偽口座に入金させようとする

    このような業者の相手をしてしまうとほかの人との出会いのチャンスを逃すどころか、貴重な時間やお金を無駄にしてしまいます。

    業者に引っかからないためには、騙されないための知識を身に着けるのが非常に重要です。
    マッチングアプリにいる業者の種類や手口を知っておくだけでも、業者を回避できる可能性はかなり高まります。
    また、上記のような業者の見分け方については記事の後半で解説しています。

    マッチングアプリにいるサクラの女性や業者のプロフィールの特徴


    マッチングアプリにいるサクラの女性や、業者アカウントのプロフィールには、いくつかの特徴があります。

    どのようなアカウントがサクラや業者なのか、どのような特徴が見られるときに注意すべきなのかを事前に知っておくことで、サクラや業者によるトラブルを防ぐことができるでしょう。

    特徴①プロフィール写真やLINEアイコンが美人・イケメン

    1つ目の特徴は、サクラや業者のプロフィール写真やLINEに使われているアイコンは、やたらと美人もしくはイケメンということです。

    これは、業者やサクラがプロフィール作成に力を入れているのではなく、ブログやSNSなどのインターネット上から適当に拾ってきた写真を設定しているためです。

    とても美人もしくはイケメンの人からいいねやメッセージが来たら、嬉しくて舞い上がってしまうかもしれません。しかし、その写真が本当にその人のものかどうかはわかりません。実際にはネットでひろってきたものを適当に設定している可能性もあれば、本当にその人のものかもしれず、判断が難しいケースもあります。

    判断材料や対策としては、そのアカウントとのやりとりが続いたらビデオ通話を持ち掛けてみることです。

    恥ずかしいなどと拒否されるかもしれませんが、会おうともしない、通話もできない、メッセージをだらだらと続けるだけの関係になったら、サクラや業者と判断して良いかもしれません。

    また、プロフィール写真が拾い画かどうかを判断する方法を後ほど解説しますので、そちらもぜひ参考にしてみてください。

    特徴②自己紹介文が定型文や適当で文章がおかしい

    業者やサクラのアカウントは、プロフィール写真だけでなく自己紹介文にも疑問が残る点が見られます。

    たとえば、「よろしく」「良い人と出会えればと思います」など、ごく短い一言のみにしているアカウントです。

    真面目に出会いを求めている人のアカウントなら、自分がどのような人物なのかをアピールしようとします。しかし、業者やサクラのアカウントは、通報・退会措置にあうことを前提としており、電話番号を変えるなどして何度でもまたアカウントを復活させます。

    そのため、一回一回プロフィールの自己紹介文に力を入れるのではなく、「よろしく」などの一言で済ませることも少なくありません。

    次に、自己紹介文をしっかりと記述していても、読んでみるとなんとなく文章がおかしく感じることもあります。

    たどたどしい日本語だったり、文章の組み立て方がおかしいと感じたり、外国人がカタコトの日本語を話しているように見えます。

    これは特に業者アカウントに多く見られますが、業者はAIが作成した文章を使うことがあるためです。自己紹介文やメッセージのやり取りで違和感を覚えることがあった場合は、注意しましょう

    特徴③LINE IDを最初から載せている

    3つ目の特徴として、LINE IDを最初からプロフィールに載せていることが挙げられます。

    これはサクラではなく業者アカウントによるものですが、外部サービスへの誘導や、個人情報の抜き取りなどが目的です。サクラはLINEのように直接連絡をとれる方法は利用しません。あくまでマッチングアプリ上でメッセージのやり取りをして、アプリに課金させるのが目的だからです。

    LINE IDを載せて「ここで連絡を取りましょう」などと誘うようなプロフィール文にしていますが、決して連絡してはいけません

    もしLINEを教えてしまった場合、早めにブロックをするとともに、アプリの運営にも業者という旨を通報しておきましょう。

    特徴④プロフィール文がやたらとエロい

    4つ目の特徴は女性の業者アカウントに多く見られるもので、自己紹介文がやたらとエロいということです。

    ヤリモクで利用している男性会員や、男性の下心をくすぐるような自己紹介文になっており、その気にさせてメッセージのやり取りしようという目的があります。

    また、このタイプで注意しておきたいのが「援デリ業者」の存在です。

    ※援デリ業者とは
    援助交際デリバリーヘルス業者のこと。会って金銭と引き換えに体の関係を持つことをOKするアカウントです。実際には、店舗を持たずに活動しているデリバリーヘルス業者で、アプリの会員をメッセージで勧誘し、会ったときにホテルで性行為におよび、料金を回収するという流れになっています。

    また、体の関係を匂わせるアカウントは、援デリ業者だけでなく「美人局(つつもたせ)」を仕掛けてくる可能性も考えられます。

    ※美人局(つつもたせ)とは
    アプリで出会った女性と体の関係を持ったところ、その女性の彼氏(夫)という男性があらわれて文句をつけられ、金銭を要求するものです。悪質な場合は暴力や監禁などの被害に発展する可能性もあります。

    このようにマッチングアプリを介したトラブルは実際に起こっているものの、アプリを経由しているために警察に相談しづらいという男性側の心情もあり、公にしづらくなっています。泣き寝入りしなければならないこともあるため、会う前・待ち合わせの時などどのようなタイミングでも「おかしい」「怪しい」と感じたら、すぐにその場を離れるようにしましょう。

    援デリ業者や美人局狙いのアカウントは男性会員を狙ってメッセージを送り、誘っているため注意しましょう

    マッチングアプリはサクラだらけ?100人アンケート調査結果を大公開!

    今回e-venzではサクラの実態を調査すべく、マッチングアプリを使ったことがある20歳以上の男女を対象にアンケートを実施しました。

    質問①「マッチングアプリでサクラの存在を感じましたか?」

    まずはサクラの存在を感じたことがあるかどうかについて尋ねました。

    【アンケート調査概要】
    調査方法:インターネットアンケート
    調査期間:2021年08月30日 ~ 2021年08月30日
    調査対象:マッチングアプリを使用したことのある20歳以上の男女
    有効回答数:100(男性62人・女性38人)

    Q.マッチングアプリでサクラだと思う方は存在しましたか?


    今回の調査では、マッチングアプリにサクラだと思う人が存在したと答えた人が全体の72%、サクラの存在を感じなかった人が28%ということが分かりました。
    しかし注目すべきなのは、男女別の調査結果に大きな差がある点です。
    男性の85%がサクラと思われる存在を感じたのに対し、女性は50%にとどまっています。
    この結果から、女性より男性をターゲットにしたサクラのほうが多いことが伺えます。

    質問②「あなたがサクラだと感じた人の特徴は?」

    次に、マッチングアプリを使ったことがある20歳以上の男女70名を対象に、サクラだと感じた人物の特徴について尋ねました。

    【アンケート調査概要】
    調査方法:インターネットアンケート
    調査期間:2021年09月16日 ~ 2021年09月17日
    調査対象:マッチングアプリを使ったことがある20歳以上の男女
    有効回答数:70(男性52人・女性18人)
      【男性】

    • ・「写真が明らかに美人すぎる人、プロフィールが丁寧に書かれていない」(48歳/東京都)
    • ・「プロフィール写真が加工されてる人」(26歳/東京都)
    • ・「胡散臭いプロフィール」(41歳/大阪府)
    • ・「はぐらかしが多い」(46歳/北海道)
    • ・「他のアプリを勧めてくる」(49歳/福岡県)
    • ・「自分の希望とおりの人物であることを盛んに強調していました。」(57歳/埼玉県)
    • ・「すぐにLINEやアドバイスを教えてくる」(49歳/福岡県)
    • ・「飲食を望んできたり買い物に付き合わされるとき」(46歳/東京都)
    • ・「投資すすめるやつ」(36歳/北海道)
    • ・「胸を強調している」(38歳/大阪府)
    • ・「会うことをはぐらかしてやり取りを長引かせる」(60歳/埼玉県)
    • ・「エッチな自己紹介」(26歳/東京都)
    • ・「積極的に誘ってくる。」(46歳/東京都)
    • ・「point使わせようとする」(42歳/富山県)
    • ・「話がかみ合わない」(54歳/神奈川県)
    • ・「見たことのある写真が掲載されていた」(64歳/埼玉県)
      【女性】

    • ・「展開が早い」(34歳/香川県)
    • ・「イケメンすぎ」(26歳/栃木県)
    • ・「みんなに当てはまりそうなことしか書いてない」(24歳/東京都)
    • ・「プロフィールが良すぎる」(40歳/京都府)
    • ・「写真がウソくさい」(38歳/熊本県)
    • ・「年収が高い」(32歳/愛知県)
    • ・「返事が早い」(31歳/和歌山県)
    • ・「不自然」(41歳/千葉県)

    男女ともに「やたら美人」「イケメンすぎる」という意見が多く、出来すぎたプロフィールに胡散臭さを感じている人が多いことが伺えます。

    多くの女性の意見としては「写真がウソくさい」「年収が高い」など怪しさを感じるレベルにとどまったものの、男性側は「投資をすすめられた」「ほかのアプリを勧められた」「ポイントを使わせようとしてきた」など、サクラから具体的なアクションがあったという声が目立ちました。

    「マッチングアプリにはサクラしかいない!」と感じる理由


    マッチングアプリの口コミでは「このアプリにはサクラしかいない」というレビューをよく見かけます。
    ただ、すでに解説した通りアプリ側がサクラを雇うメリットはないので、口コミで「サクラ」だと言われている会員のほとんどは業者です。

    また、「マッチングしたのにメッセージが返ってこない!」「マッチング直後に相手が退会していた」といった場合もサクラとは断定できず、一般会員の可能性も大いにあります。

    というのも、マッチングしたのにメッセージが返ってこないのはマッチングアプリにはよくあることなんです。

    サクラだと思ったら一般会員だったというケースがなぜ頻発するのか、考えられる理由を見てみましょう。

    理由①マッチングしたのに相手からメッセージが返ってこない

    お互いに「いいね」を送り合ってマッチングしたにも関わらず、そこからメッセージが返ってこないというケースですが、実はよくあることです。

    この不満は男性側に多くみられますが、その理由として挙げられるのが、マッチングアプリの男女比です。多くの場合、マッチングアプリの男女比は女性のほうが少ないため、男性会員から大量にメッセージがくることもあります。

    つまり、女性は大量のメッセージやいいねの中から、自分が本当に良いなと思う人に対してリアクションをするということです。

    マッチングしたということは少なからず好意があるのでは?と思うかもしれませんが、いいねが来ていたから何となく押し返したということもあれば、誤っていいねを押してしまったということもあります。

    他に気になる人ができればそのままメッセージを送らず放置する女性は多いため、マッチングしてもメッセージがこないからサクラ(業者)と断定することはできません。

    理由②マッチング直後に相手が退会していた

    次に、マッチングをしたのに相手が「退会しました」という表示になってしまうケースです。

    せっかくマッチングしたのにもかかわらず、なぜ相手が退会してしまうのでしょうか。

    その理由としては、「誤ってマッチングしてしまったため、やむなく相手をブロックした」ということが挙げられます

    これはスワイプ式(フリック式)で相手写真を見ながら操作するマッチングアプリに多いトラブルです。この方式のマッチングアプリでは、スマートフォンの誤操作によって間違えていいねを押してしまうケースがあります。

    一度いいねを押してしまうと取り消せないマッチングアプリが多いため、マッチング後にやむを得ずブロックをするという女性が実際にいます。

    ブロックされた男性会員が女性のプロフィールを見ようとすると、画面上に「この会員は退会しました」と表示されるのみで、相手の情報をこれ以上追ったり、メッセージを送ったりすることはできません。

    「マッチングしたのに、相手がすぐに退会してしまった」というのはサクラや業者ではなく、女性会員側によるスマホの誤操作である可能性が高いでしょう。

    理由③なかなか会おうとせずだらだらとメッセージが続く

    もう一つの理由は、せっかくマッチングしてメッセージのやり取りができたとしても、なかなか会おうとはせず、ずるずる・だらだらとメッセージだけ続いてしまうことです。

    これは業者ではなくサクラによく見られる行為ですが、マッチングアプリ上でのメッセージは当たり障りなく続くのに、なかなか会おうという話にならない、もしくは「会おう」と誘っても話をはぐらかされるという例です。

    特に、ポイント課金制のマッチングアプリの場合で、メッセージは長期的に続くにもかかわらずLINEをなかなか教えてくれない場合は、サクラの可能性が濃厚と考えて良いでしょう。

    また、業者の場合はアプリ上でメッセージのやり取りをするのではなく、早い段階でLINEなど直接やり取りできるツールに切り替えようとしたり、「ここでお話ししよう」などと外部サービスに誘導したりする傾向にあります。

    業者・サクラ、いずれの場合もリスクがあり、金銭トラブルや悪徳サイトなどが絡んだトラブルに発展する可能性があるため、違和感を覚えたらすぐに連絡先を交換しないよう注意しましょう。

    サクラのいない安全なマッチングアプリを選ぶポイント


    ここからは、サクラのいない安全なマッチングアプリを選ぶポイントについて解説します。

    大手・小規模にかかわらず、業者はどうしても紛れ込んでしまいます。しかし、サクラを雇っているかどうかについてはある程度判断できるため、サクラの心配がない優良マッチングアプリを選ぶ方法を見てみましょう。

    ポイント①身分証明書による年齢確認(本人確認)が行われている

    1つ目のポイントは、会員登録を行うときに身分証明書を用いた年齢確認(本人確認
    )が行われているかどうか
    です。

    出会い系サイト規制法という法律により、未成年の出会い系サイト・マッチングアプリの利用は禁止されています。中には、彼氏や彼女が欲しいからという理由や、パパ活につなげて稼ぎたいなどの理由で年齢をごまかし、マッチングアプリを使おうとする人もいます。

    マッチングアプリを運営する会社側にとって、こうした未成年の会員が紛れ込んでしまうと大きな問題です。もちろん法律違反になってしまうため、マッチングアプリの運営に大きく関わることや、会社の存続にも影響します。

    こうしたトラブルを避けるため、多くのマッチングアプリでは身分証明書を使った年齢確認(本人確認)が行われており、きちんとルールを守った運営がなされています。

    逆を言えば、会員登録時やメッセージをやり取りする前に年齢確認が行われないマッチングアプリは違法です。

    会員としては面倒な年齢確認がなくてラッキーと思うかもしれませんが、反対にとても危険であることを覚えておきましょう。

    こうした違法サイトを使い、万が一未成年とマッチングしてしまったらどうなるでしょうか。体の関係を持ってしまった場合には、自分も罰せられる可能性があるかもしれません。

    多くのマッチングアプリで運転免許証やマイナンバーカード、パスポートなどの公的身分証明書の提出が求められるのは、このように年齢確認(本人確認)を行うためです。

    きちんとルールを守っているマッチングアプリなら、サクラがいる心配もないでしょう。

    ポイント②料金はポイント課金制ではなく月額制のマッチングアプリ

    2つ目は、料金体制についてです。サクラがいないマッチングアプリの料金体制は「月額制(定額制)」のアプリです。

    マッチングアプリの料金体制は2つあり、「ポイント課金制」と「月額制」とがあります。

    ●ポイント課金制

    • ポイントをあらかじめ購入する
    • メッセージ送信、写真閲覧などアクションに応じてポイントを消費
    • 事前支払いのため使いすぎる心配がない
    • ポイントがなくなるとその都度購入する仕組み

    ●月額制(定額制)

    • 月に一度まとめて料金を支払う
    • 料金を支払えばその月はメッセージを送り放題
    • 長期間プランを利用すると1ヶ月あたりの料金が割安になる

    いずれの料金体制の場合でも、男性は有料・女性は無料というスタイルをとっているところが多くみられます。中には、男女ともに同一の有料料金になっているところもあります。

    そもそもサクラとは、運営側がアプリに課金をしてもらうために、会員にメッセージを送ってやりとりをしてもらう偽会員です。

    ポイント課金制のアプリであれば、メッセージのやりとりが続けば続くほどポイントを消費するため、追加でポイントを購入する可能性が高くなります。アプリ運営の収入になるため、サクラが目的を果たせるということです。

    しかし、月額制(定額制)のアプリになると、いったん有料会員になるとメッセージは送り放題です。都度課金をしてもらう必要がないため、サクラがメッセージを続けるメリットがありません。

    そればかりでなく、運営側もサクラを雇って報酬を支払うコストがかかるため、月額制(定額制)のアプリでサクラを雇うのは大きなデメリットになってしまいます。

    したがって、サクラがいるとすれば月額制(定額制)のアプリではなく「ポイント課金制」のマッチングアプリと言えるでしょう。

    ポイント③運営による監視体制や安全対策が整備されている

    3つ目のポイントは、マッチングアプリ運営による監視体制や、安全対策への取り組みが積極的に行われているかどうかです。

    大手マッチングアプリを見るとわかりますが、利用者の多いアプリは会員へのサポートがしっかりと行われており、安心して利用できるようになっています。

    しかし、マッチングアプリの中にはずさんな運営体制を敷いているところもあります。

    たとえば、問い合わせをしたのに何日経っても返信がないというケースや、悪質会員がいて通報したのにもかかわらず一向に退会措置がとられていないなどです。こうした不満はアプリ離れを引き起こしてしまい、口コミでの評価にもつながります。

    マッチングアプリを利用する上でとても大切なのが、トラブルが起こってしまったときに運営がきちんと対処してくれるかどうかです。

    多くのマッチングアプリでは、24時間365日体制でサポートを行っており、メールやチャットなどで迅速に対応してくれるため、安心して利用できるようになっています。

    【運営のサポート体制のチェック方法】

    • 公式サイトにサポートについて記載があるかどうか
    • 問い合わせ先が記載されているかどうか
    • SNSの口コミなどで評判をチェック

    サポート体制が整っているかどうかを見極めるには、まずマッチングアプリの公式サイトをチェックしてみましょう。多くの会員をもつ人気のマッチングアプリでは、サポート体制が整っているため安心して利用できるというアピールがなされています。

    また、トラブル発生時の問い合わせ先がわかりやすく記載されているかもチェックしておきましょう。会員登録後に閲覧できるマイページより通報や問い合わせ機能が利用できますが、他にも「よくある質問」のページから問い合わせできるようになっています。

    そして見落としやすいのが、SNSなどでつぶやかれる口コミです。サクラ(業者)の有無やアプリの使い勝手など、マッチングアプリに関するさまざまな情報をチェックすることができます。

    アプリの利用前に不安があるときは、ぜひチェックしてみると良いでしょう。

    サクラがいない!安全でおすすめのマッチングアプリ3選

    サクラがおらず、安心して利用できるマッチングアプリを3つ紹介します。

    サクラがいないアプリの特徴は上述の通り、大手のマッチングアプリであり、すでに会員数が多く、サクラを雇うメリットのない月額制のものです。

    これらの条件を満たすもの、そして運営会社の実績がきちんとあり、監視体制などを含めて安心して利用できるものを紹介します。

    おすすめアプリ①ゼクシィ縁結び


    リクルートが運営する『ゼクシィ縁結び』はサクラがいないのはもちろん、業者も少ないので安心して使えるマッチングアプリです。
    ゼクシィ縁結びは全員身分証による本人確認が必須なだけでなく、任意で収入証明や学歴証明も提出できます。

    業者は身元を特定されたくないので各種証明書を提出したがらないのが特徴です。
    そのため、収入証明や学歴証明を提出している会員とだけやり取りすれば、業者をほぼ確実に避けられます

    運営は24時間365日でプロフィールやメッセージなどの監視パトロールを行っているので、初めてマッチングアプリを使う人も安心です。


    運営会社株式会社リクルート
    インターネット異性紹介事業届出30130012008
    運営開始2014年
    会員数140万人以上
    仕様アプリ/Webサイトどちらも利用可能
    会員年齢層20代後半〜50代
    会員男女比率男性:女性=5:5
    利用料金2,640円~/1ヶ月(男女共通)

    おすすめアプリ②Omiai(オミアイ)


    Omiai(オミアイ)は、恋活・婚活どちらにも活用できる優良マッチングアプリです。

    会員数は600万人を突破している大手のマッチングアプリであり、なおかつ利用料金は月額制のためサクラがいる心配はありません。マッチングアプリの運営に必要な届出(インターネット異性出会い紹介番号)もきちんと行われており、安心して利用できるでしょう。


    運営会社株式会社Omiai
    インターネット異性紹介事業届出30230035000
    運営開始2012年
    会員数累計800万人(※2023年1月時点)
    仕様アプリ/Webサイトどちらも利用可能
    会員年齢層男女ともに20代~30代
    会員男女比率男性:女性=6:4
    利用料金男性:3,900円~/1ヶ月 女性:無料
    マッチング Omiai - 婚活・恋活アプリ

    マッチング Omiai – 婚活・恋活アプリ

    >>Omiaiは安全?サクラ・業者の特徴と回避する方法

    >>Omiai(オミアイ)の料金徹底攻略ガイド!

    おすすめアプリ③pairs(ペアーズ)

    ペアーズは、会員数1000万人を超える大手マッチングアプリです。人数が多いということは、他のアプリに比べて40代・50代など中高年の利用者も多く、出会いの幅も広がりやすいというメリットがあります。

    実際、50代以上の会員だけで24万人近く登録しており、そのうちのほとんどが真剣な恋活
    や婚活に励んでいる人のため、出会いを求めている人にぴったりです。

    もちろんサクラはいませんが、業者は少なからず紛れ込んでいるため注意しましょう。ペアーズでは、悪質会員の取り締まりに向けて24時間365日体制で監視を行っています。怪しい会員がいた場合には、運営に通報のうえブロックするなどの対処をしましょう。

    運営会社株式会社エウレカ
    インターネット異性紹介事業届出三田23-119939
    運営開始2012年
    会員数累計2,000万人
    仕様アプリ/Webサイトどちらも利用可能
    会員年齢層20代~50代
    会員男女比率男性:女性=6:4
    利用料金男性:3,700円~/1ヶ月 女性:無料

    Pairs(ペアーズ) 恋活・婚活のためのマッチングアプリ

    Pairs(ペアーズ) 恋活・婚活のためのマッチングアプリ

    eureka,Inc.

    >>ペアーズの攻略法と2chの本当の評判、サクラの実態を調査

    サクラ・業者の被害に遭った人、サクラに遭遇した人の体験談

    ここでは、マッチングアプリを使っていて実際にサクラや業者アカウントの被害に遭った経験を持つ人、もしくはサクラや業者っぽいアカウントを見た・遭遇したという人の声をピックアップします。

    どのような違和感があったのか、サクラや業者だと気付いたきっかけなど、ぜひ参考にしてみてください。

    マッチングアプリのサクラ・業者の写真一覧|男性・女性


    ネット上にはマッチングアプリにいるサクラや業者の写真一覧が掲載されているサイトもあります。
    しかしサクラや業者は運営に見つかるとすぐに強制退会になるので、電話番号を変えて再登録を繰り返しています。
    また、サクラや業者は正体がバレないようにすぐに写真を変更するので、一覧を見て確認したところで結局はいたちごっこになってしまうんです。

    そのため、もっと確実にサクラ(業者)かどうかを見分けるには、Google画像検索を使う方法が有効です。

    サクラや業者はネット上に落ちている画像を適当に拾って勝手にプロフィール写真として使っています。
    そのため、プロフィール写真を画像検索にかけて複数のサイトがヒットすれば業者・サクラということがすぐに判明します。

    サクラや業者はGoogle画像検索ですぐに判明


    Googleの画像検索はとても簡単。
    Google画像検索にアクセスするか、通常のGoogle検索画面で右上の「画像」をクリックすると画像検索の画面になります。

    次に調査したい画像をアップロードして検索ボタンをクリックすると、関連画像が表示されます。
    ここで関連画像がいくつも出てきたらサクラや業者確定です。
    なお、スマホからアクセスする場合はPC版サイトを表示させてから利用してください。

    サクラでもGoogle画像検索でヒットしないこともあるので精度100%ではありませんが、まずは試してみる価値はあります

    マッチングアプリに潜むサクラ(業者)の見分け方


    ここではマッチングアプリにいるサクラ(ほとんどは業者)の見分け方について解説します。
    以下に当てはまる会員に遭遇した場合はアプリの通報機能やブロック機能を使い、関わらないようにしましょう。

    すぐ連絡先を聞いてくる「個人情報収集業者」

    マッチングしてすぐにLINE IDやメールアドレスなどを聞いてくる場合は個人情報収集業者の可能性があります
    業者にLINE IDを教えてしまうと、スパムアカウントから有料サイトに誘導する迷惑なラインが送られてくることも。
    そのため、マッチングアプリではすぐに連絡先を交換せず、しばらくやり取りしてから信頼できるかどうか判断するのが鉄則です。

    すぐに会おうとしてくる「ビジネス勧誘」

    「〇〇のカフェで〇日の〇時でも良いかな?」と場所や日時を細かく指定してくるのは、ネットワークビジネスなどの勧誘業者の手口です。

    この場合「僕(私)がお世話になっている師匠をぜひ紹介したい」などと言って仲間に会わせ、複数人で取り囲んで強引に勧誘してくるケースがあるので注意してください。

    意識高いアピール・年収が高いアピール「ビジネス勧誘」

    「自由」「夢」などのキラキラワードが多かったり、プロフィールでやたら意識が高いアピールをしている会員もビジネス勧誘業者の可能性が高いです。
    また、海外旅行や高級料理の写真をアップして高収入をアピールしているのも業者の特徴です。

    彼らはアムウェイなどのマルチ商法やネットワークビジネスに勧誘するのが目的ですが、すぐには勧誘されないパターンもあるので厄介です。
    まずはスポーツイベントやセミナーなどに誘って仲良くなり、信頼させてからビジネスの話を持ちかけてくるのが最近よくある手口です。

    投資や副業などお金に関するワードがある「投資詐欺業者」

    最近はコロナ禍ということもあり、マッチングアプリで増えているのが投資詐欺業者です。
    投資詐欺業者は「株や仮想通貨(ビットコイン)、FXで稼ぐ方法を教える」と言って勧誘して来るのが特徴です。
    プロフィールに「株(投資)で生計を立てています」とアピールしていたり、メッセージで「副業に興味ありませんか?」などと言われたら関わらないようにしましょう。
    こちらが興味を示すと、株や投資のノウハウや高額なツールを販売してきたり、偽口座に入金させられるケースもあります。

    外部サイトURLを送りつけてくる「詐欺サイト業者/ブログ勧誘業者」

    外部サイトのURLを送りつけてくるのは99%業者で、詐欺サイトや有料ブログに誘導してきます
    マッチングアプリ内でURLを送ると運営に摘発されるので、LINEなどに移行してから外部サイトに誘導してくるのが典型的なパターンです。

  • 詐欺サイト業者:「スマホが壊れたからこっちでやり取りしたい」などと言って外部サイトのURLを送りつけてくる。送られてきた詐欺サイトに登録すると高額な料金を請求されることも。
  • ブログ勧誘業者:「もっと私のことを知ってほしいから、ブログのURLを送るね」などと言って有料ブログのURLを送りつけてくる。
  • こういった勧誘業者はAIで長文のテンプレメールを送ってくるので、所々日本語がおかしかったり話が噛み合わなかったりするのが特徴です。
    アプリとは全然関係の内外部のURLが送られてきたら絶対にクリックしないように注意し、運営に通報しましょう。

    マッチングアプリにサクラの女や業者がいたときの対処法


    もし、利用しているマッチングアプリにサクラや業者と思われるアカウントがいた場合には、どうすれば良いのでしょうか。

    メッセージのやり取りをすると大半は「おかしいな」と違和感を覚えますが、中にはサクラや業者と気付かずやり取りを重ね、自分のLINEを教えてしまったという人もいるかもしれません。

    自分がサクラや業者アカウントと出会ってしまったときどのように対処すれば良いのか、3つの方法を紹介します。

    対処法①マッチングアプリの運営に通報する

    まずは、マッチングアプリの運営にサクラや業者アカウントの通報をしましょう。

    ほとんどのマッチングアプリでは、ログイン後に閲覧できるマイページや、悪質会員のプロフィールから通報することができます。

    「本当にサクラや業者かどうかわからない」という場合は、放置して様子を見ておいても良いでしょう。その後も「こっちで連絡を取ろう」と外部サイトのURLを送ってきたり、「一方的にLINE IDを送りつけてきたりする場合には、業者と判断できます。

    多くの場合、通報理由を入力する必要がありますが、「業者と思われるアカウントだった」と通報すればすぐに対応してくれます。

    今回紹介した業者・サクラの特徴を参考にして、ぜひチェックしてみてください。

    対処法②メッセージが来ても無視する

    マッチングアプリでは、メッセージが来たらすべてに返信しなくてはならないというルールはありません。

    中には、サクラや業者と思われるアカウントにも律儀にメッセージを返信している人もいます。しかし、返信してしまうとサクラや業者の格好の餌食です。返信をきっかけに、外部サービスへの誘導や勧誘などのメッセージが次々にやってくるかもしれません。

    サクラ・業者とのかかわりを作ってしまうかもしれないため、メッセージが来ても基本的には無視する(返信しない)というスタイルを取るのもおすすめです。

    特に女性アカウントは男性から日々大量のメッセージやいいねが送られてくるため、一つ一つを確認して返信するのはとても大変です。できるだけ目を通す一方で、いいねを送り返したり返信するメッセージは厳選したりすると良いでしょう。

    いいねやメッセージが来たとき、相手のプロフィールを見て気になる人だった場合は返信するというスタイルを取るのがおすすめです。

    対処法③相手のアカウントをブロックする

    メッセージを無視していても、相手から次々にメッセージが送られてくることがあります。

    「仕事終わった?」「今何しているの?」など他愛ない内容でも、知らない相手から矢継ぎ早にメッセージが送られてくると、だんだんとフェードアウトしたくなってしまうでしょう。

    中には、きっぱりと関係を絶つことを伝えられない人もいるため、「この人と合わない」と感じたら、思い切って相手のアカウントをブロックするのもおすすめです。

    特に、サクラや業者アカウントだと判断できた場合は、迷わずブロックしましょう。追撃メッセージを見る手間もなくなります。メッセージを無視していても次々に送られてくる場合は、ブロックが効果的です。

    相手のアカウントをブロックすると、ほとんどのアプリで「退会しました」という表示に切り替わります。また、いったん相手をブロックすると解除できない仕様になっているものも多いため、気になっている人を誤ってブロックしないように気をつけましょう。

    マッチングアプリのサクラバイトに関するよくあるQ&A

    最後に、マッチングアプリのサクラバイトに関してよく寄せられる質問を、Q&A形式でまとめました。

    マッチングアプリのサクラバイトは募集してるの?

    「男性とメールするだけで稼げるなら、楽そうだしサクラのバイトをしてみたい」と思う人もいるかもしれません。
    しかし月額制のマッチングアプリはそもそもサクラを必要としていないので、バイトの募集もありません。
    その証拠に、インターネットで検索してもサクラのバイト情報はまったくヒットしないことが分かります。
    闇バイトとして一般後悔されていないサクラバイトの募集があったとしても、詐欺の共犯になる可能性があるのでおすすめできません
    無駄なリスクを背負って楽なバイトをするより、健全なアルバイトを探す方が賢明です。

    「最近始めた小遣い稼ぎ、
    出会系アプリのサクラです
    定型文送ってくる皆さんに「プロフィール気になってーとありましたがどんなところが気になりました?」と返すと大体【写真】と答えられる。
    間違ってないんだけど、コイツ私と会話する気あんの?写真気になる言われてどう返せと??といつもなる。」

    引用元:Twitter

    こうした声があっても、それが本当かどうかはわかりません。また、サクラのバイトを検索してもなかなか求人までたどり着けないことからも、やはりサクラのバイトはほぼほぼ表に出てくることはないと言えるでしょう。

    「出会い系アプリのサクラのバイトがしたい笑笑
    家でできるし笑笑
    そういう募集はどこでやってるの???笑」

    引用元:Twitter

    いずれにしても、大手のマッチングアプリや月額制のマッチングアプリでは、こうしたサクラを雇うことはほぼありません。

    「そうそう、昨日とあるマッチングアプリでサクラ(女役)やったんだけど、まぁ糞ダッセーブサイクなおっさんがチンポ画像送りまくりで笑えた。ほんと情けない。超美女の画像で釣ったんだけど、そんな美女にマッチングやるかってぇのに。最後は超ブサイクな画像に切り替えて消えた。一時の夢が見れたかな?」

    引用元:Twitter

    また、一般の男性アカウントが冗談半分でサクラの真似をすることもあります。運悪くこうしたアカウントに当たってしまい、マッチングアプリ=サクラがいると刷り込みされてしまうと、その後の出会いにも慎重になってしまうことが考えられます。

    マッチングアプリでサクラに会うことになったけど大丈夫?

    Yahoo!知恵袋では「マッチングアプリでサクラに会うことになりました」という投稿が見受けられました。
    しかし、サクラは実在しないニセの会員なので実際に会えることはありません

    「風邪を引くんじゃないですか?
    まず現れないでしょう。
    逆に現れたら援交か美人局でしょう。注意して下さい。」

    引用元:Yahoo!知恵袋

    「当日の約束の時間の直前にドタキャンされるか、
    もしサクラが質問者さんとの約束を忘れていたらすっぽかしになるでしょう。

    悪質なサクラだと、あたかもその場に向かっているように装って、
    メール交換を頻繁に行いポイントを消費させます。
    (「どこにいるの?」など)

    ポイントがなくなって質問者さんがポイント追加のためにコンビニのATMに到着した頃を見計らって、
    「今着いたけどいないじゃん!!嘘つき!!私帰る」
    と言ってさっさと帰ったことにするパターンもあります。

    というかサクラと会おうとしないでください…w」

    引用元:Yahoo!知恵袋

    このように、ドタキャンされる可能性が非常に高く、会えたとしてもただの業者です。
    サクラと分かっている場合は、会いに行くと時間の無駄になってしまうでしょう。

    マッチングアプリのサクラや業者は男性?女性?

    サクラで多いのは女性、業者は男性・女性どちらも多くみられます。

    サクラの目的は男性会員に課金させることです。多くのマッチングアプリで女性会員は無料のため、男性のサクラを用意する必要がありません。

    男性会員がポイントを購入し続けるように仕向けるため、女性会員はあの手この手でメッセージを続けようとします。男性会員からLINEでのやり取りを持ち掛けられても、ここでメッセージがしたいなどと言って場を繋ごうとするのが特徴です。

    そして、業者のアカウントは男性・女性のどちらもいます。ただ、男性アカウントにはエロいメッセージを送ったり、女性アカウントには投資や勧誘などの話を持ち掛けたりするなど、男女それぞれでも話題が異なる傾向にあります。

    いずれの場合も、男性・女性どちらもサクラや業者アカウントがいることを念頭に、怪しいアカウントからのメッセージやいいねがあったときには返信しない、リアクションしないようにしましょう

    サクラや業者っぽいけど普通の人というパターンはありますか?

    あります。一見サクラや業者っぽいメッセージでも、実は本当に出会いを求めている一般会員ということがあります。

    「マッチングアプリで高身長マッチョとLINE交換
    日本語おかしいし、すぐにLINE交換求められたからてっきりサクラかと思ったら警戒してたけど2018年に韓国から日本に来た韓国育ちの日本人らしい…
    騙されたと思ってLINE交換したけど、怪しい点は無し
    騙されてないよね私…」

    引用元:Twitter

    「ひょんな事で始めた、マッチングアプリで、とても素敵な方とやり取りしている気がするのですが、初心者すぎて、サクラなのか本当なのか分からない
    そしてメッセージのやり取りでどう展開していくのかも分からない」

    引用元:Twitter

    「友達探しもできるマッチングアプリやってるんだけど、めっちゃマッチするのはサクラなの?
    おじさん分からなくて怖い!」

    引用元:Twitter

    こうしたケースもあるため、ひとまずメッセージのやり取りをしてサクラや業者かどうかを判断するのも良いでしょう。ただし、注意点として完全に信用できるようになるまでは個人情報を教えないようにすることが大切です。

    「マッチングアプリで、あたしからいいねしました。
    会うまでサクラだと思われてました」

    引用元:Twitter

    もちろん、実際に付き合えているケースもあるので、相手の様子を見ながらサクラかどうかを判断しましょう。

    まとめ

    マッチングアプリで出会いを探しているときに障壁となるのが、サクラより業者の存在です。
    しかし、今回紹介した業者の種類や手口を知っておくことで十分対処できます。
    もしサクラや業者に遭遇した場合はすぐに運営に通報すると適切に対処してくれます。
    興味本位で関わるとトラブルの元になったり時間の無駄になる可能性が高いので、ブロックして無視しましょう。

    また、最初からサクラがいないアプリを選んでおくと安心です。

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