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『週末婚』とは?メリット・デメリットと体験者の声

『週末婚』とは?メリット・デメリットと体験者の声

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週末婚
ライフスタイルの多様化によって、結婚にもさまざまな形が存在します。夫婦によって異なり、千差万別、まさに夫婦の数だけあるといえるでしょう。「事実婚」「通い婚」「卒婚」などが有名ですが、今回はその中で「週末婚」について紹介していきます。
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週末婚とは?


「週末婚」とは、その名の通り、週末の1~2日だけ会うスタイルをとっている夫婦のことです。入籍はしているけれど、普段は別々に暮らして週末のみ一緒に過ごす婚姻スタイルです。どちらかが単身赴任で、週末だけ会うのも週末婚に含まれます。

週末婚と別居の違い

「週末婚=別居」で、マイナスイメージが持たれがちです。しかし、あえて週末婚というスタイルをとるのは、その夫婦ごとに理由があります。仕事の都合もあれば、束縛や干渉をし過ぎず、それぞれが「個」を大切にしたいなど、ポジティブな考えで週末のみ一緒に過ごし、平日は別居状態です。一方で、結婚当初は同居していたものの、不仲によって同居できなくなってネガティブな背景があって別居するようになった場合は、単なる別居です。お互い冷静になって考えるために距離をとる別居、離婚を前提とした別居など、こちらも理由はさまざまです。

TBS系のドラマ『週末婚』

「週末婚」という言葉が世間で一躍有名になったのは、ドラマ「週末婚」です。このドラマは、1999年4月に放送されました。主演は永作博美さんで、姉の松下由樹さんとの間で繰り広げられる数々のバトルが話題となりました。「やられたら絶対にやり返す」「私よりも不幸でいてほしい」と言い合う、嫉妬、愛憎、殺伐とした壮絶なドロドロ劇の中で、永作さん演じる月子は、仲村トオルさん演じる航一に週末婚での結婚スタイルを提案したのです。毎日、共に職場で顔を合わせて仕事に取組み、週末は夫婦としての時間を過ごすー。これまでにない夫婦像が描かれました。このドラマを機に、「週末婚」は斬新な夫婦のあり方として注目されました。

週末婚の離婚率

気になるのが、週末婚夫婦の離婚率です。世間では、3組に1組が離婚していると言われていますが、果たして週末婚はどうなのでしょうか。日頃離れて暮らしているので、その分すれ違いも多く、離婚率も高いのでは?と思われがちです。
実際に、別居している夫婦の離婚率は、約40%という調査結果があります。毎日顔を合わせている夫婦と比べると、どうしてもコミュニケーション不足になりやすく、寂しさから不倫や浮気をしやすいため、離婚しやすい状況下にあるといえます。
ただし、”別居している夫婦”には、離婚を前提として別居をしている夫婦も含まれているため、その40%の中での週末婚夫婦の割合は分かりません。

どんな人に向いている?

週末婚が向いているのは、どのような人なのでしょうか。実際に始める前に、確認してみましょう。

経済的に自立している

第一に、経済的に余裕があることは必須です。夫婦が一緒に住めば、生活拠点は一つですが、離れて暮らすとなると生活費は単純に2倍かかります。夫婦それぞれが、自分の生活費を稼げるように、経済的に自立していることが必要です。将来のためには、当然、貯蓄もしておかなければなりません。また、週末にはどちらかの方へ移動して一緒に過ごすわけですから、距離が遠ければそれだけ交通費もかかります。

精神的に自立している人

週末婚のためには、ある程度精神的にタフでないと難しいでしょう。「会えなくて寂しかったから」「結婚している自覚が持てなかったから」などの理由で、結果、浮気してしまっては、夫婦関係は破綻してしまいます。一人の時は、自分の時間を上手に使い、週末は夫婦二人の時間を満喫するというように、気持ちを切り替えながら生活することです。
また、週末婚についてすべての人が理解してくれるとは限りません。周りから「何か、訳ありだから別居しているのか?」といろいろ言われたり、冷たい目で見られることもあるでしょう。誰に何を言われても動じない、自分たちには自分たちのスタイルがあるのだという強い信念が必要なのです。

積極的にコミュニケーションが取れる人

離れて暮らしていると、通常の夫婦と比べて話す時間が限られ、会える時間は少なくなります。夫婦のどちらかが、または二人共がコミュニケーションを取って、パートナーと関わろうという意識が強くなければ、週末婚を継続させるいくことは難しいでしょう。離れていても、仕事やお金、子どものことなど、将来について夫婦で話し合うべきことはたくさんあります。相手の生活スタイルを把握した上で、定期的に連絡を取ってお互いを気遣うことは欠かせません。

夫婦共に、週末婚に納得している

週末婚は、夫婦二人が納得していなければ継続することは難しいものです。
お互いにとって、週末婚スタイルがベストだと思っていることが不可欠で、どちらかの思いだけでは、うまくいきません。「自分だけが我慢している」というストレスが溜まる一方です。また、週末婚を続けていく中で、夫婦の状況も変化していきます。
それによっては、週末婚をやめるという選択肢も必要になるかもしれません。
その時によって、臨機応変に対応できることが求められます。

【独自調査】30代から50代既婚男女に聞いた!週末婚の経験や子供の有無とは?

週末婚の経験や子供の有無を調査すべく、今回e-venzでは30代から50代の既婚者を対象にアンケート調査を実施しました。

【アンケート調査概要】
調査方法:インターネットアンケート
調査期間:2022年12月21日~2022年12月21日
調査対象:全国の30歳~59歳の既婚男女
有効回答数:1,000名

それでは、見てみましょう!

週末婚をしていますか?

まずは、どれだけの人が週末婚をしているのかを調査しました。

男性

女性

調査の結果、男女共に3~5%の方が「している」「したことがある」と回答しています。週末婚の経験者は少数のようです。

では次に週末婚を「している」「したことがある」答えた方へ、子供がいるのか調査してみました。

週末婚中に子供はいましたか?

週末婚を「している」「したことがある」と回答した方に、週末婚中に子供がいたかどうかを尋ねてみました。

【アンケート調査概要】
調査期間:2022年12月21日~2022年12月21日
調査対象:全国の30歳~59歳の既婚男女
有効回答数:81名

男性

女性

子供が「いる・いた」と答えた方は6割強でした。週末に会うだけの結婚生活ですが、子供がいる割合は多いようです。

週末婚をしたいと思いますか?

また、週末婚を「していない」「したことがない」と回答された方に対して、将来的に週末婚をしたいと思うかを尋ねてみました。

【アンケート調査概要】
調査期間:2022年12月21日~2022年12月21日
調査対象:全国の30歳~59歳の既婚男女
有効回答数:919名

男性

女性

「週末婚をしてみたい」と回答した方は、男性14%・女性21%となりました

やはり、ほとんどの方は結婚するのであれば、一緒に生活をしたいと考えていることが分かりました。

週末婚のメリット


目新しい結婚スタイル、週末婚のメリットはどのような点でしょうか。ここでは、
3点について詳しく紹介していきます。

仕事と両立できる

週末婚の最大のメリットは、仕事との両立です。共働きする夫婦が増えている昨今、結婚することで夫婦どちらかが仕事を辞めなければならない、転勤についていかなければならないという選択は取りたくないと思うのも当然のことでしょう。せっかく仕事を頑張ってきたのに、キャリアを諦めたくない、でも結婚もしたいー。仕事も結婚も、両方可能にするためには週末婚という選択肢があるのです。週末婚にすることで、結婚しても生活を変えることなく、そのまま仕事を続けることができ、会社を辞める必要もないのであれば、これほどいいことはありません。まさに、仕事と結婚のいいとこどりができるのが、週末婚なのです。

互いにいい距離感を保てる

結婚後、多くの人が感じるのは、自分一人の時間を持てなくなるという点ではないでしょうか。独身の頃は、常に自分のペースで好きなことを、好きなようにしていたのに、結婚したら「二人で過ごさなければならない」という、無言の圧がかかります。新婚の頃は、二人でいる喜びが勝りますが、次第にしんどさを感じてきます。小さな我慢が積み重なって、大きなストレスとなって爆発することもあり得ます。その点、週末婚ならば平日は自分が自由に時間を使うことができます。会えるのは週末だけ、共有できる時間が限られているからこそ、会えたときの喜びは大きいし、結婚後も新鮮な気持ちが続きやすいといえます。週末婚で程よい距離を保つことで、落ち着いた結婚生活が送れるのです。

金銭面で揉めることが少ない

共働きか否かに関わらず、結婚後は、妻に家計を任せるケースが多いのではないでしょうか。男性は、独身の頃は自分が稼いだ分は好きに使えていたのに、お小遣い制で決まった額しか使えないのは、かなりの不自由さを感じるものです。その点、週末婚では、完全に財布を別々にして、お金の管理を個別にすることができます。食費や交通費、交際費など、生活費で揉めることは少ないでしょう。

週末婚のデメリット


物事には、メリットがあればデメリットもあります。週末婚のデメリットはどのような点があるのでしょうか。

いつも一緒にいられない

週末婚と聞いて、多くの人が懸念するのは、一緒に過ごせるのは週末だけでいつも一緒にいられないという点でしょう。平日に、自分のペースで時間を使えるというメリットは、言い換えれば平日は一緒にいられないということです。仕事でミスをして落ち込んだ時、体調が悪くて寝込んだ時など、傍にいてほしい時に一緒にいられないのは、想像していた以上にダメージが大きいのです。週末婚を選択した時点で分かっていたこととはいえ、週末にしか会えないのは最大のデメリットとなり得るのです。

運命共同体ではない

週末婚は、一緒に暮らしていないので、夫婦という意味での運命共同体という意識を持ちづらいものです。同居婚の夫婦と同じように、日々の会話の中でさらにお互いを理解し合うことの難しさは、どうしても拭えません。そのため、運命共同体の意識は薄れがちです。これは、個を重んじる週末婚ゆえに生じることです。どこまで妥協して受け止めていくのかは、夫婦次第ともいえます。

コミュニケーション不足になる

週末婚は、夫婦が一緒にいられるる時間が圧倒的に少ないので、どうしてもコミュニケーション不足になりがちです。コミュニケーションというと、会話をイメージします。言葉のキャッチボールはもちろん重要で、お互いの意思疎通を図る上で欠かせません。週末婚の場合は、毎日会えないので、平日に話がしたいのであれば電話になります。コミュニケーションの中には、身振りやしぐさ、顔の表情などのボディランゲージを使って相手に情報を伝える「ノンバーバルコミュニケーション」もあります。これらは、相手の考えや気持ちを理解したい時に非常に役立ちます。
また、スキンシップも大切なコミュニケーションの一つです。距離が離れている分、いかにしてコミュニケーションをとるか、これは週末婚の最大の課題といえます。

【実態調査】週末婚に疲れる人はどれくらいいるのか聞いてみた

週末婚を「している」「したことがある」と回答した方に、週末婚中に子供がいたかどうかを尋ねてみました。

【アンケート調査概要】
調査期間:2022年12月21日~2022年12月21日
調査対象:全国の30歳~59歳の既婚男女
有効回答数:81名

男性

女性

男女共に4割程度の方が「週末婚」に疲れを感じて生活を送っているようです

【独自アンケート】週末婚と離婚の関係性とは?実際に調査してみた

週末婚を「している」「したことがある」と回答した方に、離婚の経験や、将来的に離婚の可能性を感じるかを調査してみました。

【アンケート調査概要】
調査期間:2022年12月21日~2022年12月21日
調査対象:全国の30歳~59歳の既婚男女
有効回答数:81名

男性

女性

調査の結果、男女共に1割程度の方が「離婚したことがある」回答

さらに少なからず離婚の可能性を感じている方は、男性が54%、女性が47%となっています。

会う時間を少ない週末婚は、すれ違いが生じ会話する時間が少ないため、このような結果になったと考えられます。

週末婚体験者の声


ここまで、週末婚のメリット、デメリットについてまとめてきました。では、実際に週末婚を体験した人はどのように感じているのでしょうか。ここでは、ポジティブ派とネガティブ派双方の声を紹介していきます。

40代で週末婚を始めました(50代 女性)

私は結婚が遅かったため、40代で週末婚を始めました。夫は同い年です。これまで、お互いに1人暮らしの期間が長かったので、既に自分なりの生活スタイルができていたんですよね。だから、結婚したことでそれが崩れてペースが乱されるのはちょっと…という気持ちが正直あったんです。だから、夫とも何度も話し合ってあえて週末婚というスタイルをとることに決めました。相手に、過度に期待し過ぎることもないから、ストレスフリーです。週末婚は、私たちにはとても合っていますね。

週末婚に疲れた夫婦(30代 女性)

私は、週末婚はおすすめしません。はっきり言って、週末婚がもたらすものは「肉体的疲労」と「精神的ストレス」なんです。私たち夫婦は、二人の拠点が九州と関東で遠距離だったため、とにかく週末のたびに移動が大変でしたね。交通費もバカになりませんでした。週末に夫と会うために、平日の間に家事や友人との予定や仕事を全部詰め込むのは、結構大変なんです。なんだか、自分ばかりが予定を調整して大変な目に遭っているような気がして、せっかく夫に会えたのにケンカばかりしてしまって…。もう、週末婚を続けていく自信もないし、疲れてしまいました。

パートナーに週末婚を提案された(40代 女性)

夫と婚約した時、私は同居婚のつもりでいました。新居はどこにしようか、漠然と考えていた時に、夫に週末婚を提案されたんです。夫は「とにかくお互いにとって無理のない結婚生活を送りたい」と望んでいました。私は仕事を辞めるつもりはなかったので、仕事と家事を上手く両立させたいと思っていました。自信はなかったですけどね。夫は、私の性格上、仕事も家事も完璧にやろうとしてその重みに潰れてしまうのではないかと心配してくれたんです。夫も、私を支えてくれるつもりではいたようですが、自信がないと言っていましたしね。そこで、お互いが我慢することが前提のような結婚よりは、週末婚の方がいいのではないかという結論に達しました。平日に会えない寂しさはありますが、仕事もしっかりやりたい、家事は自分のペースでやる、夫婦の時間も大切にしたいので、やっぱり週末婚がベストな選択だったのだと思っています。

週末婚は意味がないです(40代 男性)

週末婚って、プライベートを充実させられて理想的な形だと思っていたんですが、現実は違っていましたね。お互いに、コミュニケーションを取ろうという意識が強くないと、どうしてもすれ違いが多くなるんです。話し合う時間が足らなかったら、「どうせ〇〇だと思っているんでしょ?」と決めつけてしまったり、「何で分かってくれないんだろう」とイライラをぶつけてしまったり。お互いを尊重できるから、週末婚にしたはずだったのに、気が付けば相手の気持ちも、自分の気持ちも分からない状態でした。いったい、何のための週末婚だったんだろう、誰も得していないし、本末転倒だったのでは?と思っています。

週末婚の芸能人


週末婚は、物語の中だけの話ではありません。週末婚を選択している、または憧れを抱いている芸能人も少なくないようです。

広末涼子さん

女優の広末涼子さんは、2010年秋に、キャンドルアーティストのキャンドル・ジュンさんと再婚しました。キャンドルアーティストの仕事は、ファッションショーやイベントの演出、野外フェスの演出など、幅広いものです。結婚する前は、広末さんもキャンドルさんが主催するイベントに同行していたようですが、女優の仕事と育児もあります。東日本大震災以降、東北の復興支援活動のために被災地を訪問する頻度が高い夫とは、普通の夫婦のように毎日同居とはいきません。週末婚というより別居婚といった方が近いかもしれませんが、2人にとっては最善の形なのかもしれません。広末さんは、2019年に2億円の豪邸を購入したといいますから、あくまでも拠点は都内として、夫と一緒に過ごせる時間を大切にしているようです。

小池栄子さん

小池栄子さんの夫は、元格闘家の夫・坂田亘さんです。小池さんからの猛アタックで結婚に至ったのだとか。お二人は、同居婚ですが、それぞれの時間を大切にしているそうです。心がけているのは、干渉しないことで、お互いがお互いのスケジュールを優先させています。週の初めに“今週は、いつご飯一緒に食べる?”と予定を決めて、それ以外のほかの日はそれぞれが友達と食事に行くなど、自由に過ごしています。「まるで、週末婚みたいな感じ(笑)。同じ家に帰ることには変わりないので、そのくらいの距離感がちょうどいい」と小池さん。夫婦とはいえ、常に共に行動しなければならない決まりは、ありませんよね。小池さんご夫婦は、同居婚でも週末婚のように程よい距離感をキープしていらっしゃるのですね。理想的ともいえます。

田中みな実さん

フリーアナウンサーの田中みな実さん。田中さんは独身ですが、2019年、テレビ番組内で「結婚するなら、週末婚が良い」と話していました。
「寝るタイミングが一緒じゃないと、一緒に寝る意味あるの?」「『おやすみ』って言って、『足冷たいね、大丈夫?』みたいな…」といった、恋人とのやりとりを妄想していました。共演者から「(結婚したら)毎日それはちょっと…」と言われると「求めすぎなのかな、結局」と悲しそうな表情に。「週一、二回だったら大事にしてもらえるけど、毎日だったら大事にできないってことなんでしょうね。そういう人が多いから週末婚が良いって思っちゃう。それですごい女として見られたいもん、ずっと」と話していました。

本田翼さん

中居正広さん、宮川大輔さん、本田翼さんがMCを務めるテレビ番組『中居大輔と本田翼と夜な夜なラブ子さん』。それぞれの恋愛観について話すバラエティ番組で、中居さんから「『仕事を辞めて家庭に入ってくれないか』と言われたらどうする?」と聞かれた本田さんは「無理!週末婚!私は絶対に無理!」と即答していました。本田さんは「同じ部屋にいても、お互い別々のことをしてても良いのが一番いい」のだそうです。ゲーム好きでも有名な本田さん、自分の生活ペースを相手によって崩されたくないのでしょうね。

週末婚を始める前に(注意点)


週末婚に興味があって「やってみようかな」と思っている方へ。実際に始める前に、いくつか注意点があるので確認しておきましょう。

住民票はどうするのか

住民票は、同居・別居にかかわらず、実際に住んでいる場所に置くものです。そのため、週末婚の夫婦の場合はどちらかが引っ越した時に手続きが必要です。住民票は戸籍とは異なるので、生活拠点が別ならばそれぞれ別々に住民票を置くことになります。
住民票がないと、自動車運転免許やパスポートの更新が受けられないこともあるので気を付けましょう。
注意したいのは、夫婦が別々に住民票を持っていると、会社から家族手当や家賃補助などを受けられない場合があります。結婚すると家族手当がもらえる、社宅に入れるなどの福利厚生を受けられる会社も多いです。会社の規定によっては、同居==住民票が一緒でないと、対象にならない場合もあるのです。自分とパートナーの会社はどうなのか、事前に確認しておいた方がいいでしょう。

一緒に過ごす時間管理

週末婚は、一緒に過ごす時間が限られています。時間を有効に活用するためには、時間管理を意識しましょう。話し合いたい内容は、事前に連絡しておくのがベストです。
あらかじめ「今週末は、このことについて話したい」と伝えて、資料があればメールやLINEで送っておいて、相手の時間がある時に見ておいてもらうとよいでしょう。相手も、自分の考えをまとめられますし、自分でもう少し調べてみるなど、してもらえます。

金銭面の共有領域

週末婚は、それぞれの生活費を自分で支払っているため、「夫婦にとっての共同財産」という感覚がどうしても抜けがちです。自分が働いて得たお金ですが、すべて自分のために使っていいというわけではありません。将来のために、いくら貯金をするかなど、具体的な金額も含めて話しておいた方がいいでしょう。暮らしている拠点は別ですが、財産は二人のものなのです。

子どもについて

週末婚で結婚生活をスタートした夫婦も、将来、子どもができた時には週末婚を続けるのが難しくなる場合もあるでしょう。
それまでの生活に、さらに育児が加わるのですから、一人よりも夫婦二人で行った方が対応しやすいです。どちらか一方に負担が偏ると、結婚生活にヒビが入ることもあります。子どもができた場合の働き方や、週末婚を続けるかどうかについても、きちんと話し合っておきましょう。
子どもができたら、両親どちらかの住民票に入れることになります。
その場合、出産・育児に関して

  • ・母子手帳の交付
  • ・妊婦検診のチケット
  • ・両親学級
  • ・出産祝い
  • ・乳幼児検診、予防接種
  • ・認可保育園の入所

など、行政からさまざまなサポートを受けられます。これらは、住民票がある場所でしか受けられません。地域によって内容は異なるため、どのようなサポートがあるのか、確認しておきましょう。

まとめ

夫婦には、それぞれの事情があります。夫婦の数だけ、結婚の形があって自由に選ぶことができます。週末婚も、その選択肢の中の一つです。同じ週末婚の中でも、夫婦によってマイルールが存在することでしょう。
単に、週末婚が良い、悪いということではなく、

  • ・結婚は、自分たち夫婦がお互い幸せで、充実した日々を過ごせるためにするものである
  • ・そのためには、どういう形をとるべきか

を整理して考えてみましょう。
ルールも、結婚スタイルも、その時の状況で変化します。「一度決めたことだから、貫かないといけない!」というような考えに縛られず、その都度夫婦でよく話し合って、柔軟に対応していけたらいいですね。

 

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