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更新日： 2025年01月31日

セックスレスの割合は？レス解消方法とは？

なかなか人には聞けないのが、夫婦間の「セックス」について。

愛し合って結婚した夫婦でも、セックスについて腹を割って話し合える人は少数派ではないでしょうか。そして、さまざまな理由をきっかけに、セックスレス状態になる人は少なくありません。

• そもそもセックスレスって？
• セックスレスの割合は？
• レスになったら別れるべき？

…など、セックスレスに関する情報をまとめました。

また、今回e-venz編集部では既婚男女3,000人を対象に「セックスレス」アンケートを実施。どれくらいの夫婦がセックスレスで悩んでいるのかを調査しました。

この記事の監修者

三輪 賢治

ノマドマーケティング株式会社　代表取締役。
2009年 イベントプラットフォーム事業としてe-venzを開設。
2014年 時間や場所にとらわれないノマドワーカーの先駆者として、ノマドマーケティング株式会社を設立。

◆著書
婚活ビジネスの教科書
AI婚活: 〜進化するマッチングアプリ〜
100歳まで出会える人生

セックスレスの定義とは

まず、「セックスレス」についてです。セックスレスは、1994年に日本性科学会が以下のように定義しています。

1994年6月3日の第35回日本心身医学会総会で「特殊な事情が認められないにもかかわらず、カップルの合意した性交あるいはセクシャル・コンタクトが1ヶ月以上なく、その後も長期にわたることが予想される場合、セックスレス・カップルのカテゴリーに入る」と発表した。

引用：一般社団法人 日本性科学会「セックスレスについて」

つまり、病気でセックスができないなど特別な事情がないのに、1か月以上セックスをしないカップルがセックスレスです。

セックスレスの原因とは

愛し合っている恋人や夫婦が、なぜセックスレス状態に陥ってしまうのでしょうか。

ここでは、セックスレスになってしまう「原因」を探ります。

生活リズムのずれ

お互いに仕事や家事・育児などで忙しい日が続き、生活リズムがずれてすれ違い状態になると、セックスレスになりやすくなります。

たとえば、子どもが産まれた後。一方は早い時間に子どもを寝かしつけ、もう一方は仕事で帰宅時間が遅くなるなど、すれ違い状態が続くとセックスレスになりやすいと言えます。

妊娠や出産

妊娠・出産を機にセックスレスになる人は少なくありません。

妊娠中も、お腹の張りや出血などがなく体調が良い場合はセックスが可能です。しかし、赤ちゃんを気づかってセックスをしないという人は多いでしょう。

また、出産後にしばらくセックスできない状態が続くことで、そのままセックスレス状態になる人も。体調不良が長引いたり、赤ちゃんのお世話でセックスどころではなかったりして、セックスレスになることもあります。

疲れている

日々の疲れからセックスどころではなくなり、セックスレスになる人も多く見られます。

仕事や家事・育児、プライベートの付き合いなど、日々やることが多くゆっくり休む暇もない人は少なくありません。体をしっかり休められなければ、セックスどころではなくなります。

性欲の低下

疲れや加齢により、性欲が減ってセックスレスになることもあります。

以前に比べてセックスの回数が減ったり、セックスしたいという気持ちが薄れたりする場合はこのケースに当てはまるでしょう。性別関係なくもともと性欲がない人、以前は性欲があったのに急激に性欲が減ってしまう人など、さまざまなパターンがあります。

愛情が薄れた

残念ながら、パートナーへの愛情が薄れてセックスレスになる人もいます。

長く一緒にいると、付き合い始めや新婚の頃のときめきが失われたり、セックスもマンネリ化したりするなどでお互いに魅力が感じられなくなることも。パートナーとセックスする気持ちが起こりにくくなり、セックスレスに突入してしまいます。

【アンケート】既婚男女のセックスレス割合を調査

今回e-venz編集部では、既婚男女3,000人を対象にした「セックスレス」に関する大規模アンケートを実施しました。

実際にセックスレスで悩んでいる人はどれくらいいるのか、パートナーとのセックスで不満に感じている点はあるのか、どうすればセックスレスを解消できると思うかなど、全国の夫婦の声をお届けします。

①夫婦仲は良好ですか？

まず、アンケートを実施する3,000人に「現在の夫婦仲」について質問しました。

現在夫婦仲が「とても良い」と回答したのは、3,000人中728人で全体の24.27％でした。

年代別で見てみると、若い世代のほうが「とても良い」の回答率が高くなっており、年代が上がるにつれて「まあまあ良い」「どちらとも言えない、普通」に変わってきているようです。

②パートナーとセックスするペースは？

次に、パートナーとどれくらいのペース（頻度）でセックスしているのかを聞きました。

既婚男女3,000人中、半数以上が「1年以上していない」と回答。男女問わず、長期にわたってパートナーとセックスしていない実情が浮き彫りになりました。

パートナーとセックスしている人を見てみると、もっとも多かったのは「月に1回程度」でした。

年代別で見てみると、やはり年代が上がるにつれてセックスの頻度が低くなっていることがわかります。それでも、30代という若い世代ですでに「1年以上していない」と回答した人も多く見られました。

また、「その他」に寄せられた自由記述回答も見てみましょう。

驚くことに、1年どころではなく20年や30年以上パートナーとセックスしていないという回答が少なくありませんでした。

③パートナーとのセックスでの不満は？

パートナーとのセックスについて、頻度やそれ以外の点で不満に感じることがあるかを聞きました。

まずは頻度についてです。

3,000人中1,837人（61.23％）のが「満足している」と回答。その一方で、「満足していない」と回答した割合は男性が多くなっています。

その他の不満についても質問しました。

多くの男女が「マンネリ化」を実感。夫婦として長く一緒にいると、どうしても避けられないのがマンネリ化です。

また、「あまり気持ち良くない」「痛みを感じる」の項目は、女性が圧倒的に高くなっており、「もっと時間を短くしたい」に通じている部分もあります。

反対に、男性は「潤い・勃起の悩みがある」「パートナーの反応が良くない」という回答割合が高くなり、双方にすれ違いが起こっていることがうかがえます。

④あなたはセックスレスですか？

ここからは、セックスレスという人に焦点を当ててアンケートを実施。

ズバリ、あなたはセックスレスか（だったか）どうかを聞きました。

200人中134人（67％）が、現在進行形でセックスレスだと回答。27人（13.5％）が、過去セックスレスだったとそれぞれ回答しました。

パートナーとのセックスする頻度（ペース）に満足していない男女のうち、大半がセックスレスだと感じているようです。

⑤セックスレスのきっかけは？

では、なぜセックスレス状態になってしまったのでしょうか。

まずは、過去にセックスレスだったと回答した人を対象に、その理由を挙げてもらいました。

もっとも多かったのは「生活リズムのずれ」でした。

次に「子どもがいるから」「妊娠や出産」など、ライフスタイルの変化に伴う理由が続きます。さらに、「疲れが溜まっていた」「自然と頻度が減った」「性欲が減った」など、加齢や日々の疲れから頻度が下がっていった理由も挙げられました。

次に、現在進行形でセックスレスだと回答した134人に、同じくセックスレスになったきっかけを聞きました。

最多回答は「自然と頻度が減った」で、わずかな差で「子どもがいるから」「性欲が減った」と続きます。

過去にセックスレスだった人と同じく、生活をともにする時間が長いことで自然と頻度が減ったり、妊娠・出産などライフスタイルの変化に伴ったりすることでセックスレスに陥ったようです。

⑥セックスレスで浮気・不倫をした？

現在進行形でセックスレスだと回答した134人に、セックスレスが原因で浮気・不倫をしたことがあるかどうかを聞きました。

浮気・不倫をしたことがあると回答したのは、全体の51人（38.06％）でした。男女別で見てみると、男性のほうが多くなっています。

浮気・不倫をした人に、どうやって相手探しをしたのかも聞きました。

最多回答は「友人や知り合い」でした。もともと知り合い（友人）だった人と急接近し、そういった関係になることが多いようです。

また、自身が既婚者ということもあり、「マッチングアプリ」や「出会い系サイト」「既婚者向けマッチングアプリ」など、オンラインで相手探しをする人も多く見られました。

⑦レス解消について話し合ったことは？

セックスレスで悩んでいる人たちに、これまでに「セックスレスの解消について」話し合ったことがあるかどうかを聞きました。

まずは、セックスレスが原因で浮気・不倫を「したことがない」人たちです。

残念ながら、ほとんどの人が「ない」と回答しました。また、その結果についても見てみましょう。

話し合ったことがあると回答した人も、解決には至らなかったようです。

続いて、セックスレスが原因で浮気・不倫を「したことがある」と回答した人たちに、同じ質問をしてみました。

話し合いをしたことが「ある」と回答した人の割合が、浮気・不倫をしたことがない人たちよりも高くなりました。

話し合い後、セックスレスが改善しなかった人がほとんど。勇気を出して話し合いの場を設けてもセックスレス状態が改善するどころか、関係が悪化したり喧嘩になったりした人が多いようです。

話し合っても解決しない、愛するパートナーとのセックスができない。そんなつらい状態から逃げ出そうと、浮気・不倫という選択肢を選んでしまうのかもしれません。

また、セックスレスの解消について話し合わないという人が多数見られましたが、その理由はこちら。

すでに、話し合うことを諦めてしまった人がたくさん見られました。他にも、セックスについて話し合うのが恥ずかしいと感じたり、すでに見切りをつけた状態だったりする人も少なくありません。

⑧セックスレスを解消したいと思う？

パートナーとのセックスレスが原因で浮気・不倫をした人に、セックスレスを解消したいと思うかどうかを聞きました。

はたから見ればすでに夫婦関係が破綻しているとも言えますが、果たして結果はどうなのでしょうか。

大半の人が、パートナーとのセックスレスを解消したいと感じているようです。

たとえセックスレスで浮気・不倫をしたとしても、やはり心はパートナーに向いているのではないでしょうか。

年代別で見てみると、やはり多くの人がセックスレスを解消したいと思っていることがわかります。50代は「いいえ」と回答する人がもっとも多く、60代以降は「どちらでもいい」と回答する人が多くなりました。

年代が上がればセックスの頻度が下がるという結果を踏まえると、レス解消うんぬんよりも「夫婦関係の改善」が焦点になるのではないでしょうか。

⑨なぜセックスレスを解消したい？

「セックスレスを解消したい」と感じている人はとても多いことがわかりました。では、なぜセックスレスを解消したいのか、その理由について聞きました。

一番多かったのは、「パートナーとセックスしたいから」でした。

セックスレスが原因による浮気・不倫は、性欲の発散や寂しさを紛らわせるためと言えます。本音としては、やはりパートナーとセックスがしたい人がほとんどのようです。

しかし、話し合いをしてもレスが解消されない……ストレスが溜まり、パートナーから突き放された悲しさ・寂しさが募って、浮気・不倫に走ってしまうのではないでしょうか。

⑩どうすればレスを解消できると思う？

最後に、どうすればセックスレスを解消できると思うかを聞きました。

夫婦として「スキンシップを増やす」という人が最多回答になりました。

次いで「毎日一緒に寝る」と続きます。また、やはり「セックスレスについて話し合う」という人も。夫婦だからこそ、セックスしたい理由・したくない理由をそれぞれすり合わせていかなければ、うまくいきません。

ただ「嫌だから」と一方的に拒否したり、相手の気持ちを聞かず無理やり夫婦の営みを求め続けたりすると、夫婦関係はうまくいかなくなるでしょう。

セックスレスの解消方法

セックスレスは、そう簡単に解決できることではありません。

どうすればセックスレスを解消できるのか、その方法を探ります。

スキンシップを図る

まずは、夫婦間でのスキンシップを図りましょう。

セックスレスだからといって、いきなりセックスを迫ることは解決策にはなりません。夫婦の間にできた溝を埋めるためには、少しずつスキンシップを図っていくことが大切です。

手を繋ぐ、ハグをする、キスをするといったことはもちろん、同じことをしなくても一緒にいる時間を増やす、一緒にいるときの物理的な距離を縮めるなども試してみましょう。

コミュニケーションをとる

スキンシップと同時に、夫婦間でのコミュニケーションをとることも大切です。

すれ違いの生活が続いていると、どうしても会話が減ってしまい、お互いの気持ちがわからなくなってしまいます。まずは会話量や接点を増やすことから始めましょう。

また、普段子どものことばかり話しているという人は、パートナーについていろいろと聞いてみましょう。「あなたに関心を持っている」という気持ちを伝えられるかもしれません。

自分磨きをする

長く一緒にいると、どうしてもお互いの存在が「当たり前」に感じてセックスレスになることがあります。つまり、「マンネリ化」ということです。

付き合い始めの頃と違い、家族になったという安心感から身なりを整える機会が少なくなるのは珍しいことではありません。しかし、その安心感と引き換えにときめきを失ってしまうことも。

仕事や育児で余裕がない人も多いかもしれません。それでも、セックスレス解消に向けて悩んでいるなら、少しずつでも行動してみましょう。

レスの原因を取り除く

セックスレスになった原因がわかっている場合、その原因を取り除くことからスタートしましょう。

たとえば、子どもがいるのでなかなかセックスできず、そのままセックスレスになってしまった場合、たまには親戚に子どもを預けてデートをするなどが挙げられます。

仕事や家事で忙しく、セックスの頻度が減ってセックスレスになったという場合は、家事を時短できる家電を導入したり、お互いの家事負担割合を見直したりするのがおすすめです。

解消法を話し合う

腹を割って、二人のセックスについて話し合うのも手です。

「不満をぶつけてやる」という相手を責めるようなスタンスではなく、「あなたはどう思っている？」という気持ちで話し合ってみましょう。

お互いの本音を言いやすくすることで、たとえセックスレス解消には至らなくても「スッキリした」「不安やモヤモヤが減った」と思えるでしょう。

セックスレスが解消できないとき

対策や話し合いをしても、どうしてもセックスレスが解消できないという場合、どうすれば良いのでしょうか。

最終手段も含め、その対処法を解説します。

ストレス解消をする

性欲を別の形で昇華させるため、さまざまなストレス解消法を試してみましょう。

• 仕事に打ち込む
• 泣けるドラマやマンガを見る
• プチ贅沢をする
• 日記や手帳を書く
• 好きな香水やお香を使う

…など、一人でも子どもと一緒でも楽しめるストレス解消法はたくさんあります。

こちらは「婚活うつ」に関する記事ですが、20のストレス解消法を紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。

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友人などに相談する

セックスレスはデリケートな内容ですが、一人で抱え込んでいると精神的な負担が非常に大きくなります。頼れる友人など第三者に話を聞いてもらうと、気持ちの整理がつけやすくなるでしょう。

カウンセリングを受ける

夫婦（カップル）セラピーを受けるのもおすすめです。多くのセックスレスのカップルを見てきたプロに話を聞いてもらいましょう。

オンラインで相談できるサービスや、匿名で相談できるサービスもあるほか、一人だけでも夫婦一緒でも相談可能です。

占いに頼る

相談できる相手がいなかったり、夫婦で一緒にカウンセリングを受けるのが難しかったりする人も少なくありません。

「誰かにこの気持ちを吐き出したい」、そう思う人は「占い」を利用するのもおすすめです。電話占い（メール）は、自分で鑑定士（占い師）を選んでオンライン上で相談できるサービス。セックスレスをはじめ、長年にわたって夫婦問題の相談を受けている鑑定士がたくさんいるので、ぜひ口コミを見て自分に合った人に相談してみると良いでしょう。

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浮気・不倫

パートナーが話し合いに応じてくれなかったり、どうしても気持ちを理解してくれなかったりする場合。性欲の発散や寂しさを紛らわせるために、浮気・不倫に走ってしまう人は少なくありません。

もちろん、パートナーがいるのに他の人と関係を持つと「不貞行為」とされます。しかし、話し合いの場を設けてもなかなか解決しない、パートナーが自分を一方的に拒否してくるなど、浮気・不倫に及んでしまう「汲むべき事情」もあるのではないでしょうか。

もし、相手を探してみようと考えている場合は、既婚者のみが利用している「既婚者向けマッチングアプリ」がおすすめです。

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別居・離婚

浮気・不倫をするのではなく、きっぱりと関係を清算したいという人も少なくありません。

ただ、子どもがいる家庭はそう簡単に離婚できないでしょう。財産分与をはじめとする話し合いだけでなく、親権や養育費についても取り決めがあるからです。

そのため、子どもがいる場合、まずは別居からスタートするのもおすすめ。離れてみて「パートナーの大切さ」に気付くかもしれません。

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セックスレスで離婚できる・できないパターン

セックスレスを理由として、離婚できるパターンとそうでないパターンがあります。

ここでは、必ずしもではありませんがセックスレスで離婚できる可能性が高いパターンと、離婚できない可能性が高いパターンをそれぞれ解説します。

できる①お互い離婚を希望

セックスレスによってお互いに離婚を希望している場合は、離婚できる可能性が高くなります。

どちらかが離婚に反対していれば揉めたり離婚できなかったりする可能性もありますが、離婚は基本的に夫婦二人が合意していればできるもの。セックスレスという理由がなくても、離婚は可能です。

できる②セックスを一方的に拒否

どちらか一方が、セックスを一方的に拒否し続けている場合も離婚できる可能性が高くなります。

夜中に叩き起こしてセックスを迫ったり、体調が良くないのにしつこくセックスしようと誘ったりする場合は、もちろん別です。しかし、こういった特別な理由もなく、ただ一方的に拒絶し続ける場合、相手は不満に感じるでしょう。

拒絶によるセックスレスで夫婦関係が悪化し、婚姻関係が継続できなくなった場合、離婚が認められる可能性が高くなります。

できる③不貞（浮気・不倫）

不貞（浮気・不倫）によってセックスレス状態になっている場合、相手の不貞の証拠がつかめれば離婚可能です。

できない①病気など正当な理由

ここからは、離婚できないケースです。病気にかかっている、体調不良や妊娠中でドクターストップがかかっている場合などは、セックスできない正当な理由があると言えます。

「一方的に拒絶」しているわけではないため、セックスレスを理由とした離婚請求はできない可能性が高いでしょう。

できない②有責配偶者の場合

セックスレスが原因で浮気・不倫、いわゆる「不貞行為」をしてしまった場合。パートナーと離婚して不倫相手と一緒になりたいと思っても、自分から離婚を切り出すことはできません。

なぜなら、自分は不貞行為をした「有責配偶者」だからです。

ただし、パートナーが離婚したいと言ってきた場合は離婚できます。セックスレスだったとはいえ、離婚前に別の人と関係を持ってしまうと慰謝料請求の対象になることも。話し合いを重ね、それでもセックスレスが解消しない場合は浮気に走るのではなく、夫婦関係の清算も考えたほうが良いかもしれません。

できない③お互いセックスを望まない場合

もともとお互いに性欲があまりないという夫婦は珍しくありません。この場合、セックスレスを原因とした離婚はできない可能性が高いでしょう。

カップル・夫婦のセックスレス体験談

実際に、セックスレスで悩み苦しんでいる人の体験談をまとめました。

「セックスレス、夫に拒否られてます。
もういつしたか、思い出せません。多分去年の冬あたりだったような。
なんどか誘ったのですが、拒否られ、すごく惨めだし、つらいです。
見た目も気を使ってますし、拒否られても仕方ない、今はそういうタイミングじゃないんだと納得させようと自分自身を宥めていますが、辛くて、もう苦しいです。
無理に頑張ってもらったって嬉しくない。
もう私のことは、女としては見れない、ということなのかと以前聞いたことがあったのですが、そういうわけではないとのことです。
もうハッキリ言ってもらった方が、スッキリするのに。」

引用元：Yahoo！知恵袋

「セックスレスは地獄の苦しみ。
俺32。嫁35。セックスレス」夫婦です。付き合って一年半で嫁に無理やり押されて結婚。ほんとは、付き合ってる頃からセックスが月イチとか少なくて、それで迷ってた。でも彼女が結婚結婚とあまりにうるさいので、正直に言った。セックスが少な過ぎて結婚を迷うって。卑怯って言われた。あなたが結婚を前に進めてくれないからセックスする気にならないと言われた。今結婚して一年。セックスしたのはわずかに10回未満。妊娠したと、昨年秋に言われた。それ以降、もうかれこれ半年セックスしてない。たまにとてつもなく辛い気持ちに襲われ、自分で自分の首しめて死んでしまいたいような衝動に刈られる。オレは一体どうしたらいい。今日、帰る前にイライラが爆発しそうになり、沈めて帰った。元気ないねて何度も聞かれた。嫁に言った。何ヶ月もしてないから、したいな、、と思った。でも、どうにもならない。そう思うと元気なくなった。嫁は、セックスの話をしたらいつも不機嫌になり、その後一日は必ず口を聞かない。今日も案の定、そんなこと言われても、、、と言われ、それ以降ほとんど口を聞かない。セックスができないから辛い。こんな感情を抱いた俺は、悪いのでしょうか？」

引用元：Yahoo！知恵袋

「産後に10年、妻側から拒否のレスでした。
解消のきっかけは、ゆっくり時間をかけてくれたことに思いやりを感じたからです。
結婚前から行為が好きではなくて月に数回誘われて1回応じるかどうかだったし、産後は子育てにかかわりが不十分な夫に腹が立ってかなり仲が悪くて、時々誘ってこられるのすら嫌で完全にレスに。ベッドも部屋も完全別です。
でも夫が徐々に📚などで子育てを勉強して子育てにきちんとかかわるようになって、それから子供が少し大きくなって性教育のことを勉強したみたいで、自分の夫婦関係のことや行為自体のことも見直してくれたようです。」

引用元：Yahoo！知恵袋

今まさにセックスレスで悩んでいるという人もたくさんいますが、中にはレスを解消できたという人の声もみられました。他にもさまざまな意見・体験談があるので、同じ境遇の人はぜひ参考にしてみてください。

まとめ

セックスレスで悩む夫婦（カップル）は非常に多くいます。

実際、今回のアンケートではセックスレスの定義として言われている1か月どころか、1年以上パートナーとセックスしていないという人が多くなりました。

しかし、セックスレス状態を乗り越えたという人も。どうしてセックスレスになったのか、その原因をしっかり理解しなければ根本的解決には至りません。そして夫婦だからこそ、デリケートな問題も腹を割って話し合ってみてはいかがでしょうか。