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「婚活うつ」になる人の特徴とは？

婚活でうまく行かないとき、「もう婚活やめようかな」と感じたことはありませんか？相手が見つからなかったり、関係がなかなか進展しなかったりすると感じるのが“婚活疲れ”。これを放置すると、男女関係なく“婚活うつ”になるかもしれません。

この記事では…

• 婚活うつはどんな症状が現れる？
• 婚活疲れや婚活うつはどう対処すればいい？
• おすすめのストレス解消法は？

など、婚活疲れを感じ始めた人や、すでに婚活うつに陥っている人に向けて、さまざまな対処法を紹介します。

また、いったん婚活をお休みして再開するとき何に気を付ければ良いのか、今までと違うおすすめの婚活方法なども解説するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

この記事の監修者

三輪 賢治

ノマドマーケティング株式会社　代表取締役。
2009年 イベントプラットフォーム事業としてe-venzを開設。
2014年 時間や場所にとらわれないノマドワーカーの先駆者として、ノマドマーケティング株式会社を設立。

◆著書
婚活ビジネスの教科書
AI婚活: 〜進化するマッチングアプリ〜
100歳まで出会える人生

婚活うつとは

マッチングアプリ、結婚相談所、婚活パーティーなど、さまざまな方法で結婚相手を探す「婚活」。

理想の相手がなかなか見つからなかったり、相手との関係がうまく進展しなかったりして心が疲れてしまい、「婚活うつ」に陥ってしまう人が増えています。一生を共にする相手探しだからこそ、妥協することなく理想を追い求めたい人がほとんどです。

しかし、自分の思い通りに事が進まない焦りや苛立ち、そして「自分は必要とされていないのでは？」という悲しさ・寂しさなどが原因で、心を病んでしまいます。この婚活うつは決して珍しいことではありません。男女を問わず婚活うつに悩んでいる人は多く、婚活以外の日常生活にも大きな影響を及ぼしてしまいます。

婚活疲れ・婚活うつの症状＆危険なサイン

婚活疲れがひどくなり婚活うつに陥ってしまう人は、心身にさまざまな症状があらわれます。

そこでここでは、婚活うつになる前に「もしかして、ヤバいのでは？」と気付きたい5つの危険なサインを解説します。婚活疲れやうつの症状が進むと、自分自身で婚活うつになっていること自体に気づけない可能性もあるため、自分の周りでこんな症状があらわれている人がいたらぜひチェックしてみてください。

①頭痛や吐き気など体に不調が現れる

頭痛や吐き気、ムカつきなど体にさまざまな不調があらわれます。

これは、ストレスによって体の機能が低下してしまい、消化不良を起こしてしまうことなどが原因です。

など、人によってさまざまな身体症状があらわれます。しかし、これらの症状で病院に行って検査をしても原因はなかなか見つからず、それがより強い不安やストレスになるという負のループに陥ることも珍しくありません。
参照：厚生労働省e-ヘルスネット

②食欲が減る・もしくは増す

食欲が減って食べられなくなったり、極端に増して暴飲暴食に走ったりすることもあります。

軽いうつ状態であれば食べ過ぎ（過食）に走ってしまうケースが多くみられます。食べ過ぎのせいで体重が増え、せっかく婚活をしているのに太ってしまう自分にイライラして、さらに食べてしまうという負のループに陥る人も。

また、飲食で言えば味覚が変わってしまう人も少なくありません。何を食べてもおいしいと感じなくなったり、砂を噛んでいるような感覚に陥ったりする人もいます。

③イライラ・怒りっぽくなる

婚活がうまくいかない不安や焦燥感（焦り）から、周りの人に攻撃的になってしまったり、いつもイライラしたりします。特に、うつになりかけているときは怒りっぽくなりやすく、かと思えば不安そうになるなど、いわゆる情緒不安定な状態になるのが大きな特徴です。

気分のアップダウンが激しいと自分自身が疲れてしまうのはもちろん、周囲にいる友人や同僚、家族も対応に困ってしまうこともあります。

他にも、集中力が続かなくなって仕事に支障をきたすことも。仕事だけでなく、それまで楽しくやっていた趣味も楽しめなくなり、小さなことでも自分で決められなくなるなど、気持ちの変化がとても大きくなります。

④起きられない・動けない

うつの症状が強くなると、どんなに頑張って体を起こそうとしても体が動かなくなったり、朝いつも起きていたはずの時間に起きられなくなったりします。

睡眠に関してはうつ病の人の大半は寝つきが悪く、眠りが浅く何度も目が覚めてしまいますが、異常なまでに眠気を感じていつもより長く寝てしまう人もみられます。布団に入りっぱなしの状態が続き、どれだけ体を動かそうとしても動かない、まるでゾンビのように床を這ってトイレに行く人も決して少なくありません。
参照：MSDマニュアル家庭版「うつ病」

⑤身だしなみに気を遣わなくなる

女性ならそれまでできていたメイクやヘアセット、ネイル。男性ならヒゲを剃ったり髪型を整えたりすることも、うつ病の症状が進むとだんだんできなくなってしまいます。

他にも、服装が上下バラバラだったり、髪の毛がボサボサだったり。連日同じネクタイをつけていても気にならなくなるなどの症状があらわれます。これは、うつによって思考力や判断力が落ちてしまい、身だしなみについて気にかけられなくなるからです。中には、お風呂に入れなくなる人も。

その他にも、人によりさまざまな症状があらわれます。うつ病は決して気合いで治るものではなく、怠けているために起こるものでもありません。
参照：厚生労働省「こころもメンテしよう～若者を支えるメンタルヘルスサイト～」

ここで紹介した症状だけでなく、うつの症状は本当に人それぞれです。セルフチェックできる段階であればすぐに休憩を取ったり、周りにこれらの症状に当てはまる人がいれば話を聞くなど気にかけたりしてみましょう。

婚活うつになる原因

理想の結婚相手探しでドキドキ・ワクワクというイメージの婚活ですが、なぜうつ病につながってしまうのでしょうか？

ここでは、「婚活うつ」になってしまう5つの原因について見てみましょう。

①良い相手が見つからない

なかなか良い相手が見つからない焦りや苛立ちが大きなストレスになり、婚活疲れやうつ病を引き起こしてしまいます。

婚活をすれば、必ず結婚できるというわけではありません。どんな人がいるんだろうとワクワクしながら婚活パーティーに参加したり、良い人を紹介してもらえると期待しながら結婚相談所に入会したりしても、100％結婚相手が見つかる保証はありません。

スムーズな相手探しができず、出会う人は自分の好みと反する人ばかり。そんな状況が続くと「自分は本当に結婚できるのだろうか」という不安におそわれます。

②関係をステップアップできない

良い人が見つかっても、なかなか関係が進展せず「本当に結婚できるのか」「好きではないのかな？」という不安や焦りから、うつ病に発展する可能性もあります。

恋愛経験が浅い人や自分の意見を素直に言いづらい人に多く、「結婚したい」という気持ちを伝えることもできなければ、相手に真意を聞くのが怖くて尻込みしてしまうパターンです。

一人でモヤモヤとした気持ちを抱えて思い悩み、その結果婚活疲れやうつ病に発展してしまいます。

結婚相談所であれば仮交際・真剣交際・成婚というわかりやすいステップが用意されていますが、他の婚活方法だと明確なステップもなければ、交際や結婚までの期限も設けられていません。

結婚できるのかどうかわからない状態で時間だけが過ぎていき、不安が募ってうつ病を引き起こしてしまいます。

③スケジュール過多で疲れる

婚活パーティーへの参加や、結婚相談所でのお見合いなどを毎週のようにスケジュールに組み込み、仕事とプライベートが両立できず、キャパオーバーで爆発してしまうケースもあります。

日常の疲れが取れないまま婚活に力を入れていると休む暇がありません。疲れや婚活でのストレスが徐々に心身をむしばみ、気が付くと婚活疲れが大きくなっているというケースです。だらだらと婚活したくないと考えている人や、スピード婚を目指す人に多く見られます。

もともと仕事が忙しいにも関わらず、婚活のスケジュールを詰め込んでしまうと疲れが取れなくなるばかりか、体調不良を引き起こしかねません。さらに、日常生活ではまた仕事の疲れが蓄積され、集中力が低下します。

負のループができあがってしまい、婚活にも仕事にも身が入らない状態に陥ってしまいます。

④年齢や出産への焦り

結婚はもちろん、子どもを持つことへのタイムリミットを考えるあまり、焦りや不安がストレスになって婚活うつを引き起こすこともあります。

友人や同僚など、周囲の結婚・出産ラッシュを見て婚活を始める人も多いでしょう。しかし、婚活をスタートしたときにはすでにかなり年齢を重ねている状態という人もいます。子どもを希望する場合、特に女性は年齢を気にしなければなりません。

だからといって妥協して相手を見つけるわけにもいかず、自身の年齢や出産への焦りも相まって、大きなストレスを感じてしまいます。

また、男性にも同じことが言えます。子どもを希望する場合は男性自身もある程度年齢を気にする必要があるからです。

さらに、仕事に打ち込んできたため恋愛経験が浅く、今からどうやって婚活をすれば良いのか、女性とどんな話をすれば良いのかわからないという人も少なくありません。なかなか相手が見つからないなど婚活がうまくいかず、焦りからストレスを抱える人もいるでしょう。

⑤理想と現実のギャップ

婚活を進めるうちに、「自分の価値」が思った以上に低かったり、相手に求める理想が高すぎることがわかったりするなど、理想と現実のギャップを突きつけられて婚活疲れにつながるケースもあります。

たとえば、自分はまだまだ需要があるのでスムーズに相手が見つかるだろうと思っていても、実際にはなかなかお見合いがうまく行かなかったり、アプリでも相手とマッチングしなかったり。

結婚相談所で仲人に結婚相手への希望・条件を伝えても苦い顔をされてしまうなど、自分が思い描いた婚活ができずに落ち込んでしまいます。

婚活における理想と現実のギャップが大きいほど、婚活疲れを感じたり婚活うつになりやすかったりします。

婚活うつになりやすい人の特徴

婚活で失敗したのにケロッとしている人もいれば、この世の終わりのように感じる人もいますよね。同じ失敗でも受け止め方が違うだけで、次の出会いに進めるかそうでないかが決まると言っても過言ではありません。

ここではどんな人が婚活うつになりやすいのか、10の特徴を解説します。この特徴に当てはまることが多い人ほど婚活疲れを感じやすく、婚活うつに陥りやすいと言えるでしょう。

①真面目な人

真面目な人、几帳面な性格の人は婚活うつになりやすいと言えます。

たとえば、これからお見合いをするというときに「うまくいかなかったらどうしよう」と強い不安を感じたり、待ち合わせに早く着き過ぎて疲れ、お見合いがうまくいかなかったりします。

真面目な人の中でも、これらの特徴に当てはまる人は要注意です。

スケジュールを決めて婚活を進めていても、相手が突然「会いたい」と言ってきたり、お見合いがキャンセルになったりすることはよくあります。予定外の行動にうまく対応できず、大きなストレスを抱えてしまうでしょう。

型にはまった対応をすることが多い人や、自分で先回りするのが苦手な人も要注意。恋愛（婚活）は人と人とのやり取りが行われる中で、イレギュラーなことがたくさん起こります。マニュアルがないため、真面目な人や完璧主義者にとってはうまくいかないことばかりでストレスを強く感じてしまいます。

②ネガティブな人

ネガティブな考え方の人も、婚活において強いストレスを感じやすいでしょう。

そもそも婚活は思い通りにいくほうが珍しいもの。一度のお見合いで結婚できた人、一度の婚活パーティー参加で結婚相手が見つかった人は少数派です。何十回ものお見合いを経て、年月を重ねてようやく運命の相手に出会えたという人はたくさんいます。

そのため、お見合いが成立しなかったり仮交際を断られてしまったりしても、くよくよせず次の相手探しをするのが賢明な選択です。

しかし、中には一度お見合いが成立しなかっただけで絶望してしまう人も少なくありません。お見合いや交際が何度も断られるうちに「自分には何も魅力がない」「結婚なんてできないんだ」とどんどんネガティブになり、次第に婚活をする元気を完全に失ってしまいます。

③自分の意見を言えない人

自分の意見や思っていることをなかなか言えない人や、相手の気持ちや周囲からどう思われているかを考えすぎる人も、婚活うつになりやすいと言えます。

たとえば、相手に失礼な言動をされたときに言い返せなかったり、別れようと思っても言い出せずそのままずるずると関係を続けてしまったりする人が当てはまります。

「自分がこう言ったら、相手はどう思うだろう」
「言いたいことがあるけど、相手を傷つけてしまうかも」

そんな思いから相手に合わせたり、言いたいことや不満を言えなくなったりします。

自分の意見を言えないと次第に不満が積み重なり、どこかのタイミングで爆発、婚活うつの発症につながるでしょう。

④結婚を急かされている人

何らかの理由で結婚を急かされている人も、婚活うつを引き起こしやすいと言えます。

たとえば、家業を継がなければならない人。結婚相手を早く見つけるようにしつこく言われたり、早く子どもを持つほうが良いなどと言われ続けたりすると、強いストレスを感じるでしょう。婚活をしても周りからのプレッシャーに耐え切れず、不安や焦りが爆発して婚活うつに陥る可能性があります。

⑤周りの言うことを気にする人

すでに結婚している人、子どもがいる人などに「結婚はいいよ」「早く結婚したほうがいいよ」などと言われ、それを気にする人も婚活うつになりやすいと言えます。

自分の意思で婚活をしているのか、人に勧められたから婚活をしているのかわからなくなるからです。

なぜ結婚したいのか、明確な理由がないまま婚活をスタートするとダラダラと時間がだけが過ぎたり、どんな相手に会っても結婚を決められなかったりして、「自分は何をやっているんだろう」という気持ちが生まれます。

その一方で、周囲から「結婚はまだ？」などと聞かれると気にしてしまい、自分の中で迷いが生まれてどうしたら良いのかわからなくなってしまいます。このように、自分の意思や目的なく婚活を始めてしまった人も婚活疲れを感じやすいと言えるでしょう。

⑥相談できる相手がいない人

婚活について相談できる相手がいない人も、婚活疲れを感じやすく、婚活うつを引き起こしやすいと言えます。

正解のない婚活では、時に人の意見を聞いたり愚痴を言ったりすることも求められます。一人で思い悩んでモヤモヤするよりも、思い切って信頼できる友人や家族にズバッと意見を言ってもらい、また前向きに婚活ができるようになる場面もあるでしょう。

しかし、相談できる人や愚痴をこぼせる相手がいない人は、すべてを一人で抱え込んでしまいます。関係を進展させるために背中を押してほしいとき、どうしたら良いかわからず悩んでしまうとき、すべて一人で何とかしなくてはなりません。

どこにも吐き出せない、そんなストレスが婚活うつを引き起こす原因となってしまいます。

⑦結婚相手の理想が高い人

結婚相手に求める条件が多い人や、理想が高い人も婚活うつに陥りやすいでしょう。

結婚相手に対して、理想や願望を持つのは自由です。しかし、実際にそんな人を探すとなるととても難しいと言えます。

年齢、年収、身長などの基本的なスペックのほか、優しい性格、家事ができる、大手企業に勤めている……など、理想を挙げればきりがありません。これらの希望条件が一つ増えるだけで、それに当てはまる人の数はガクッと減ります。

そして、思い通りの相手がなかなか見つからずに時間だけが過ぎていき、次第に「自分は結婚できないのでは」「誰にも必要とされていないのでは」と不安を覚え、婚活疲れや婚活うつにつながってしまいます。

⑧婚活方法が合っていない人

今行っている婚活方法が自分に合っていない人も、婚活疲れや婚活うつになる可能性があります。

たとえば、じっくり関係を築いていきたいという人が結婚相談所に入会したとしましょう。結婚相談所はお見合い後、すぐに仮交際に進むかどうかの返答をしなければならなかいほか、仮交際から真剣交際、真剣交際から成婚（プロポーズや入籍）に進むまでの期間が短いのが特徴です。

スピード婚を目指す人にとっては魅力的ですが、出会って間もない人とこの先の関係を急かすように決めるのは大きなストレスになってしまいます。

また、反対に早く結婚したい人、効率良くさまざまな人と会って結婚相手を決めたい人が婚活アプリやマッチングアプリを使っても、メッセージのやり取りが長かったり、直接会うまでに至らなかったりしてストレスになります。

自分に合わない婚活方法で「婚活がうまくいかない」と感じると心身ともに疲れてしまい、婚活うつに陥る可能性があるでしょう。

⑨すぐに体の関係を許す人

すぐに相手と体の関係を持ってしまう人も、婚活うつになりやすいと言えます。

なぜなら、相手との温度差が生まれやすいからです。体の関係を持ったとたん相手に入れ込む人、そうでない人、体の相性だけを見る人など、さまざまな人がいます。ここで自分と相手との温度差が生まれてしまうと、結婚というゴールが見えにくくなってしまいます。

また、すぐに体の関係を許すと「遊び慣れているのかな」など、相手に余計な不安を覚えさせてしまう可能性も。体を許したからと言って結婚できるわけではなく、むしろ相手に執着してしまい関係がうまくいかなくなるかもしれません。

⑩自分に自信がない人

自分に自信がない人も、婚活うつになりやすい傾向があります。

たとえ相手が告白してくれても、「本当に自分でいいのだろうか」と感じて素直に喜べず、それが相手に伝わってしまうかもしれません。自分に自信がない、つまり自己肯定感が低い人は、相手とメッセージのやり取りをしていてもどう返信したら良いかわからなくなったり、相手からの返信で一喜一憂したりして、婚活疲れを強く感じやすくなってしまいます。

どれだけ相手のことが好きでも、相手のことを強く思っていても、それを全面的に出せなかったり相手に伝わらなかったりして、関係がうまくいかないこともあるでしょう。そして、「やっぱり自分はダメなんだ」と自信をなくしてしまいます。

婚活うつにならないための対策

婚活うつにならないために、どのようなことに注意すれば良いのでしょうか？

ここでは、すでに婚活をしている人や婚活疲れを少しずつ感じ始めてきた人に向けて、婚活うつを食い止めるためにできる5つの対策を解説します。

①スケジュール調整をする

1つ目は、無理のないスケジュールにすることです。

仕事、家事、そして婚活。平日も休みの日も、家でゆっくり休む暇もなくバタバタしていると身も心も回復しません。休みのたびに婚活パーティーやお見合いの予定を入れているという人は、少しペースダウンしましょう。

土日のどちらかは空けて休む日にしたり、平日早く退勤できるときに婚活パーティーの予定を入れたりするなどの工夫をするのがおすすめです。

少しでも早く結婚相手を見つけたいという焦りから、どんどん予定を入れてしまう人も少なくありませんが、心の余裕がなくなってしまっては意味がありません。うまくいきそうな相手とも、ささいなことがきっかけでダメになる可能性もあります。

オン・オフのバランスを取り、自分を大切にしながら婚活を進めていきましょう。

②相談できる環境を作る

婚活について誰かに相談できる環境を作りましょう。

引っ越しなどで友人があまりいない人や、仲が良くても恋愛（婚活）について相談するのは恥ずかしい人は、ネット掲示板やSNSを有効活用するのもおすすめです。

SNSには婚活アカウントがたくさんあり、同じような悩みを抱えている人が多くみられます。中には相談に乗ってくれる人もいるので、直接相談しなくても見ているだけで参考になるかもしれません。

また、こちらの記事では恋愛相談をする相手探しの方法について紹介しています。恋愛相談をする相手の選び方、探し方をいくつか提案しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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③婚活に義務感を持たない

「早く結婚しなくちゃ」
「結婚相手を見つけなければ」

など、婚活について義務感を持たないことが大切です。なぜ自分は婚活をしているのか、その理由を明確に答えられますか？

何事も「しなければならない」という義務感を持つと窮屈になってしまい、ストレスを感じやすくなります。特に婚活は正解がなく、うまくいくという保証もありません。地道に相手探しをして、相手との関係を築いていくのが正解です。

だからこそ、義務感を持って相手と接するのではなく、「婚活を楽しむ気持ち」が大切です。

④遠慮せずNOと言う

相手に嫌な言葉をかけられたとき、選択を委ねられたとき、遠慮せず自分の気持ちを伝えることがとても大切です。

結婚相手は対等な関係であり、片方の我慢の上に成り立つものではありません。だからこそ、結婚を意識する人には自分の思いを素直に伝えましょう。

もちろん、ワガママを言うというわけではなく、喧嘩をしろというわけでもありません。自分の意見を伝えられる関係性を築くことで、結婚後の生活もうまくいきやすくなります。結婚する前から何も言えない関係は、決して健全な関係ではありません。

たとえどんなに自分に自信がなくても、意見を言って大丈夫。この先一緒にいる相手であれば、なおさら意識や意見のすり合わせが必要です。

嫌なことがあったらNOを伝え、一緒にやってみたいことや行きたいところがあれば提案する。こうして話し合いをすることで、少しずつお互いのことがわかっていき、婚活のストレスも感じにくくなるでしょう。

⑤悩みを整理する

今、自分が婚活において何に悩んでいるのかを整理してみましょう。

たとえば、マッチングするのになかなか関係が先に進まず悩んでいるとします。この悩みを深掘りしてみると、会ってみたい相手が見つかっても直接会うまでに至らなかったり、会えたとしてもそこで連絡が途絶えたりするという問題が見つかりました。

では、その原因は何でしょうか。相手とマッチングしてもメッセージのやり取りが盛り上がらなかったり、会っても話が途切れ途切れで気まずい時間が流れたりするという原因がわかりました。

このケースの場合、解決すべきはコミュニケーションについて。会話が続かない悩みについては、相手との話の掘り下げ方や、話題のバリエーションを増やすことで解決できます。

また、自分から提案できる話題を増やすために趣味を増やしたり、習い事を始めたりするなども有効です。

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このように、婚活において自分がどんなことに悩んでいるのかを明確にしてみましょう。婚活自体がストレスの本体ではなく、自分に対する不満が原因になっている可能性もあります。

婚活うつになったら？婚活疲れの解消法

もし、婚活うつになってしまったら。辛い気持ちのまま婚活を続けても、良い結果は得られません。

婚活うつになったと思われる場合、まずはその悩みを取り除きましょう。婚活の疲れや悩みを解消して、心身ともに元気になってからまた婚活を再開させるのがおすすめです。ここでは、婚活疲れを解消する5つの方法を紹介します。

①いったん婚活をストップする

まずは、いったん婚活をストップすることです。

婚活疲れや婚活うつは、その悩みの原因となっている婚活から離れることが大切です。もちろん、完全に婚活をやめるのではなく一時的でOK。婚活のことを考えない環境を作り、心と体を休めましょう。

婚活アプリや結婚相談所には、それぞれ休会制度が設けられています（休会制度がないところもあります）。

退会しなくても一時的にお休みできるところが多いので、相談してみましょう。その間、月会費が安くなったり無料になったりします。

②自分の好きなことに打ち込む

自分が「楽しい」と思えることや、好きなことに打ち込みましょう。趣味に没頭するのはもちろん、集中できることなら仕事でも何でもOK。

一時的とはいえ、婚活をお休みしても気になってしまうかもしれません。婚活から意識をそらし、ストレスを感じないようにするためにも好きなことをするのは大切です。ただ、婚活うつの症状が強く、今まで楽しいと思えていたことや趣味が手につかない場合は、無理をしないようにしましょう。

無理やり外に出たり何かに打ち込もうとしたりすると、かえってストレスを感じるかもしれません。動画配信サービスや映画など、自宅にいながらできることで気分転換をしてみると良いでしょう。

③思いっきり休む・リフレッシュする

婚活に充てていた時間を、思いっきり自分のために使いましょう。

休日は毎週のように婚活パーティーやお見合いの予定を入れていた人は、時間を気にせず寝たり食事をとったり。やりたかったことがある人は時間をたっぷり使ってやってみましょう。

思い切り休むこと、そして「何もしない」をすることを意識してみると良いでしょう。

④人に自分の気持ちを聞いてもらう

誰かに自分の今の気持ちを吐き出すのも、婚活うつ解消への大きな有効策です。

一人で悩みを抱えていると、モヤモヤしたり同じことをずっと考え続けたりするなど、負の連鎖になってしまいます。婚活からフェードアウトしても、悩みを抱えたままでは心も体もなかなかリフレッシュできません。

そこで、自分が抱えている悩みをこの機会にしっかり吐き出しましょう。友人・家族・同僚などどんな人でもOK。相談したり愚痴を言ったりする相手がいない場合は、家にいながら見てもらえる「電話占い」がおすすめです。

その名の通り、電話やメール、LINEなどでやり取りをして占ってもらいます。恋愛や婚活の悩み相談・解決に長けた占い師を選び、悩みを伝えましょう。友人や家族など身近な人には言いづらいこともたくさんありますが、赤の他人だからこそ言えることもあります。相談相手が思い当たらない場合は、ぜひ有効活用してみましょう。

後ほど、おすすめの電話占いサービスを紹介するのでぜひ参考にしてみてくださいね。

⑤婚活方法を変える

子どもを持つタイムリミットが迫っているなど、婚活を続けたい場合。今の婚活方法とは違う方法を利用するのがおすすめです。

現在の婚活方法で婚活うつになったということは、自分には合っていない方法と言えます。婚活パーティー、マッチングアプリや婚活アプリ、結婚相談所など、結婚相手探しができる方法はたくさんあります。

ストレスがかかりにくく、かつ楽しく相手探しができる自分に合った婚活方法を探してみましょう。

おすすめのストレス解消法20選

ストレス解消法は人それぞれ。ですが、自分が今までやっていた方法だけでなく、新しいストレス解消法を取り入れてみたいという人もいるのではないでしょうか。

そこで、ここでは男女関係なくできる20のストレス解消法を紹介します。体が動かない、外に出たくないという症状の強い人でも自宅ですぐできる方法から、思いっきりリフレッシュできそうな方法まで、さまざまなストレス解消法を集めました。

①好きなものを食べる

まずは、自分の好きなものを食べましょう。

婚活をしているときは体型維持のために食事制限をしている人も少なくありません。しかし、それで心を病んでしまうよりも、自分の心を回復させることが優先的です。我慢せず、好きなものを食べましょう。

もちろん、毎日のように大量に食べたり、やけ食いしたりするのはおすすめできません。食べ過ぎると良くない食べ物もあるので、我慢しない程度に好きなものを食べましょう。

②お酒を飲む

お酒を飲んで気分をリフレッシュするのもおすすめです。

お酒に合わせるおつまみも、ちょっと良いものを選ぶと良いでしょう。婚活の予定を詰めていた人は、次の日を気にすることなく飲めるはず。時間を気にせずゆっくりお酒を楽しめば、身も心もリフレッシュできます。

気分が悪くなるほど深酒したり、毎日大量に飲んだりするのはおすすめできませんが、落ち込んだ気持ちを晴らしたり、愚痴などを言いやすくしたりするのにお酒の力を借りるのは有効です。

③好きな音楽を聞く

好きな音楽を聞いて、気分を落ち着かせたりテンションを上げたりするのもおすすめです。

何もする気が起きないというとき、ただぼーっと時間が経つのを待つのではなく、BGM程度に好きな音楽をかけてみましょう。そのときの気持ちに合わせた選曲をすると、不思議と心が落ち着いたり涙が出て来たりするものです。

人目を気にせず浸ったり、涙を流したりしましょう。落ち着いたころには気分がすっきりしているはずです。

④カラオケ・大きな声を出す

大きな声を出すのはストレス発散につながります。一人カラオケに行ったり、近所迷惑にならないように枕やクッションなどを当てながら大声を出してみたりしましょう。

一人カラオケなら、周囲を気にせず好きな曲を何回歌ってもOK。たとえ下手でも、うろ覚えの曲でも大丈夫です。一人カラオケ専用のブースを備えたカラオケ店も多く、今や一人カラオケに行くのは当たり前。恥ずかしがらず、思い切って一人カラオケデビューするのもおすすめです。

⑤たっぷり寝る

体の疲れを取ったり、ストレスや心の傷を癒やしたりするのに何よりも重要なのは睡眠です。

仕事と婚活を両立させるためにハードスケジュールで生活し、思うように睡眠時間が取れていないという人も少なくありません。婚活から一時的にフェードアウトしたら、まずはたっぷりと睡眠時間を確保しましょう。

しっかり寝て脳を休ませることでストレスが軽減し、鬱々とした気持ちが晴れやかに感じるでしょう。もちろん、一晩睡眠時間を長く取ったからといってすぐに婚活うつが回復するわけではありません。その他のストレス解消法と合わせて、ゆっくり心を回復させましょう。

⑥1人の時間を楽しむ

誰かと何かをするのではなく、1人だけの時間を楽しみましょう。

誰にも気を遣わずにいられる時間は、誰にでも必要です。人に合わせることなく自分のペースで過ごせるとストレスが溜まりにくく、予定変更も自由自在。何かをしていて途中で疲れても、気を遣うことなく休憩したり方向転換したりできます。

など、いわゆる「おひとりさま」で過ごす時間は、大きなストレス解消法とも言えるでしょう。一人の時間を楽しむことで、誰かと一緒にいる楽しさをより強く感じられるようになります。

⑦泣ける映画を見る

思わず涙がこぼれてしまう映画を見るのも、おすすめのストレス解消法です。

ストレス解消のために意識的に涙を流すことを「涙活（るいかつ）」と言います。脳がリラックスした状態になるため、泣いた後は気分がスッキリしたと実感しやすくなります。

泣き過ぎると目が腫れたり、頭が重たくぼーっとしたりするので、何も予定がない日や誰にも会わない日がおすすめです。わざわざDVDやブルーレイを借りに行かなくても、動画や映画の配信サービスを利用すれば、自宅にいながら好きな映画を選んで見られます。

おすすめの泣ける映画をピックアップしました。すべてネットで見られるので、自宅で人の目を気にせず涙を流してみてはいかがでしょうか。

■クレヨンしんちゃん　アッパレ！戦国大合戦（2002年）

■私の頭の中の消しゴム（2004年）

■湯を沸かすほどの熱い愛（2016年）

⑧本やマンガを読む

映画と同じく、本やマンガでも感動して泣けるシーンはたくさんあります。もちろん、感動して涙を流すだけでなく、本やマンガはその世界観に没頭できるのが大きなメリットです。

婚活のことを忘れてどんどん読み進めれば、充実感あふれる時間を過ごせるでしょう。本やマンガは中古で購入すれば安くすむほか、電子書籍を購入すればかさばることもなく、お店に行かなくてもすぐにスマホやタブレットで読めるのもおすすめポイント。

ぜひ、お気に入りの1冊を見つけてみてください。おすすめの本・マンガをいくつかピックアップしたので、参考にしてくださいね。

【面白いおすすめの本・マンガ】

【泣けるおすすめの本・マンガ】

⑨お笑い番組を見る

お笑い番組を見て、思い切り笑うのもおすすめのストレス解消法です。

大きな声を出して笑えば、いつの間にか暗い気持ちが吹き飛んでいるはず。お笑い番組や芸人のコント集も動画配信サービスなどでいつでも見られます。

⑩占いに行く

今のモヤモヤしている気持ちをなくし、現状を打破するヒントを得るため「占い」に行くのもおすすめです。

ただ、婚活疲れや婚活うつが強く外に出られない人もいるかもしれません。そこでおすすめなのが、自宅にいながら占いサービスが利用できる「電話占い」です。

スマホさえあれば直接占ってもらえるので、わざわざ占い館に行かなくてOK。口コミで評判の良い占い師を探せるほか、短時間でサクッと鑑定してもらえるので手軽に利用できます。

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⑪好きな香水やお香を使う

自分の好きな香水や香りがするものを使ってリラックスするのもおすすめです。

自分にとって良い香りだと感じるものは、心を落ち着かせたりイライラした気持ちを静めたりできます。香りで心身を癒す「アロマテラピー」があるように、香りはストレス解消や疲労回復に効果があることがわかっています。

ただし、うつ状態になっている人は香りに敏感になっていることもあるため、香りが逆にストレスになることも。自分が「良い香り」「心地良い」と感じるときだけにしましょう。

⑫思い切って断捨離・掃除する

物を捨てたり、家の掃除をしたりするとストレス解消につながります。

無心で床や窓を磨いたり、汚れているところがだんだんきれいになっていったりすると、終わったときに大きな達成感を得られるからです。掃除で体を動かせば軽い運動にもなり、うつ症状が出ているときのリフレッシュ方法としてもおすすめです。

どこから手を付けたら良いかわからない場合は、ゾーン分けをして1カ所ずつ掃除に取り掛かると良いでしょう。たとえば、キッチンでも「今日はシンクだけ」「次の日は冷蔵庫だけ」と、ハードルを低くするのがおすすめです。

断捨離をして物を減らすのも、ストレス解消法のひとつ。疲れやうつ症状が強いとなかなか掃除もできなくなってしまいますが、断捨離をして物を減らしておけば「掃除しなければ」という気持ちから解放されます。

ネガティブな気持ちでいた人も、思い切った断捨離をしてスッキリした部屋を見れば、ポジティブな気分になれるでしょう。

⑬日記やメモに気持ちを書き出す

日々のモヤモヤしている気持ちやストレスを、日記やメモなどに書き出すストレス解消法もあります。

これは「ジャーナリング」と言い、自分の思いをアウトプットすることで気持ちの整理をつける方法です。きれいに書く必要はまったくなく、誤字脱字があっても大丈夫。カッコつけず、ありのままの気持ちを書きつづってみましょう。

自分の気持ちを書き出すことに集中でき、自分が抱えているストレスを客観視できます。悩みを相談できる相手が身近にいない人にもおすすめの方法です。

⑭体を動かす

ストレッチやウォーキングなど、軽い運動で体を動かすとストレス解消になります。ウォーキングやジョギングなど一定のリズムで体を動かすと、「幸せホルモン」とも呼ばれる神経伝達物質・セロトニンの分泌が促されるからです。

きついと感じるほど運動したり、ハードな筋トレをしたりする必要はありません。自分の今の状態を考え、できる範囲で体を動かしてみましょう。

ゆったりとした呼吸を意識しながらするヨガやストレッチなら、ハードな動きをする必要もなく、自宅でできるのでおすすめです。

⑮プチ贅沢をする

婚活をがんばっている自分にご褒美をあげる意味で、プチ贅沢をするのもおすすめです。

たとえば、いつも食べているお菓子やアイスクリームを少しランクの高いものにしたり、入浴剤を入れてゆったりとお風呂に浸かったりするなど、自分が「幸せだな」と思えるプチ贅沢をしてみましょう。

• こだわりの調味料を買う
• 肌触りの良いインナーや服を買う
• ヘッドスパやマッサージに行く
• いつもより高い肉や魚を買う
• デパ地下でお惣菜を買う
• ゆっくりコーヒーを淹れる

など、自分が思うプチ贅沢を楽しみましょう。

⑯普段やらないことをする

大きなチャレンジをする必要はありませんが、普段やらないことをやってほんの少しだけ生活に変化をつけてみるのもおすすめです。

• 食べたことがないものを食べてみる
• いつもと違うルートで買い物に行く
• 長くクローゼットにしまっていた服を着てみる

口にしたことがない食べ物や飲み物にチャレンジしてみましょう。おいしいと感じれば大収穫、口に合わなかったとしても「こんな味だったんだ」と新たな発見につながります。

長くクローゼットにしまっていた服を着るのもおすすめです。着心地の良さやお気に入りポイントを再発見できたり、もう着ないことを再確認できれば断捨離につながったりします。

このように、「いつもと違うこと（いつもと反対のこと）」をしてみると、マンネリ化している生活の中に新鮮な気持ちを感じられるでしょう。

⑰ゲームをする

婚活に使っていた時間を、ゲームに充ててみるのもおすすめです。

スマホゲーム、テレビゲーム、パソコンゲームなど種類は問いませんが、ストレスの溜まりづらいものがおすすめ。

終わりのない育成系ゲームや、無気力なときでもプレイしやすいパズルゲームが良いでしょう。相手プレイヤーを攻撃したり、競争したりするゲームはストレスが溜まりやすいのであまりおすすめできません。

• プレイ内容が簡単
• 長時間プレイできる
• 繰り返し遊べる

これらの点を抑えたゲームがおすすめです。普段あまりゲームをしない人でも抵抗なくできるよう、プレイ方法が難しくないものを選ぶと良いでしょう。

⑱動物と触れ合う

動物と触れ合うのもおすすめのストレス解消法です。「アニマルセラピー（ペットセラピー）」と呼ばれる治療があるように、動物と触れ合うことで心身の状態が改善することがわかっています。

ペットを飼っている人は良いかもしれませんが、そうでない人は動物がいるところは足を運んでみましょう。

• 猫カフェなど
• 乗馬クラブ
• 動物園
• 牧場
• バードウォッチング

など、動物を見たり触れ合ったりする方法はたくさんあります。動物園や牧場のふれあい広場は気分転換にもおすすめ。猫カフェなどのアニマルカフェも気軽に通いやすいでしょう。

⑲温泉・サウナへ行く

温泉やサウナで汗を流すのもおすすめのストレス解消法です。
血流が良くなり、体の疲れがとれる温泉やサウナ。特にサウナはブームということもあり、全国各地に施設が増えています。一人で行く人も増えているので、行ったことがないという人でも安心です。

中でも、ストレス解消のために行くなら低温サウナがおすすめ。ゆったりとした気持ちで静かにサウナへ入ると、リラックスできます。高温サウナに入ったときのように水風呂に浸かるのではなく、足に水をかける程度でOKです。
参照：公益社団法人日本サウナ・スパ協会

⑳誰かとお喋りする

婚活とは関係のない友人、家族とお喋りを楽しむのもストレス解消法のひとつです。

自分一人ではモヤモヤとした気持ちを抱えたまま過ごしてしまうこともありますが、誰かがいると他愛のない会話で笑い合ったり、一時的でも悩みを忘れたりできます。

婚活のことを話している仲の良い相手なら、婚活の悩みを聞いてもらうのもおすすめ。自分の思いを吐き出したり、誰かに受け止めてもらったりすることで気分がスッキリするでしょう。

こんなストレス解消法はNG！

さまざまなストレス解消法を紹介しましたが、中にはおすすめできない方法もあります。

ここでは、逆効果になりかねないNGな方法を5つ紹介します。

①やけ酒

自暴自棄になってやけ酒をするのはやめましょう。

暗い気持ちを吹き飛ばすのを目的にお酒を飲むのは良いことですが、毎日浴びるように飲んだり深酒したりするのは厳禁です。アルコールがないと眠れなくなったり、余計に情緒不安定になったりする可能性もあります。

お酒はストレス解消に役立ちますが、適量にとどめましょう。

②やけ食い

お酒と同じく、食べ過ぎに注意しましょう。

大量に食べることで気持ちを満たすのではなく、普段食べないものを食べてみたり、いつもよりも贅沢なものを食べたりして満足度をアップさせましょう。やけ食いをすると胃腸に負担がかかるほか、体重増加や肌荒れを引き起こし、より気分を落ち込ませてしまいます。

③ギャンブル

パチンコやスロット、競馬などのギャンブルに走ってしまうのも避けましょう。

当たったときの気持ち良さを感じるとストレス解消になりそうですが、実際はお金の損失が大きくなり、ストレスも増大します。ストレスのはけ口としてギャンブルを選ぶと、いずれギャンブル依存症になりかねません。

「ちょっとだけ」「遊ぶ程度にとどめるから大丈夫」と思っていても、気が付くとギャンブルのことばかり考えてしまうようになります。のめり込んでしまうのを防ぐためにも、ストレス解消法としてギャンブルを選ばないようにしましょう。

④寝過ぎる

ストレス解消のために睡眠をとるのは良いことですが、1日中寝てしまったり寝過ぎる日が続いたりするのは良くありません。生活リズムが乱れ、夜になってもなかなか寝られなくなる可能性があります。

婚活に充てていた休日を睡眠に費やすと、平日仕事をしているときに強い眠気に襲われたり、さらに休日に「寝貯め」をしようとしたりするなど、負のループに陥ってしまいます。これを防ぐためにも、寝過ぎてしまわないように注意しましょう。

もちろん、体が疲れているときやストレス解消のためにアラームをかけず、普段より長く寝る程度はOKです。1日中眠っていたり、睡眠不足を解消するために意識的な寝貯めをしたりするのは避けましょう。

⑤SNS

婚活で疲れているときに、SNSに深入りするのは避けましょう。

婚活がうまくいかずストレスが溜まっているということは、人間関係が大きな原因になっています。SNSは使い方を一歩間違えてしまうと炎上したり、誹謗中傷によって心を傷つけられたりする可能性があります。

心が疲れているところに攻撃的な言葉を投げかけられるかもしれません。仲の良い人がいる場合は非公開アカウントに切り替えてやり取りするなど、自衛のために工夫しましょう。

婚活を再開するときの注意点

心も体も回復し、「もう一度婚活をやってみようかな」と思ったら、婚活を再スタートしてみましょう。

ただ、以前と同じやり方・考え方ではまたストレスが溜まってしまいます。一度婚活をストップしているからこそ、同じ失敗を繰り返さないようにするために注意したいポイントをまとめました。

①楽しく婚活に臨む

まずは、婚活に楽しく取り組むことです。

「相手を見つけなければ」「来年までに結婚しなきゃ」など、義務感を持って相手探しややりとりをすると、どうしてもストレスに感じてしまいます。そんなストレスが相手にも伝わり、うまく行くものもダメになってしまうかもしれません。

せっかく結婚相手を探すのであれば、恋愛と同様に心のときめきを楽しんだり、関係を進展させていくワクワク感を楽しんだりしましょう。

②求める条件を変える

相手に求める条件を、少し変えてみましょう。

今一度、結婚相手に何を求めているのかを考えます。その上で、その相手と自分はどんな家庭を築いていきたいのかを考えると、どうしても譲れない点が見えてくるはずです。いくつも条件を並べ立てるのではなく、「まぁいいか」と思えることは目を瞑って考えてみましょう。

③婚活方法を変える

以前とは違う婚活方法を試してみましょう。ストレスが溜まって婚活疲れを感じたり、婚活うつに陥ってしまったりした方法は避け、新たな方法にチャレンジするのがおすすめです。

一口に婚活と言っても、スマホひとつでできる婚活アプリやマッチングアプリ、気軽に参加できる婚活パーティー、そして結婚相談所などがあります。何事も試してみなければ自分に合うかどうかはわかりません。だからこそ、以前とは違う方法にぜひチャレンジしてみましょう。

おすすめの婚活方法

ここでは、おすすめの婚活方法を3つ紹介します。

それぞれのメリット・デメリットをまとめました。

どの方法が良い・悪いということはありません。人によって合う・合わないが大きいため、費用面を含めて自分に合う婚活方法を選ぶと良いでしょう。

①婚活パーティー

婚活パーティーは、参加すれば確実に異性と出会えるのが最大のメリットです。必ずしもマッチングするわけではありませんが、マッチングが成立しなくても連絡先交換ができるパーティーも増えています。

会ってみないとわからない相手の雰囲気や話しやすさ、フィーリングなどがわかるので、アプリでメッセージのやり取りをするよりも「まずは会ってみたい」と考える人におすすめです。

デメリットは、1回ごとに料金がかかること。婚活パーティー1回分の料金が、婚活アプリ1ヶ月分の料金とほぼ同じです。1回参加しただけで運命の相手が見つかるとは限らないため、コスパを重視する人は婚活アプリのほうが良いかもしれません。

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②婚活アプリ

婚活アプリは、マッチングアプリよりも婚活向けのマッチングサービスです。真剣に相手探しをしている人が多く、冷やかし・遊び目的の人が少ないのがメリットです。

利用料金は1カ月3,000円ほど。女性の場合、無料で使える婚活アプリもあります。

デメリットは、すべて自分で行動しなければならないこと。たとえマッチングしても、その後会えるかどうかは自分次第です。メッセージのやり取りにも時間が必要になるほか、結婚相談所や婚活パーティーのようなスタッフのサポートもありません。じっくりやり取りをして、どんな人なのか見極めてから相手に会いたいという人におすすめです。

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③結婚相談所

結婚相談所は、もっとも婚活への意識が高い人が集まる婚活方法です。入会審査が行われるほか、身分証明書や独身証明書などの公的書類を提出しなければならないため、勧誘をしてくる業者、ヤリモクの人はゼロ。

また、スタッフからの紹介や相手への返事代行、デートの進め方などの手厚いサポートを受けられるのも大きな魅力です。自分に合うと思われる人を紹介してもらえるので、視野を広げたい人にも向いています。

ここで紹介した婚活方法の中でもっとも費用がかかる点がデメリットです。しかし、入会金や成婚料を抑え、サービスやサポートを簡素化したオンライン結婚相談所などもあるので検討してみると良いでしょう。

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まとめ：婚活うつや婚活疲れは誰にでもある

婚活疲れを感じたり、婚活が原因でうつになったりする人はたくさんいます。男女を問わず、婚活でうまくいかないと感じたときは大きなストレスになるので、心が疲れ切ってしまう前に適度に休憩をとりましょう。

この3点をぜひ覚えておきましょう。自分なりのストレス発散法を見つけて、無理なく楽しみながら婚活を続ける工夫が必要です。

婚活は本来、ドキドキしたり結婚への期待に胸を膨らませたりするものです。義務的に婚活するのではなく、これからを共にする相手探しを楽しみましょう。

婚活うつや婚活疲れに関するよくある質問

最後に、婚活うつや婚活疲れに関してよく寄せられる質問をQ&A形式でまとめました。

婚活うつはどんな症状？

婚活うつとは、婚活によるストレスでうつの症状があらわれることをいいます。

症状は人それぞれですが、おもな症状をまとめました。

• ・頭痛や頭重感
• ・吐き気やムカつき
• ・食欲低下もしくは食欲増進
• ・寝られないもしくは寝過ぎてしまう
• ・イライラする・怒りっぽくなる
• ・物事に集中できなくなる
• ・体が動かない・起きられない
• ・今までできていたことができなくなる

一歩も外に出られなくなる人、1日中眠ってしまう人、日の光がつらく感じてしまう人など、さまざまな症状があらわれます。これらの症状が複数合わさることも多く、気づくと日常生活に大きな影響が及んでしまいます。

婚活ではうつ病を隠すべき？話すべき？

すでにうつ病を抱えている人の場合、婚活相手にはそのことを話したほうが良いでしょう。関係が進展した後で伝えると、不信感を持たれる可能性があるからです。

また、うつ病はとてもありふれた病気です。性別や年齢に関係なく、誰がどんなタイミングでうつ病になってもおかしくありません。最初から話しておくほうがストレスも溜まりにくいため、婚活相手には早い段階で伝えておくと良いでしょう。

婚活うつになりやすいのは男性？女性？

婚活が原因でうつ病になるのは、男性より女性のほうが多いと言われています。男性は結果がダメだったとしても割り切って次の相手探しをする切り替えが早い一方、女性は理想と現実のギャップが大きかったり、選ばれない現実を突きつけられたりすると落ち込みやすいことが考えられます。
参照：結婚相談所イノセント

もちろん、男性でも婚活うつになる人は少なくありません。性別関係なく、婚活において辛いことが続けば誰でもストレスになります。婚活疲れを感じたら、婚活うつになる前に一歩引いて休憩をとりましょう。

婚活うつの対処法・治し方は？

婚活うつになったら、まずはその原因となった婚活からいったん離れましょう。

そして、自分の心身を回復させるために、自分に合ったストレス解消法を試しましょう。ウォーキングやストレッチなど、すぐにできる簡単な運動から始めるのがおすすめです。

他にも、プチ贅沢をしたりゆっくり映画を見たりするなど、自分の心と体がしっかり休まることをしてみましょう。

うつの症状が強い場合は、一度カウンセリングを受けるのもおすすめです。心療内科やメンタルクリニックなどでは、体に優しい漢方薬など適切な治療薬を処方してもらえます。こうした力に頼りながら、ゆっくりとうつを治していきましょう。

婚活で疲れたらどうすべき？

婚活で疲れたと感じたら、無理をせずに休憩をとりましょう。婚活疲れを放っておくと婚活うつになり、仕事などにも影響を及ぼす可能性があります。

疲れを実感している段階で休憩すれば、うつに進むことなく婚活を続けられる可能性が高いでしょう。

また、完全に婚活を止めることに抵抗がある場合は、婚活パーティーやお見合いの頻度を減らす、婚活から離れる時間を意識的に作るなどの工夫が必要です。ここで紹介したさまざまなストレス解消法を試したり、婚活にかける時間を少なくしたりしましょう。