街コンでよくあるプロフィールの書き方とコツ

更新日： 2023年04月27日

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街コンのプロフィールの書き方や自己紹介の仕方でお悩みという全国のみなさま、お待たせいたしました。今回は「街コンでよくあるプロフィールの書き方とコツ」について解説します。正解を知りたいとよく言われます。

と、その前に「え？プロフィールなんて一回も書いたことない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。そうなんです。プロフィールカードが渡される街コンとそうでない街コンが存在するんです。

着席型は受付で記入式のプロフィールカードを渡される場合が多く、反対に立食型やアウトドア型はプロフィールカードがない場合がほとんどです。名前や年齢、血液型に始まり、趣味や特技、年収や婚姻歴なんていう欄が用意されているものまであります。

どんなプロフィールが相手に好印象を与えるのか、具体的にみていきたいと思います。
この記事の監修者

三輪 賢治

ノマドマーケティング株式会社　代表取締役。
2009年 イベントプラットフォーム事業としてe-venzを開設。
2014年 時間や場所にとらわれないノマドワーカーの先駆者として、ノマドマーケティング株式会社を設立。

◆著書
婚活ビジネスの教科書
AI婚活: 〜進化するマッチングアプリ〜
100歳まで出会える人生

街コンプロフィールの書き方【初級編】

さて、初級編です。街コンでよくあるプロフィールカードについて基本的なことを解説します。まずは一般的な項目を見てみましょう。

• 氏名
• 年齢
• 現住所
• 家族構成
• 身長
• 血液型
• 星座
• 最終学歴
• 職業
• 年収
• 休日
• 性格
• 趣味
• 特技
• アピールポイント
• 婚姻歴

と、こんな感じです。
まずは、できるだけ真実を書くとともに、空欄をなくしましょう。たまに「年齢：ヒ・ミ・ツ」ですとか、「職業：仲良くなったら教えます」などと書いている人に出会います。

これらの回答は、ハッキリ言って印象を悪くする効果しかありませんので、絶対にやめてください。二人の相性をお互いが判断するための情報ですので、いい加減な回答だと候補から外されてしまいます。

まずは会話のきっかけをつくるためにも、できるだけ本当のことを書きましょう。どうしても本当のことを書きたくない、恥ずかしいという場合、ギリギリ許される回答は以下のようなものたちです。

年齢

• 30代後半（本当は39歳）
• アラフォー（本当は44歳）
• 40代（本当は46歳）

年収

• 400万円前後（本当は360万円）
• 450万円〜500万円程度（本当は450万円）
• 500万円以上（本当は500万円）

これなら真実がバレた時でも「ウソはついてない！」と言えます。

趣味

本人の趣味とともに、誰にでも当てはまる趣味も、一緒に書いておくことです。
人間は共通点のある人に親近感を寄せやすいので、男女の間でもそれは一緒です。だいたい誰にでも当てはまることを書いておけば、会場に参加した異性のほとんどが、ヒットすることになります。カフェ巡りや音楽鑑賞、食べることや映画に読書、旅行などもいいでしょう。とにかく誰でにも当てはまる、共通のネタを書いておくことで、会場に来ていた異性は関心を示しやすくなります。 共通点を書いておくだけで、話しかけられやすくなりますし、逆にこちらからも好みの異性に話しかけやすくなります。共通ネタは便利なので、そこから話が盛り上がれば、居心地のよい人という印象を持たれやすくなります。

街コンプロフィールの書き方【中級編】

街コンプロフィール、お次は中級編です。どうしたら相手の心に響くプロフィールが書けるのでしょうか。

たとえば「年収：2,000万円超」や「特技：バイオリンで全日本コンクール1位」などはとてもインパクトがある自己紹介ですよね。でも、一般的にはそんなことを書ける人は少ないですし、結局のところ参加者全員が似たり寄ったりのプロフィールになりがちです。相手の記憶に残らないですし、会話のきっかけにすらならないこともあります。

そこで！オススメするのは、変化球を投げてちょっとした笑い誘うことです。たとえば以下のような回答ですね。

• 現住所：杉並区、、、近くに美味しいイタリアンありますよ♪
• 年収：今はまだ400万円ですが将来性あります！
• 星座：牡牛座（今朝、星座占い1位でした）
• 血液型：O型なので、もしものとき輸血できます。
• 職業：会社員（将来はパン屋目指してます！）
• アピールポイント：プロフィールよりも目の前にいる私を見てください（笑）

などなど。

街コンでは初対面の人がたくさん集まり、自己紹介を何度も行います。よほど高いスペックでないと、普通のプロフィールは忘れられてしまいます。やり過ぎない範囲で、どうしたら相手の記憶に残るか、工夫してみましょう。

街コンプロフィールの書き方【上級編】

いよいよ上級編です。上級編では、好みは分かれますがとにかく相手の心に強く自分を印象付けられるテクニックを紹介します。好印象を持たれる可能性も高まりますが、若干相手が引いてしまう危険性もあります。ハイリスクハイリターンです。笑いの要素もたくさん入れましょう。

全部英語で書く

英語が得意な方や留学経験がある方は全部英語で書いてみましょう。相手が「何コレ！？笑！」となるか「・・・読めないんですけど？」となるかは、相手の人柄や運にも左右されます。

相手が引いている場合は「き、　緊張して、英語で書いてしまいました」とすかさずフォローして相手のプロフィールから会話のきっかけを探しましょう。

結婚への前向きな姿勢をアピールする

• 現住所：今は東京ですが世界中どこでもついていきますよ！
• 年収：500万円（+ 20歳から結婚資金用に500円玉貯金してます）
• 職業：OLですが、永久就職先を探してます♪

どうでしょうか。ちょっと引かれてしまう危険性もありますが、個性的な人として認識されることは間違いありません。恋愛でよく言われることですが「記憶に残らないよりは嫌われた方がまだチャンスがある！」です。

まずはプロフィールカードで相手の注意を引き、あとはトークで頑張りましょう！

美文字を習得する

美しい文字で書かれたプロフィールカード。きれいに並んだ文字は、見ているだけでも心が洗われます。街コンのプロフィールだけではなく、日常生活や仕事でも役に立つ機会があります。

女性はもちろんですが、男性が美文字だと、かなり好感度が高いようです。真面目、誠実、実直さをアピールできる最高の機会です。通信講座を受講したり書店で練習帳を買って自宅で練習したりするだけでも、効果は現れるはず。ぜひチャレンジしてみてください。

イラストを添える

イラストが得意な方、ぜひ趣味の欄やアピールポイントの欄に、文字にあったイラストを添えてみてください。趣味がサッカーならサッカーボール、料理なら得意料理といった次第です。

また、イラストが苦手でも、「♪」「☆」「ハートマーク」など、ところどころにあると、無機質な文字が並んでいるだけの場合よりも相手の心に訴えかけやすいですね。

自己紹介のポイント

ここまでプロフィール全般について解説してきましたが、この章では特にモテるポイントと重要な趣味や特技について良い例と悪い例を紹介したいと思います。

モテる自己紹介

せっかく参加をする街コンですので、モテる自己紹介のポイントを押さえておきましょう。街コンは限られた時間で、多くの異性と出会う機会ですので、その時の本人紹介は第一印象を決定することになります。街コンーの自己紹介で気をつけたいこととして、長々と本人紹介をするのはやめておきましょう。拍子抜けするかもしれませんが、ナンバーと氏名オンリーで大丈夫です。それでは紹介にならないと思うでしょうが、街コンには、すでにプロフィールカードがあるので、それを見れば一目瞭然というわけです。異性との対面時には、会話のキャッチボールを楽しくすることに、意欲を燃やしたほうがいいです。 シンプルに軽く自分を紹介したら、あとは感じの良さをアピールさせます。相手の目を優しく見ながら、天使の笑顔で話しかけることです。女性のエンジェルスマイルは、多くの男性の心を安心させますので、たくさん自分のことを喋るより、第一印象を格上げすることができます。

自己紹介は趣味と特技が特に重要

一般的に言われるのは、男性だとスポーツ系の趣味や特技は元気で爽やかな印象を与えるので好印象だということですね。掃除や料理も、家庭的な印象を与えるので、現代に合っているかもしれません。将来結婚したときに家事を手伝ってくれそうですもんね。

女性の場合ですが、スポーツならアクティブな印象、お茶やお花なら古風でおしとやかな印象、料理なら家庭的な印象、と言われています。

上に書いたような無難なものでも十分に効果はあるのですが、男女ともに具体的に書けば書くほどポイントアップのようですよ。バスケなら「週3回は練習してます」、お花なら「草月流3級師範」、料理なら「オムレツ」などですね。

こちらからの自己開示が多くなるほど、相手も心を開いていろんな情報を教えてくれるはずです。ちなみに、これまでに目にした中で一番印象に残っている趣味と特技は「人の話をよく聞くこと」。一見すると地味ですが、なんだか心温まるフレーズですよね。フェイスブックやインスタグラムなどのSNSがこれだけ流行っているのも、人間が承認欲求を満たしたいからだと言われます。

自分の話を聞いてもらえるというのは、人から認めてもらえる、理解してもらえることの第一歩です。自己主張よりも、相手を受け入れる広い心があると知らせることが、一番の自己紹介になるのかもしれませんね。

まとめ

今回のコラムでは、街コンのプロフィールの書き方、自己紹介のテクニックなどについて解説しました。ただ、個性は人それぞれなので、自分にウソをついてまで正解とされるプロフィールを書く必要はありません。

本当は控えめな性格なのに「明るい自分」をアピールするのは疲れてしまいますよね。それに、ウソがバレたときは信用も失ってしまうことになります。ぜひ書き方を工夫してみてください。「性格：暗い」なんて書く必要はありません。「性格：静か」や「性格：落ち着いてます」と書くだけでも印象は変わります。

あとは同性でも異性でも構いませんので、街コンのことを相談できたり一緒に参加できたりするお友達はいませんか？もしいるのなら、一度お互いに「相手の良いところを書く」という条件で、相手のプロフィールカードを書いてみるのも良いかもしれませんよ。自分でも知らなかった良いところに気づかせてくれるかもしれません。

また、街コン参加を続けていく中で、どんどんプロフィールカードも改善および洗練されていくと思います。相手がどんなところに興味を示すか、どんな書き方が良い印象を与えるか、リアクションをもとに次のプロフィールカードに反映させてみてください。

これを繰り返していくうちに、きっと自分の良いところだけが詰まった、最強のプロフィールカードが完成するはずです！

おわり