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「サレ妻」とは?シタ夫が浮気・不倫をしても離婚しない妻の心理や特徴を解説!インスタ・ブログで人気のサレ妻話も紹介

「サレ妻」とは?

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「サレ妻」という言葉をご存知でしょうか。

インスタグラムやドラマなどでよく見かけるようになった「サレ妻」。この記事では、サレ妻という言葉の意味をはじめ、なぜサレ妻になってしまうのかサレ妻になった女性がつらい気持ちを乗り越える方法などを詳しく解説します。

また、インスタ漫画やブログなどで多くの読者を釘づけにしている人気の「サレ妻ストーリー」も紹介します。

自身がサレ妻で毎日つらい思いをしているという人、そして妻をサレ妻にしてしまった立場の人、それぞれが気になるお互いの「心理」についても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事の監修者

目次

サレ妻の意味とは?


「サレ妻」とは、不倫された妻という意味からできた言葉です。
つまり、夫に不倫・浮気されてしまった奥さんのことを指しているんですね。

サレ妻にあやかって、「サレ夫」「シタ夫」「シタ妻」などの言葉もあるようです。

最近では、サレ妻目線の漫画やドラマも多く、InstagramなどSNS上で実際にサレ妻がエッセイや日記を書いていることも…!
そういったところから、「サレ妻」というワードが広がってきているんです。

「サレ妻」の意味とは?浮気・不倫をされた妻と「シタ夫」

「サレ妻(されづま)」とは、「浮気・不倫をサレてしまった妻」を指す言葉です。

これと同じように、浮気・不倫をした夫のことを「シタ夫(したお)」と呼びます。

他にも、「サレ夫」「シタ妻」という言葉もありますが、今回はこの中でも最も多いとされるサレ妻に焦点を当てて話を進めていきます。

インスタグラムやTwitterなどのSNSが普及し、サレ妻になった女性が自身のつらい体験談を発信できるようになったことで、日記やサレ妻エッセイを書いている人も増えているようです。

これらのサレ妻ストーリーをもとに、同じくサレ妻になった女性が夫・不倫相手への制裁方法や弁護士への相談方法を調べるなど、情報収集に活用しているケースも増えています。

なぜ浮気・不倫される?サレ妻になる女性の特徴


「サレ妻」は夫に浮気・不倫されてしまった女性(妻)を指しますが、そもそもなぜ浮気・不倫をされてしまうのでしょうか。実は、サレ妻になってしまう女性にはいくつかの共通した特徴があると言われています。

なぜ浮気・不倫をされてしまうのか、サレ妻になってしまう女性の特徴を見てみましょう。

特徴①夫への不満・小言が多い、要求が多い

1つ目の特徴は、夫への不満や小言が多く、嫌な態度を取ってしまっている女性です。

「結婚した変わった」と言われる男性がいるように、女性の中にも結婚や妊娠・出産を経ることで、性格ががらりと変わってしまう人は少なくありません。人が変わったように口が悪くなったり、気付けば小言ばかり言ってしまったり。顔を合わせればケンカばかり…という毎日を過ごしている夫婦もいるでしょう。

一緒にいる時間が長くなることで、お互いの嫌な部分が目につきやすくなるのは仕方ありません。しかし、それを口に出すことで相手を嫌な気持ちにさせてしまったり、相手を考えない伝え方をして傷つけたりすることもあります。

また、子どもがいる家庭で多いのが、1から10まで指示をしなくても子どものお世話や家事などのやるべきことをやってほしい、という女性からの要求です。おむつ交換、ミルク作り、掃除、おもちゃの片付けなどやることがたくさんある中、「言わないとわからない」という男性は少なくありません。

こうした状況が積み重なり、毎日のように夫に小言を言ってしまったり、「子どもをお風呂に入れて」「もっと早く帰ってきて手伝って」などと要求が強まったりすることもあるでしょう。

男性からすると「俺だって毎日仕事に行って疲れているのに…」「なんだか最近、家に帰りづらい」と感じる原因にもなってしまいます。

特徴②身だしなみを気にしない、オシャレをしない

2つ目の特徴は、身だしなみを気にしなかったりオシャレをしなかったりするなど、身なりを整えることを怠ってしまうことです。

付き合っていたころはメイクや服装など、毎回バッチリおしゃれをして来てくれていたのに、結婚して一緒にいるようになってからは毎日ノーメイクにジャージやスウェット。あちこちにムダ毛が見えたり、髪の毛も一つに縛ったりしたまま。

さらに、気が付けば結婚前よりも体重が増えており、体型も変わってしまったという女性は多いでしょう。

男性はいつになっても、きれいな女性やかわいいと感じる女性に目を惹かれるものです。たとえ長く付き合っていたとしても、結婚生活が長くなったとしても、その事実は変わりません。

もちろん、妊娠中のつわりがつらい時期や産前産後、子どものお世話に追われているときなど、おしゃれどころではない時期はどうしてもあるものです。それでも、結婚すると以前より身だしなみに気を遣わなくなってしまう女性は多いでしょう。

付き合っていたときは特に浮ついた行動や疑うこともなく、とても誠実だった…という人でも、毎日のように妻のだらしない恰好を見ていると、外の女性がより一層魅力的に見えてしまうかもしれません。

特徴③夫をほったらかしにしている

3つ目の特徴は、夫のことをほったらかしにしてしまうことです。

このケースで特に多いのが、子どものいる家庭です。小さな子どもにかかりきりで夫にかまっている余裕がなく、夫が寂しさを感じてしまうため浮気・不倫に発展してしまいます。

子どもはいつ・何が起こるかわからず、一人きりでほったらかしにするわけにはいかないため、常に目が離せません。

しかし、それでも夫をかまう時間は必要です。

必死に子育てをしている女性からすれば「なぜ?」としか言いようがありませんが、子どもに嫉妬のような感情を抱えてしまう男性は少なくありません。もちろん、パパとして子どもとしっかり向き合う男性も多いのですが、家族からの疎外感や寂しさを感じてしまうことで、「居場所がない」と感じた男性が浮気・不倫に走ってしまうことは珍しくありません

うまく育児・家事に携わることができない男性、そのことに不満を覚えて小言を言ってしまったり、ほったらかしにしたりしてしまう女性…悪循環に陥ってしまい、家庭の雰囲気がギスギスしたものになってしまいます。

お互い好きになって結婚したのに、子どもができたことで生活リズムやあらゆる環境が変わり、「かまってもらえない」と寂しさを感じる男性は少なくありません。女性は妊娠・出産や授乳などで体調の変化も大きく、男性が育児・家事に積極的であった場合でもなかなか夫に気持ちが向かないこともあります。

寂しい気持ちを抱えたまま日常を過ごしていくうちに、職場や友人との飲み会などで優しい女性に出会うと、心を奪われてしまうこともあるでしょう。

特徴④スキンシップ不足、セックスレス

4つ目の特徴は、夫とのスキンシップ不足やセックスレスです。

セックスレスや夫婦としてのスキンシップが足りていないと心も体も満たされることがなくなり、不倫につながる原因になってしまいます。

一般的には、セックスの回数が1ヵ月に1回未満であればセックスレスと言われていますが、ペースは人それぞれです。体調や性欲の減少など、お互いに納得していれば良いかもしれませんが、特に話し合いもなくペースだけ落ちている・スキンシップの機会がなくなっているという場合は、黄色信号と言えるでしょう。

結婚したからには、自分の配偶者以外の人と関係を持つことは許されません。でも、配偶者とセックスができない…体はもちろん心の寂しさも満たされず、浮気・不倫に走ってしまうという人は少なくありません

夜中の授乳や夜泣き対応で疲れている、子どもがいるとその気になれない、産後の体が痛むなど、女性が夫の誘いを断る理由はさまざまです。夫側も、それをわかっていても自分の欲求や寂しさを抑えられないことがあるため、すれ違いの原因になることも多いでしょう。

特徴⑤家事・育児・仕事を自分一人でほぼやっている

5つ目の特徴は、夫に家事や育児の協力を求めず一人で何でも完璧にやってしまう人です。

一見、「夫思いの妻」「何でもできる良妻賢母」といったイメージを抱くかもしれませんが、「夫を甘やかしている」「夫を頼っていない」とも言い換えられます。

家事や育児を夫に頼らない理由は人それぞれですが、たとえば仕事で疲れている夫に負担をかけたくない、夫が好きなあまり何でも許してしまうなどが挙げられます。

それが
夫にとって頼られないという寂しさを生んでしまう理由になるほか、妻の優しさに味を占めて外で好き放題してしまうというケースにつながるかもしれません。口うるさく言われない、どうせバレないから良いか…という軽い気持ちから不倫をスタートさせてしまい、そのまま不倫の沼にハマってしまう男性は意外と多く見られます。

「シタ夫」はなぜ浮気・不倫をする?サレ妻になる原因とは


浮気や不倫をしてしまう夫、いわゆる「シタ夫」はなぜ不貞に走ってしまうのでしょうか。

女性がサレ妻になる可能性のある5つの原因について解説します。

原因①自宅で安らげず家に帰りたくなくなる

妻からの小言が多かったり、口うるさく言われたりする頻度が高い夫はそれをストレスに感じ、
だんだん「家に帰りたくない」と思いはじめます

職場や取引先などで気を遣って疲れているのに、自宅に帰っても安らげる瞬間がない…そんな状態が続くと男性は身も心も疲れきってしまい、職場でも家でもない「外の世界」に癒しを求めてしまうかもしれません。

一昔前に比べ、今は結婚した女性や子どものいる女性でも仕事をしている人が増えています。同じく、男性も仕事をしながら家事・育児をするのが当たり前という風潮が強まってきていますが、中には情報のアップデートができていない人、女性側が求めるレベルの家事・育児ができていないという男性も少なくありません。

自分なりに頑張っているのに、いつも妻から小言を言われてしまうとストレスになってしまい、家になかなか帰らず子どもとの時間、家族での時間が少なくなるという悪循環に陥ってしまいます。

そこから家庭での疎外感や寂しさを感じ、浮気・不倫に走ってしまうこともあるでしょう。

原因②妻を女性として見られなくなった

一生のパートナーとして結婚した妻が、結婚生活を重ねるにつれて徐々にだらしない姿を見せるようになってきたり、おしゃれをしなくなったりするなどの理由で「女性として見られなくなった」というものです。

付き合った当初は自分のために頑張っておしゃれをしてくれていた、自分好みの服装や髪型にしてくれていたのに、結婚してからはまったくそんな素振りを見せなくなったということは珍しくありません。

また、一緒に暮らすことによってムダ毛の処理など、普段バッチリおしゃれをしていた妻の「裏」を見たことで気持ちが萎えてしまうこともあります。

他にも、子どもが産まれたことでまったくメイクをしない、いつも同じ家着、たるんだお腹に引いてしまった、そして「出産に立ち会ったのが原因で女性として見られなくなった」というケースもあります。

「友人の体験談では、奥さんに立ち合ってと言われ立ち合い、その立ち合い中に気持ち悪くなり、奥さんを女として見れなくなり、2人目が欲しいが、セックスレス・・・だそうです。
そんなこと奥様本人には言えず、悩んでいました。」

引用元:Yahoo!知恵袋

原因③妻に対して不満やストレスを感じている

3つ目の原因は、妻に対して何らかの不満やストレスを感じていて、それを理由に浮気や不倫に走ってしまうことです。

もちろん、妻に不満があるからといって浮気や不倫をして良い理由にはなりませんが、何らかの不満をストレスに感じて妻のいる家に帰りたくない、外で何らかの気分転換をしたいがために不倫を選んでしまうケースはあります

妻への不満について直接伝えると喧嘩になる、面倒などの理由から言及を避け、悶々とストレスを溜めていってしまうパターンもあるでしょう。女性側からすれば「不倫をする前に言ってくれれば良いのに」と思いますが、男性側は仕事の疲れやストレスなどでこれ以上疲弊したくないという気持ちから、なかなか言えずにいると考えられます。

「つまり不倫したのは私に嫌なところがあって、
俺はずっと頑張って我慢してきたんだ!
となっています。うちは。
こっちからしたら、勝手に我慢して改善する余地も与えて
くれなかった訳なのに不倫までされて責められて、
意味が分かりませんけど、私にも悪いところがもちろんあるし、
今回旦那の不満に思っていたことを聞けたので、
一応それに関しては気を付けてやっていこうとは思います。」

引用元:Yahoo!知恵袋

原因④妻以外の女性と接する機会が増えた

4つ目は、仕事などで妻以外の女性と接する機会が増えたことで、そちらに目が行ってしまうことです。

結婚する前にあまり恋愛経験を積んでいない人はもちろん、常に恋愛を楽しんでいるタイプなどは、妻以外の女性と接したことで浮気・不倫願望が芽生えてしまうことがあります。

原因⑤セックスレスやスキンシップ不足による寂しさ

5つ目の原因は、夫婦間でのスキンシップ不足やセックスレスによるものです。

結婚は紙一枚の契約とはいえ、お互いに一人の人を愛し合って生きていくことを誓っています。だからこそ、普段のスキンシップや夫婦生活はとても重要なものと言えるでしょう。

しかし、妊娠・出産や転職といったライフスタイルの変化により、思うようにコミュニケーションが取れず、すれ違ってしまうこともあります。そこで感じた寂しさから、他の女性と関係を持ってしまうことがあるでしょう。

「そういう男は居ます。「お前が拒否したから」とか「女が居ないと不安」とか。これってうちの旦那の話ですが…」

引用元:Yahoo!知恵袋

浮気・不倫されても離婚しない妻の心理とは


浮気・不倫をされたサレ妻の中には、離婚をしない人も多くいます。自分を裏切った夫とまた再び生活をともにするのはなぜなのでしょうか?

ここからは、サレ妻になったのに離婚という選択をしない妻の心理について考えてみましょう。

心理①裏切られた悲しさ・憎しみ・寂しさ・怒りでいっぱい

まずは、不倫をされた・裏切られたという事実を受け止めきれず、離婚という結論にまだ至っていないパターンです。

サレ妻になったという気持ちの整理がつく期間は人それぞれ。数ヶ月で立ち直ったという人もいれば、何年経ってもフラッシュバックに悩まされていて、どう行動すれば良いかわからないという人もいます。

特に子どもがいる場合はどの選択が最善なのかがわからなかったり、実家や親戚など周りに離婚を反対されてしまったりすることもあるでしょう。

このように、一番信頼していた夫に裏切られた悲しさや憎しみにとらわれてしまい、今後どうするかという結論をすぐに出せず、離婚に至っていないケースはよく見られます。

心理②仕返しに同じ気持ちを味わわせるため「シタ妻」になる

不倫をされてしまったという悲しみや憎しみなどの気持ちを、夫にも味わわせたいという気持ちから、離婚はせずに仕返しとして不倫(浮気)をする人がいます

驚くことに、仕返しによる不倫をきっかけに、お互いに公認の不倫を続けるという夫婦もいます。

ただ、多くの男性は、自分の妻が「シタ妻」になることは耐えられないと、サレ妻以上に落ち込んでしまうことも珍しくありません。自分が妻を最初に傷つけてしまったにも関わらず、自分が傷つくのは嫌だということです。

妻側は復讐心から離婚をせずシタ妻になってしまうものの、この不倫がきっかけで夫に見切りを付けて別の男性に乗り換えてしまうこともあります。

心理③離婚に向けた準備のため夫や不倫相手を泳がせている

不倫が発覚してもすぐに離婚などの話が出ず、以前とあまり変わらない日常が続いている場合には、妻が離婚準備のために情報取集をしている可能性があります。

不倫がバレて話し合いをする際、誠心誠意謝る男性もいれば、開き直って妻の至らぬところをあげつらう男性もいます。後者の場合、強気になって離婚を妻に宣告したり、慰謝料の支払いを拒否したりするなどの姿勢を見せることもありますが、妻側はこれをきっかけに完全に気持ちが冷めてしまい、離婚準備を水面下でスタートさせる人も少なくありません。

妻側が話し合いにならないと判断した場合、不倫の証拠をしっかりと突き付けて離婚を優位に進められるよう情報収集するため、今は夫や不倫相手を泳がせているだけかもしれません。

心理④不倫相手との再婚を邪魔・復讐するためあえて離婚しない

サレ妻(女性)に多いのが、自分と離婚をした後、不倫相手の女性と夫の再婚を阻止したいために今は離婚しないというケースです。

本当は今すぐ離婚したいくらい憎い、でも離婚したら自由に不倫相手と恋愛ができるようになる…という葛藤から、あえて離婚をしないというものです。すぐに夫と離婚すると新しい生活が始まる不安、一人で子どもを育てていけるかなどの不安がつきまといますが、夫側は足かせが取れたように自由になります。

そうした夫と不倫相手の今後を邪魔するため、そして自分をサレ妻にした夫への復讐のため、たとえ夫から離婚を迫られたとしても今は応じないというケースは珍しくありません。

また、不倫相手に結婚願望がある場合は特にその傾向が強くなります。不倫相手と再婚してすぐに子どもを産んだという話はよくありますが、サレ妻は復讐のために不倫相手の女性が結婚できないよう、子どもを望めなくなる年齢まで夫と離婚せず、しびれを切らして別れた後に離婚をするという話は実際にあります。

不倫相手は子どもを諦めざるを得なくなり、夫は不倫相手からも妻からも見捨てられ、残った妻は新たな人生を歩むということです。

言うなれば「妻の意地」ですが、自分を傷つけた夫や不倫相手に対する復讐心から、このようなことが実際に起こっています。

心理⑤夫婦関係の再構築に向けて努力をする

不倫発覚時の話し合いで離婚をせず「再構築する」という方向になることも多いでしょう。離婚せずに済むとホッとするかもしれませんが、再構築にはシタ夫はもちろんですがサレ妻も相当な努力が必要で、長い道のりとなります。

妻は不倫発覚時のショックや悲しい気持ちに苛まれ、いつ・どこでその感情が波のように押し寄せるかわかりません。これを「フラッシュバック」と呼びますが、不倫による後遺症のようなものです。

こうした気持ちを引きずりながらも、離婚はせず夫婦として関係を再び築いていくことを選んだ場合、お互いのために前を向いて進もうとするでしょう。もちろん、サレ妻になった女性は常に前向きでいられるわけではありません。シタ夫を責めることもあれば、不倫をされたのは自分に原因があったと自分を責めることもあります。

再構築をするということは、単純に「離婚をしないだけ」ではありません。決して簡単なものではないことを知っておきましょう。

サレ妻必見!シタ夫にダメージを与える復讐方法


サレ妻になった女性の多くは、夫に対して何らかの制裁を下しています。離婚の有無によって内容は変わるものの、婚姻関係を続ける場合であってもけじめとして何らかの制裁を下すことがほとんどです。

別居、離婚、慰謝料の請求、GPSを付けるなどさまざまなパターンがありますが、ここからは不倫をした夫に対して何らかのダメージを与えたいと考えているサレ妻に向け、いくつかの「復讐方法」を解説します。

方法①言い逃れできない証拠を集めて突き付ける

まずは、離婚をする・しないに関わらず「証拠を集めること」が大切です。今は離婚をする気がまったくない場合でも、後になってやっぱり離婚したいと思うようになったり、より悪質な不倫に発展したりする可能性もあります。

そのとき、証拠となるものがなければ離婚の話し合いをするときに不利になるかもしれません。証拠がなければ、どれだけ黒に近いことをやっていてもごまかされる可能性があるでしょう。

言い逃れができないような決定的な証拠を持っていれば、どんな制裁でも下しやすくなります。まずは証拠を確保しておき、必要な時になったら突きつけましょう

不倫の証拠の集め方は、人によってさまざまです。

  • ・探偵に調査や尾行を依頼する
  • ・友人の伝手を使う
  • ・出勤状況などを会社に問い合わせる
  • ・車やバイクにGPSを取り付ける
  • ・夫のバッグや持ち物にボイスレコーダーを忍ばせる
  • ・スマホを見てLINEやSNSのDMをチェックする

など、さまざまな方法があります。自分で証拠を集めるのであればスマホやボイスレコーダーを忍ばせるのが手っ取り早くなりますが、夫が家で肌身離さずスマホを持っているという人や、子どもがいてなかなか思うように調べられない人もいるでしょう。

そんな人は、費用はかかってしまいますが「探偵」への依頼がおすすめです。実際に、多くのサレ妻が探偵に依頼をして不倫相手と夫がラブホテルに入るところやデートの場面を写真に収めたり、行動記録を取ってもらったりして証拠を集めています。

GPSやボイスレコーダーはネットをはじめ、家電量販店などでも購入できます。どのようなものが良いかわからない場合は、家電量販店でスタッフに使い方や性能などを尋ねてみると良いでしょう。

他にも、実際にサレ妻となった人が夫の不倫に気づいたきっかけや、証拠の集め方についてツイートしているものを紹介します。

方法②浮気相手・不倫相手に突然内容証明を送りつける

夫への制裁は後回しにして、まずは不倫相手の女性に対して何らかの措置を取る人は多く見られます。

不倫相手の女性と連絡を取る方法はいくつかあります。

  • ・夫とのやり取りから連絡先をつかむ
  • ・職場不倫の場合は会社に相談・連絡先を尋ねる
  • ・探偵に依頼して自宅や本名をつきとめる
  • ・人づてに身元を明らかにするための情報収集をする
  • ・SNSのアカウントから連絡を取る

相手女性の連絡先がわからないため、なかなか制裁を加えられないと悩むサレ妻も少なくありません。その場合、費用はかかってしまいますが、探偵や弁護士に依頼する方法がおすすめです。

住所や名前がわかっている場合は直接交渉して示談にすることも可能ですが、相手がなかなか交渉に応じない、こちらが不倫相手に会いたくないといった場合は、「内容証明」を相手宅へ送ると良いでしょう。

●内容証明とは

手紙の一種で、どんな内容が書かれているのか、差出人から宛先人、住所などを日本郵便が証明してくれるものです。弁護士や行政書士に作成を依頼できますが、文書のルールを守れば自分でも作成できます。

つまり、「あなたと私の夫は不倫関係にあるので、精神的苦痛による慰謝料を請求します」と書かれた文書を、郵便局(日本郵便)が「この内容で、●●さんに確かに送りました」と証明してもらえるということです。

もちろん、脅迫めいた内容を送ったり、法外な金額を請求したりすることはできませんが、慰謝料請求や交際中止などを求める内容は送れます。他にも、不倫相手本人が受け取ったことをこちらに伝えてもらうこともできるため、いつ・どんなタイミングで相手が内容証明を受け取ったかがわかります。

注意点として、内容証明に書かれた内容は不倫相手にとって「義務」とはなりません。必ず支払う義務は発生しないため、内容証明を送ったとしても解決しない可能性は十分にあるでしょう。

しかし、それでも内容証明を送ったことで相手にプレッシャーをかけることができ、さらに「不倫の事実を知っている」ことを相手に知らしめることもできます。後で裁判になったときにも、内容証明を送っているのに接点を持ったり慰謝料請求に応じたりしていないという証拠にもなります

もし、内容証明を送ったことでその内容に応じてもらえれば、不倫相手とのやり取りはそこでいったん終わることができます。自分の中で一区切りつけるためにも、相手へ制裁を科すためにも、検討してみると良いでしょう。

内容証明の作成方法について、各自治体の行政書士や弁護士の無料相談会を活用したり、ネットで作成方法を検索したりしてみると良いでしょう。

方法③共通の友人や義父母など第三者を巻き込む

夫婦間で話し合うことが難しい場合や、シタ夫にあまり反省の色が見えていないような場合には、共通の友人やお互いの両親などを巻き込んで話し合いをしてみましょう。

男性の中には、このように世間体や外面を気にするあまり、家族以外の人に離婚や不倫問題のことを知られてしまうのを避けたいと思っている人が多く見られます。それを逆手に取り、謝罪もなくまともに話し合いができない状態であれば、仲の良い友人や知人に相談し、外堀から固める方法を取るのも良いでしょう。

また、離婚問題になる場合はお互いの両親も交える必要があります。いくらシタ夫がお互いの親に知られたくないと言っていても、離婚となれば両家両親の話し合いも必要です。子どもがいる場合はなおさらで、親権や今後の生活についても親を交えた話し合いが必要でしょう。

ただし、親の考え方はさまざまです。「離婚は絶対にしてはいけない」という考えの世代も多く、たとえ娘がサレ妻になったとしても出戻りを許さない両親もいれば、早く離婚して帰ってきなさいという両親もいます。

これはシタ夫側の両親や不倫相手の両親にも言えることで、我が子の不貞行為について誠心誠意謝罪する親もいれば、うちの子が不倫に走ったのは嫁に原因があると責めてくる親もいます。

第三者を入れることで余計に話がこじれてしまう場合は、迷わず弁護士に相談しましょう。弁護士に依頼すれば、相手方から来るやり取りの窓口になってくれるのでストレスから解放され、慰謝料の請求や離婚調停などの手続きにもすべて対応してもらえます。

方法④会社の上司や同僚に相談する

シタ夫の不倫相手が職場関係の人だった場合には、会社の上司や同僚に相談するのも一つの手です。

夫の同僚で連絡が取れる人がいる場合、不倫相手の情報をつかめるかもしれません。もちろん、夫にそのことが伝わるかもしれないことを考慮し、信頼できる人のみに相談しましょう。

職場や上司に不倫のことを直談判するのは「諸刃の剣」とも言えます。不倫相手だけでなく、シタ夫についても何らかの処罰が下る可能性があるからです。

離婚が決定している場合は職を失うことで慰謝料や養育費の請求が難しくなり、離婚せず再構築する場合でも減給などの処分が下れば、その後の生活に影響が出てしまいます。

ただ、不倫相手と夫がいつまでも同じ環境で過ごすことに耐えられない、本当に別れたのかわからないなど、経済的な心配よりも自身の不安が上回った場合は相談するのも手です。お互いの立場によりますが、辞職の勧告、転勤、転属、減給などさまざまな処分が下されるでしょう。

また、職場の不特定多数の人に不倫を伝えると、名誉棄損となってしまう可能性があります。直属の上司のみ、人事部やコンプライアンス部の人のみなど限定された人にだけ相談という形で話をすると良いでしょう。

方法⑤突然家からいなくなる・昼逃げする

ある日突然、妻と子どもが家から姿を消した、テーブルには離婚届が置かれていた…マンガなどでよく見かけるシーンですが、実際に起こっていることです。

DV・モラハラ気質のある夫の場合や、不倫発覚後に話しにまったく応じてくれない場合、他にも不倫相手がストーカー化して子どもや自分に危害を加えられる可能性がある時など、夜逃げならぬ「昼逃げ」をするサレ妻は少なくありません。

水面下で少しずつ賃貸契約や家財を揃えるなどの準備を進め、夫が仕事で遅くなる日などを狙って一気に引っ越しをします。昼逃げと同時に弁護士などへ離婚に関する手続きを依頼し、連絡窓口になってもらえばストレスからも一気に解放されるでしょう。

ただし、昼逃げは非常に大変なことで綿密な準備が必要です。賃貸契約などをせず実家に移る場合であっても、シタ夫にバレないように荷造りをしたり、当日に向けて少しずつ荷物を運んだりする必要があります。

家族、信頼できる友人をはじめ、できるだけ多くの人の協力を仰いで行動に移すと良いでしょう。

また、昼逃げの注意点として「話し合いにならない」「身の危険を感じる」といった証拠を残す必要があります。夫側が後になって「話し合いをしようとしたのに勝手に出て行った」と言えば、こちらが不利になる可能性があるからです。

暴言の録音、自分に危害が及ばなくても家具や家財を傷つけた後がある場合はその写真、そして何より不倫の証拠を必ず掴んでおきましょう。

方法⑥離婚を切り出されても応じない

不倫発覚後、「離婚をしないこと」が制裁になるケースもあります

それは、不倫をしたシタ夫から離婚をして欲しいと言われた場合です。

不倫をした側が離婚したいと言ってくる場合、多くはそのまま不倫相手との再婚を考えていると想定できます。シタ夫や不倫相手の思い通りにさせないため、あえて離婚をせずにいるという女性は少なくありません。

不倫が発覚した時点で夫は「有責配偶者」となり、基本的には夫から離婚してくれと言っても応じる必要はなくなります

●有責配偶者とは

不貞(不倫)やDVなど、離婚の直接的な責任を作った配偶者のこと。原則として有責配偶者からの離婚請求は難しく、慰謝料や別居時の婚姻費用を支払うなどの義務が発生します。

離婚をまったくするつもりがない場合には、念の為離婚届の「不受理申出」を行っておきましょう。しびれを切らしたシタ夫と不倫相手が、離婚届を偽造して勝手に提出する可能性があります。不受理申出をしておけば離婚届を勝手に出されても受理されず、婚姻が継続したままです。

●離婚不受理申出

相手(夫)が提出した離婚届を受理しないように求める手続き。不受理申出をした側(妻)本人が申出を取り下げたり、離婚の意思を確認できたりしなければ離婚届が受理されず、離婚は成立しません。

また、不倫がわかっていない状態で夫から離婚を切り出されたとき、離婚理由に思い当たることがない・納得できない場合は不倫を疑ってみましょう。不倫がバレる前に離婚し、相手と再婚したいために、妻にあれこれ難癖をつけて離婚しようと目論むケースは少なくありません。

離婚の慰謝料などを支払うこともなく離婚、不倫相手とは再婚するという考えのため、ちょっとしたことでも文句を言って来たり怒ったりして、何とか早く離婚話を進めようとします。

離婚を申し出る理由に納得できない場合や、以前から浮気・不倫を疑っていた場合など怪しいと思ったら、「少し時間をちょうだい」「考えさせて」などと言って話し合いを引き延ばし、水面下で調べてみると良いでしょう。

方法⑦弁護士に相談してシタ夫に慰謝料を請求する

不倫相手やシタ夫への大きな制裁として「慰謝料の請求」が挙げられます

不倫相手はもちろんですが、夫にも慰謝料の請求は可能です。婚姻関係を継続する場合、離婚する場合、いずれの場合も請求できます。

ただし、注意点もあります。

シタ夫と不倫相手の双方に慰謝料を請求することはできますが、その支払い義務はシタ夫と不倫相手が「連帯責任」としてともに負うことになるため、それぞれの負担割合を考えなくてはなりません

たとえば、この不倫に対してサレ妻がもらえる慰謝料は200万円だと裁判などで判断された場合、シタ夫に100万円、不倫相手に100万円などの形で請求することになります。双方に150万円ずつという請求はできないということです。

基本的に、積極的に不倫を主導した側の負担が大きく、上記のケースであればシタ夫に150万円、不倫相手に50万円などと請求できます。

慰謝料の金額相場については、婚姻歴の長さや不倫の悪質度などから算出されるため、一概にいくらとは言えません。

  • 離婚するかどうか
  • 不倫関係の期間
  • 婚姻関係の期間
  • 子どもの有無など

たとえば、複数の人とそれぞれ1回ずつ関係を持った不倫よりも、1人の不倫相手と5年関係を続けているほうがより悪質とみなされ、慰謝料の金額も高額になりやすいでしょう。一般的には20~150万円前後の金額が慰謝料として支払われることが多いものの、中には300万円以上の金額になるケースも珍しくありません。

また、これはあくまで慰謝料のため、子どもがいる場合は養育費の請求、別居中の生活費となる婚姻費用の請求や財産分与の請求も可能です。

不倫でつけられた傷は、謝罪の言葉や手紙などでは癒えません。だからこそ、慰謝料という目に見える形でいったん区切りをつけるサレ妻は多いでしょう。

夫への復讐方法は他にも…

  • キッズケータイに変える
  • スマホにGPSアプリを入れる
  • 毎日タイムカードの写真を送る

など、さまざまなことが挙げられます。

サレ妻の浮気相手・不倫相手への復讐方法とは?


夫に裏切られた女性にとって、夫以上に腹立たしい存在が「不倫相手」です。

続いては、不倫相手の女性に対する復讐方法を紹介します。

方法①突然不倫相手に会いに行って直接対決

不倫相手の住所や電話番号などの情報がわかっている場合は、弁護士などに依頼せず自分で連絡を取って話し合いをすることが可能です。

当事者である二人が直接会って話し合いをすることで、問題が早く解決することがあります。もちろん、問題が大きくこじれてしまう可能性もあるので注意しましょう。

電話やメール、LINEなどでアポを取って会うこともあれば、自宅や勤務先の近くで待機して、直接会うというケースもみられます。

不倫相手と直接対決をするメリットは、次の通りです。

  • ・短期間で話し合いが解決する可能性がある
  • ・相場よりも高い金額の慰謝料を請求できる可能性がある
  • ・弁護士費用などがかからない

慰謝料請求の裁判などになると相手との関係が長引いてしまうこと、弁護士費用などもかかってしまうなどのデメリットがありますが、自分で解決できればそれらのデメリットが払拭できます。なおかつ、相場よりも高い金額の慰謝料で話がまとまることもあるでしょう。

直接相手に会うことで、不倫相手がどんな人となりなのかを確認できるだけでなく、話し合いの際にボイスレコーダーで録音しておけば、不貞を働いたという証拠も手に入れられます

不倫相手との早期解決につながればそれだけストレスも軽減されるため、相手が話し合いに応じてくれそうなら会ってみても良いでしょう。不安な場合は弁護士や身内を伴ったり、話し合いをしているそばで友人に待機してもらったりすることをおすすめします。

ただし、直接会って話し合いをすることは注意点もいくつかあります。

  • ・「作成した示談書にサインするまで帰らない」など強要しない
  • ・示談書の効力が100%ではない可能性
  • ・相手に会ったことがトラウマになる可能性

事前に示談書を作成して相手に見せますが、その示談書の効力が後で認められない可能性があります。妻側が事前に作成したものは、当然妻側にとって有利になる内容となっていること、そして不倫相手がよく確認する時間や機会がないことなどから、後になって争いの種になることも考えられます。

示談書の作り方はインターネットなどで検索できるものの、各々のケースに当てはまらないことまでそのまま使ってしまうと、示談書そのものの有効性が問われることもあり得るでしょう。

そのため、示談書を作成したら相手に会う前に法律相談を受けることをおすすめします。各自治体で無料相談会を行っているところは多いため、リスク軽減のためにも弁護士に相談・確認すると良いでしょう。

そして何より、相手に会ったことや言われたことがトラウマになり、フラッシュバックの要因になってしまう可能性があります。

自分の夫と関係を持った女性と会うのは、非常につらい気持ちになるでしょう。中には、妻に対してマウントを取ってくる発言をしたり、離婚を求めてきたりすることもあります。そのときに反論できるか、メンタルを維持できるかなどを考えて、直接会うかどうかを決めると良いでしょう。

方法②不倫相手の自宅や実家へ内容証明を突然送る

不倫相手に直接会いたくない場合や、不倫相手にアポ取りをしたのに連絡をシャットアウトされた場合などは、不倫相手の自宅や実家などに「内容証明」を送りましょう

内容証明の送り先について。基本的には自宅に送りますが、自宅に送ったのに返事がない場合は実家に、社内不倫で名前だけわかるという場合は職場に送っても良いとされています。名前や住所がわかっているにも関わらず、あえて職場に送ってしまうと法的責任が問われる可能性があるため止めましょう

  • ・不貞を働いた事実を知っていること
  • ・精神的苦痛を受けたこと
  • ・慰謝料を請求すること、金額
  • ・支払い期日
  • ・支払いがない場合の措置

などを記載して、相手に送ります。この文書を送ったことやその内容については郵便局(日本郵便)が証明してくれるため、相手にとって大きなプレッシャーとなるでしょう。

内容証明を見て慰謝料の支払いや謝罪に応じる人もいれば、「大丈夫だろう」と何も応じない人もいます。他にも、記載された金額に納得いかないなどの理由で減額交渉のための連絡を取ってくるケースもあります。

これで話しがまとまらない場合は、弁護士に依頼すると良いでしょう。

方法③LINEや電話などシタ夫との連絡経路を断つ

不倫相手にとって大きな痛手となるのが、シタ夫との連絡経路を断つことです。

社内不倫の場合は完全に関係を断つことが難しいかもしれませんが、業務中以外は言葉を交わさない、メールやLINEなどでプライベートな連絡を取ることを一切禁止するなどの措置をとれば、相手にとって大きな痛手となります。

特に、シタ夫が離婚を拒んでいる場合は有効です。離婚したくない場合は妻側の意見を聞き入れやすく、不倫相手との連絡も拒む可能性が高くなるでしょう。

連絡や接触の禁止については口頭だけでなく、書面に残すことが大切です。そして、もし連絡を取らないという約束を破ってしまった場合には、違約金が発生することなども決めておきましょう。

慰謝料請求や示談をする際の書面に一緒に盛り込まれることもありますが、シタ夫とは今後接触しないと約束させるための「誓約書」を作ることも可能です。

「接触」は、会うのはもちろん電話、メール、LINEやSNSのDM(ダイレクトメール)などあらゆる連絡方法が含まれます。職場での不倫なら、「業務上やむを得ない場合を除き」といった一文を加えるのが一般的です。

もし、この誓約書の内容を破った行動を取った場合には、相手に違約金を支払わせることができます。高額過ぎる違約金は無効になってしまいますが、接触1回について数万円~数十万円が相場と言えるでしょう。

方法④弁護士に相談して不倫相手に慰謝料を請求する

シタ夫同様、不倫相手に大きな痛手を負わせることができるのは、やはり「慰謝料の請求」です。

離婚する場合、しない場合で金額は異なりますが、不貞を働いた者として少なからず慰謝料は請求できます。

ただし、注意点があります。シタ夫への慰謝料請求でも解説しましたが、請求できる金額はシタ夫と不倫相手、二人合わせた金額です。不倫の慰謝料が300万円だと判断されれば、シタ夫と不倫相手にそれぞれ150万円ずつ、もしくはシタ夫が不倫を主導した場合は200万円、不倫相手に100万円…という風に配分が決められます。

このうち、シタ夫とは離婚せず慰謝料の請求もなく、不倫相手のみに慰謝料を請求する場合、不倫相手は「求償権」が使えます。

●求償権とは

不貞行為の慰謝料は、不貞をした二人(シタ夫と不倫相手)の連帯責任となります。一方にだけ請求することも二人に請求することもできますが、一方にだけ請求をした場合、もう一方は何も責任を負わないことになってしまいます。これを防ぐため、請求された側は何も払っていない人に対してお金を請求できる権利を持っています。これが求償権です。

つまり、シタ夫とは離婚せずこれからも家計を共にするために慰謝料請求はせず、不倫相手だけに慰謝料を請求すると、不倫相手はシタ夫に対して「私一人ではなくあなたも負担して」と、自分の責任を越えた部分に対して求償権を行使できます。

そのため、求償権について不倫相手が知っている場合には、「求償権を放棄すること」と引き換えに、慰謝料の減額を求めるのが一般的です。

たとえ金額が減ってしまっても構わないから慰謝料を払わせたい、シタ夫に請求されるのを防ぎたいという場合、求償権の放棄を求めましょう。

サレ妻のつらいフラッシュバック・後遺症の乗り越え方


不倫相手への慰謝料請求や両親への報告などが落ち着くと、サレ妻を待っているのはつらい「フラッシュバック」です。

事故や病気に遭えば後遺症が残るのと同じように、不倫によって精神的に大きなダメージを与えられると、後遺症が残ってしまうことがあります。

フラッシュバックの頻度や程度は人によってさまざまですが、不倫がわかったときのLINEのやり取りが思い出される、二人で写っている写真や動画を思い出してしまう、ふとした瞬間に涙が止まらなくなるなどの症状があらわれます。

自分でコントロールすることは難しく、場合によってはフラッシュバックのせいでうつ病などになってしまうことも。

つらい気持ちがよみがえってきたとき、その気持ちをシタ夫に訴えて受け止めてもらえる場合はしっかりと受け止めてもらいましょう。しかし、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ということわざがあるように、シタ夫の中には「終わったこと」として考える人も少なくありません。

ここからは、サレ妻が長年悩むことになるフラッシュバックについて、乗り越え方をいくつか紹介します。

乗り越え方①おいしいものを食べる・買い物をする

フラッシュバックを抑えるには、気分転換がとても有効です。

おいしいものを食べる、買い物をするなど、すぐにできる気分転換を取り入れてみましょう。

人によっては、不倫相手から受け取った慰謝料で高額なものを購入したり、旅行に行ってリフレッシュしたりすることもあります。少しでも気が紛れる方法を考え、自分に合った気分転換をしてみましょう。

乗り越え方②友人や家族など誰かと一緒にいて気を紛らわせる

一人でふさぎ込んでいては、なかなか気分も良くなりません。信頼できる友人や家族、不倫のことを知っている友人などに愚痴を言ったり、一緒にいてもらったりすることで気を紛らわせましょう

最近では、TwitterやインスタグラムなどのSNSで「サレ妻アカウント」なるものが多く登場しています。自分と同じようにサレ妻となった女性によるアカウントですが、お互いの境遇が似ていること、相談しやすいこと、情報収集のヒントをくれるなど、「仲間」としてやり取りができます。

ただし、SNSに個人を特定されるような情報を載せてしまうと、バレたときに名誉棄損など法的責任が問われる可能性があるため避けましょう

オフライン・オンラインそれぞれの友人や家族の力を借り、つらい気持ちやフラッシュバックを乗り越えましょう。

乗り越え方③つらい感情を無理に抑え込もうとしない

フラッシュバックが起こったり、時に不倫発覚時のことを思い出したりすると、その気持ちに蓋をしようとする人は多く見られます。

しかし、その気持ちを無理に抑えようとすると余計につらくなってしまいます。セルフケアの最も簡単なやり方は、「自分の気持ちを否定せず認めてあげること」です。つまり、フラッシュバックが起こってつらくなっても無理に感情を抑える必要はなく、「つらかったよね」「本当に頑張ったよね」と自分を認めてあげましょう。

最も身近な存在であった夫に裏切られたことで、サレ妻の自己肯定感はボロボロになってしまっています。だからこそ、自分で自分の気持ちを認めてあげることが、フラッシュバックの頻度を減らしていく近道と言えるでしょう。

たとえシタ夫にその気持ちをぶつけてしまったとしても、それだけ大きな傷を心に負ってしまったということです。怪我や病気によるリハビリが長いのと同じように、心の傷もリハビリが必要です。

乗り越え方④新しい趣味やのめり込めることを探す

おいしいものを食べたりどこかへ旅行したりするなどの気分転換はもちろんですが、新しい趣味を始めたり、何かのめり込めることを探したりするのも有効な手段です。

  • ・地域のボランティア
  • ・趣味サークル
  • ・社会人サークル
  • ・習い事(ピアノ、ダンス、料理教室、スイミングなど)
  • ・ブログやSNSでの発信
  • ・アクセサリー作りなどのDIY
  • ・カフェ巡り、史跡巡り、城巡りなど

社会人サークル(オフ会)

大人になっても一から始められることはたくさんあります。以前から興味を持っていたことを始めたり、習い事にチャレンジしたりするのもおすすめです。

また、サレ妻になったことをブログやTwitterなどのSNSで発信するのも良いでしょう。気持ちの整理がつきやすくなり、同じくサレ妻になって悩んでいる人の励みになるかもしれません。

自分はどうやってこの一件を乗り越えた(乗り越えようとしている)か、どう感じたかという気持ちの変化をはじめ、どうやって情報収集をしたかなどの有益な情報は、サレ妻という立場に立ったからこそ発信できるのではないでしょうか。

自分の気持ちをブログやSNSで整理していくうちに、だんだんとフラッシュバックも少なくなるでしょう。

乗り越え方⑤シタ夫と離婚する

フラッシュバックを乗り越える最終的な手段として、「離婚」が挙げられます。

自分がこれだけ傷つく一端となった夫と離れることで、フラッシュバックを軽減させる方法です。夫婦として一緒にいると、どんな時でも夫のことをまた疑ってしまいます。離婚して物理的な距離も関係も離れることで、気持ちがふっと軽くなるでしょう。

もちろん、離婚したからといってすぐにフラッシュバックが100%なくなるわけではありません。その後出会った異性とも、なかなか交際に発展しなかったり悩んだりすることもあるでしょう。

しかし、シタ夫と離婚すれば、より自分が幸せになれるステップに移ることができます。「もっと早くこうすれば良かった」と思う人もいるでしょう。もちろん、子どもがいる場合には簡単に決断できないかもしれませんが、フラッシュバックに悩んで毎日悲しい顔をしているよりも、笑顔でいられる道を選んだほうが良いこともあります。

Instagram(インスタグラム)で人気!話題のスカッと系サレ妻ストーリー&実話ブログまとめ

「サレ妻」という言葉は、ネット上で生まれた言葉です。

そして、その言葉が広まり始めたきっかけとなったのが「サレ妻ストーリー」です。インスタグラムをはじめ、ブログなどで自身の体験談をまとめたものが広く読まれるようになり、多くの人から共感を得るようになりました。

ここからは、インスタグラムで人気を誇っているサレ妻ストーリーの中でも、特にシタ夫や不倫相手に復讐をするスカッと系でおすすめものや人気のブログを紹介します。

①【サレ妻ひより】「娘の先生との最低な不倫(完結済)」


サレ妻ひよりさんによるインスタアカウントです。

「娘の先生との最低な不倫」シリーズをはじめ、「モラハラ夫の社内不倫」やママ友、義両親関連のストーリーなど、読み応えのあるストーリーが日々更新されています。

自分の子どもを受け持つ先生と夫が不倫というよくあるシチュエーションですが、義母との確執や相手の妊娠などを含め、現在3作目が更新されています。1・2作目は完結しているため、インスタやブログで最後まで閲覧可能です。

既婚者だけでなく、独身の人も共感できるような「シェアハウス」のストーリーなども公開されており、幅広い読者層に向けた発信をしています。

②【みぃ@大親友に不倫されたサレ妻の復讐記録】「夫の不倫相手は会社の同僚で私の親友(完結済)」


2人目は、「みぃさん」によるインスタストーリーです。

夫の不倫相手は、まさかの妻の親友という驚きの内容です。300話を超える超大作は完結しているため、最初から最後まで一気に読み進めることができます。

不倫の始まりから親友夫婦の崩壊、離婚など、不倫によってさまざまな関係が崩れていく様を追っていけます。みぃさん自身の不倫に関する投稿は終わったものの、他の方から寄せられたストーリーが新たに更新されているので、興味がある人はぜひチェックしてみてください。

③【あやみ】「旦那の不倫相手はウェディングプランナー(完結済)」


3人目は、まさに結婚式をあげようとしていたところに不倫が発覚したという、あやみさんのストーリーです。

あやみさんが夫と結婚式を挙げるための打ち合わせをしていたところ、担当になったウェディングプランナーが夫と昔両思いだった同級生だったことが発覚。怪しい点が浮き彫りになり、結婚式を挙げる直前に不倫関係に発展してしまったことで、友人や家族を巻き込む大騒動になってしまいました。

不倫発覚編は完結済みですが、そこからの反撃編については現在(※2023年4月6日)もなお更新中です。

これから結婚式を挙げるという最も幸せであろうシチュエーションで発覚した不倫、さらに相手も既婚者だったというダブル不倫により、大きな修羅場に発展してしまいます。

さまざまな不倫パターンの中でも特に悪質なもので、周りを巻き込みながら事が発覚していく様は誰もがハラハラドキドキするでしょう。

④【しんどうなつこ】「され妻なつこ(完結済)」


4人目は、しんどうなつこさんのサレ妻ストーリーです。

こちらの家庭は夫の不倫が発覚して乗り越えるまで、そして再構築を果たした夫婦のもとに双子の赤ちゃんがやってきてくれたことをストーリーにして更新しています。

長女である女の子を妊娠中に不倫してしまった夫ですが、妻への謝罪や乗り越え方などとてもリアルな情景が描かれており、ゆっくりと再構築を進めていく様子がわかります。その後、双子を妊娠・出産したなつこさんの職場の事情などもストーリーになっているため、妊娠中の仕事について悩んでいる人にもおすすめです。

夫は自分がしてしまった過ちをどのように償っていこうとしているのか、不倫後に離婚をせず再構築という選択をした夫婦の様子が知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。

⑤【サレ妻@あいか】「離婚から始める不倫夫への逆襲(完結済)」


「離婚から始める不倫夫への逆襲」をはじめ、「海外赴任中の夫が重婚していた話」「海外駐在妻の光と闇」「夫の幼馴染が毒だった件」など、数々の不倫ストーリーを更新しているのが、あいかさんです。

海外赴任をしている夫が現地女性と重婚しているなど、とてもまれなケースの不倫について描かれているストーリーになっており、突飛な話に感じるかもしれません。シチュエーションや言葉の言い回しからも他のサレ妻ストーリーほどリアリティを感じないかもしれませんが、ボリュームもありとても読み応えのあるストーリーです。

⑥【サレ妻☆神谷志保@リモートで浮気された妻】「コロナ禍に浮気されました(完結済)」


「コロナ禍」「リモート」など、現代ならではのシチュエーションで不倫をされた、神谷志保さんのサレ妻ストーリーです。

「コロナ禍に浮気されました」は完結していますが、このストーリーではまだ離婚をしていない状態です。そして、いよいよ離婚となったのがコロナ禍で仕事がリモートワークになったとき。探偵からも「実際に増えている事例」と言われており、他の事例とは違う証拠の集め方などが参考になるのではないでしょうか。

続編となる「リモートで浮気されました」は現在も更新中で、その浮気をきっかけに離婚調停中の身だそうです。

⑦【サレ妻エコ☆チャリで来た!浮気現場まで】「旦那の浮気相手は私の友達」


2人の子どもを持つエコさんは、元夫と自分の友人が不倫関係に発展したことから泥沼離婚を経験しました。

夫の不倫相手はまさかの友人、そして不倫が分かると逆上し、モラハラ・DVで話にならない夫。不倫相手と何度やり取りをしても制裁を与えても、繰り返し会って関係を持ち続ける悪質さや狡猾さがリアルです。シタ夫と不倫相手が同じ職場で悩んでいるという人は、参考になるのではないでしょうか。

こちらはまだ未完結のサレ妻ストーリーですが、読みごたえは十分です。サレ妻ストーリーだけでなく、クスッと笑えるような日常ストーリーなどさまざまな話題が更新されているので、ぜひチェックしてみてください。

気がついたら、サレ妻になっていました!


結婚して14年、いつの間にか旦那さんに女性の影が…。
突然サレ妻になってしまった子持ち40代クローバーさんの赤裸々なサレ妻ブログ。

裏切りと確信、離婚の決意から裁判までの実体験を綴ったブログは見ものです。
相手の女性訴えて再構築を考えながらも、心境の変化で紆余曲折するところは、多くの女性の共感を得ること間違いないでしょう。

未だ完結されていない物語は、リアルタイムスリリングで応援したくなる内容です。

まとめ:不倫は絶対悪!サレ妻にならない努力を心がけよう

夫に浮気・不倫をされてしまった女性「サレ妻」は、一生癒えない傷を抱えていると言えます。

身だしなみを気にせず女性としての魅力が低くなったり、子どもに手がかかりっきりで夫とのスキンシップがなくなってしまったりしても、「不倫」という行動を実行してしまうと取り返しがつきません。不倫をしてしまう前に、夫婦間で話し合いをしてお互いの要望を伝え合う、擦り合わせるなどの努力をしないまま外の世界で癒しを求めてしまうのは絶対に止めましょう。

不倫は絶対悪であり、妻側に原因があったとしても不倫をする理由にはなりません。他に好きな女性ができたのであれば妻との関係を清算するなど、順序を守ることが大切です。

一度サレ妻になってしまった女性は、男性不信や人間不信に陥ってしまいます。つらい気持ちを抱えたままフラッシュバックに悩みながら生きていくこともあるでしょう。

しかし、サレ妻になってしまってもそのつらい気持ちを乗り越えた人も多くいます。夫婦関係を再構築した人、離婚して新たな人生のスタートを切った人などさまざまです。自分なりに気持ちを切り替え、自分や子どものために前を向きましょう。

サレ妻・シタ夫、不倫に関するよくあるQ&A

最後に、「サレ妻」や「シタ夫」など不倫に関してよく寄せられる質問をQ&A形式でまとめました。

「サレ妻」「シタ夫」ってどういう意味?

「サレ妻」は、浮気・不倫をされてしまった妻のことを指し、「シタ夫」は浮気・不倫をしてしまった夫のことをそれぞれ指します。

妻側が浮気・不倫をすれば、同じように「シタ妻」「サレ夫」となります。インスタグラムやTwitterなど、SNS・ネットなどでよく使われる言葉です。

他にも、単純に浮気・不倫をされることを「サレ」と言ったり、不倫をされたショックで自身の感情のコントロールがうまくいかずにおかしな言動や考え方になったりする「サレラリ」といった言葉もあります。

サレ妻になる女性の特徴や共通点は?

サレ妻になってしまう女性には、いくつか共通した特徴があります。

  • ・育児家事などを一人で完璧にしてしまう
  • ・夫をほったらかしにしている
  • ・セックスレス、スキンシップ不足
  • ・小言が多い、要求が多いなど

いずれの場合も、夫が自宅に帰りづらい状況になってしまっている、夫が寂しさや疎外感を感じてしまうことなどが挙げられます。

なぜサレ妻になっても離婚しない人が多いの?

サレ妻になった女性の中には、別居や離婚などの選択をせず「再構築」という道を選ぶ人も多くみられます。

自分を傷つけた夫と、なぜ今後も一緒に暮らしていくという選択をするのかは人それぞれですが、さまざまな理由があります。

  • ・子どものために一緒にいる
  • ・自分がまだ夫のことを好きで夫婦としてやっていきたい
  • ・シングルマザーになって子どもを育てていく自信がない
  • ・離婚して不倫相手と夫が再婚するのを防ぎたい

「私自身サレ妻です。子供のため(学費等出来ることは全てやってあげたいです)割り切って一緒にいます。」

引用元:Yahoo!知恵袋

インスタやブログのサレ妻ストーリーは実話?やらせや作り話?

インスタやブログにあるサレ妻ストーリーの中には、実話のものもあれば「シナリオライター」による作り話・やらせのものもあります。

シナリオライターによるサレ妻ストーリーは、インスタで読者を集めて「ブログなら先読みができる」とブログに誘導し、広告収入を得るのが目的です。サレ妻ストーリーとインスタグラムの相性が良いこと、そして女性の共感を得やすく読者を獲得しやすいことなどが理由として挙げられます。

中には、ブログやnoteでの先読み分を課金させるようなタイプも登場していますが、ほとんどのサレ妻ストーリーを無料で閲覧できるので暇つぶしに読んでいる人も少なくありません。

サレ妻になった後の乗り越え方って?

サレ妻になると、そのときのネガティブな気持ちが長続きしてしまい、つらい時間が続いてしまいます。

しかし、育児や仕事などの日常は待ってくれません。やるべきことは最低限こなさなくてはなりませんが、「離婚」「再構築」「別居」など今後どうするかという選択はすぐにしなくて良いでしょう。

まずは、自分の気持ちを落ち着かせたり、自分を慰めたりすることを優先しましょう。必要以上に気丈にふるまおうとしたり、無理に行動に移したりすると、心と体のバランスが崩れてしまい、より長きにわたって動けなくなってしまうかもしれません。

「自分の楽しみに没頭することは出来ます
我慢するより好きなことに目を向けましょう」

引用元:Yahoo!知恵袋

つらい気持ちを無理に抑え込まず、そのときの気持ちや出来事を「ノートに書いて吐き出す」「相手や夫に制約を課して一区切りつける」などの方法を取ると良いでしょう。

サレ妻の「フラッシュバック」とは?

サレ妻によくある「フラッシュバック」とは、夫の浮気・不倫が発覚してからのつらい出来事や気持ちを唐突に思い出し、感情のコントロールができなくなることを言います。

フラッシュバックの程度や内容は人によって違いますが、次のようなことが挙げられます。

  • ・夫と不倫相手のLINE内容や写真を思い出してしまう
  • ・突然涙が出てくる
  • ・ふさぎ込んで何もしたくなくなる
  • ・怒りやつらさを夫にぶつけたくなる
  • ・再構築中でも夫と離れたくなる、離婚を告げたくなる
  • ・夫と不倫相手が行った場所を思い出してつらくなる

フラッシュバックが起こるタイミングは、自分ではなかなかコントロールできるものではありません。

「初めは反省している様子の旦那でしたが、1ヶ月も経つとフラッシュバックで寝れずに苦しんでるわたしに「寝れないなら無理して寝なければいい」「今のお前には何言っても無理だから」と向き合うことから逃げてしまいます。
再構築すると決めたとき、フラッシュバックはいつ起こるかわからない、その度にあなたを責めると思うけどそれでも離婚はしたくないのかと聞くと、俺のせいだからそれは仕方ない、離婚はしたくないと言っていたのに。」

引用元:Yahoo!知恵袋

頻繁にフラッシュバックが起こると精神的にも肉体的にも疲れてしまいますが、無理に抑え込もうとせずつらい気持ちを認めてあげましょう。

友人など心を許せる人に愚痴を聞いてもらう、新しいことにチャレンジする、趣味に打ち込むなど、つらい気持ちを少しでも和らげるように工夫してみましょう。

「サレラリ」ってどんな意味?

浮気・不倫をされた被害者側に起こる「正常な考えや行動ができなくなる状態」を指します。

こうした状態が続く期間のことを「サレラリ期」とも呼びます。浮気・不倫による心のダメージは計り知れないものです。時にフラッシュバックしてしまったり、突然不安な気持ちに襲われたりするなど、不倫発覚前のような生活は当然できなくなるでしょう。

こうした中で、不倫をした配偶者への不安から正しい判断ができなくなってしまい、おかしな考え方や言動をしてしまう…それが、サレラリです。

「私は所謂サレ妻、されラリ状態になってしまい。
夫に執着しています。
子供も前ほど手がかからなくなり、夫への気持が再確認できた時期だったのでショックが強いです。
でも、あの頃、夫と正面から付き合うことをせず、ただ心を閉ざしただけの私が今更何をしても遅いのでしょうか。
あれもこれも、私の対応が悪かったのかなと責めてばかりいます。」

引用元:Yahoo!知恵袋

サレラリの具体的な内容は…

  • ・不倫をしたパートナーに執着してしまう
  • ・相手のいいなりになる
  • ・自分に原因があったと必要以上に責めてしまう
  • ・不倫相手をライバル視して完璧な女性を演じようとする
  • ・客観的に見ると「おかしい」と思われるような言動をしてしまうなど

また、サレラリと反対に「シタラリ」もあります。浮気・不倫をした側が発覚後、自分のしてしまったことを正当化したり、配偶者への罪悪感をごまかしたりするためにさまざまな言動をしてしまうことです。

「夫は確かにカッとなりやすく、女好きで、単純ですが、なんだか夫の態度がいきなり変わりすぎて、しかもまだ不倫相手と1ヶ月しか付き合っていないのにいきなり離婚と言い出して、まるで人が変わってしまったかのようです。話をしていても逆ギレ、開き直り、こっちがふっかけてもないのに喧嘩腰で馬鹿にするような言動を繰り返し、話が通じなさすぎて宇宙人と話してるようです。
もし少しでも理解できる方がいたら教えていただけると少しスッキリできる気がします。
もしかしたら、シタラリというやつでしょうか?」

引用元:Yahoo!知恵袋

浮気・不倫をしたにも関わらず自分のほうが優位だと思わせるよう、威圧的な態度をとったりモラハラやマウントを取ったりすることも多く見られます。

サレ妻がうざいと思われてしまうのはなぜ?

「サレ妻がうざい」と言われるのには、さまざまな理由が挙げられます。

サレ妻になってしまう女性の特徴に、夫に対して小言が多かったりヒステリックに怒ったりする人が挙げられます。他にも、サレ妻のブログやインスタ投稿を見ていると、ヒステリーな女性や情緒不安定、夫の一挙手一投足に目ざとく口出しをする女性も少なくありません。

浮気・不倫を行動に移してしまった男性が悪いのは言うまでもありませんが、そこに至るまでの原因を作ってしまった女性の中には、客観的な目線で見ると「仕方ないのでは…」と言いたくなるケースもあります。

サレ妻からの嫌がらせ、法的にどう?

サレ妻の中には、シタ夫や不倫相手の女性に対して恨みのあまり嫌がらせに走ってしまう人も少なくありません。

たとえば、不倫相手のSNSアカウントをチェックし、投稿に対して嫌みや不倫していたことを匂わせるような返信をしたり、示談が成立したにも関わらず「家族にばらす」「職場にばらす」と言ったりするなどがあります。

  • ・自宅のポストに手紙を入れる
  • ・相手のSNSアカウントにフォロー申請を送る
  • ・相手のSNSアカウントに嫌がらせのようなリプライ(返信)をする
  • ・家族・友人・職場にばらすと言う
  • ・何度もしつこくメールやLINEを送る
  • ・無言電話をかけるなど

実際に友人や職場などあちこちに不倫をしていたことをばらすと名誉棄損になる可能性が考えられます。たとえ「不倫をしていた」ことが事実であったとしても、それをむやみに周囲へ言いふらすことは、名誉棄損にあたるため避けましょう。

さらにこれらの行動がエスカレートすれば、当然「ストーカー」扱いになってしまうため、法的な責任も問われるようになる可能性があるでしょう。

また、示談が成立する前や慰謝料請求が決定する前にサレ妻から嫌がらせがあった場合、そしてその嫌がらせがサレ妻からだという証拠がある場合には、慰謝料の減額につながることもあります。

「嫌がらせして何も残らない。
会社に言ったところで旦那の収入減ってしまったら食べていけない。
離婚したとしても養育費払ってくれなくなったら結局自分が辛くなる。
嫌がらせして後悔した私でした。」

引用元:ママスタ

サレ妻という立場になり、実際に不倫相手へ嫌がらせをした人からは「後悔した」という声もあります。

サレ妻になると、夫はもちろんですが不倫相手の女性に対しても言い知れぬ感情を覚えるでしょう。だからといって、相手に嫌がらせをするのは良くありません。慰謝料請求や接触禁止の誓約書を書かせるなど、正当な方法で制裁を加えることをおすすめします。


 

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