本ページはプロモーションが含まれています。
更新日:
結婚生活に疲れた…。ストレスの原因探しは根本的間違いだった!
愛しあう夫婦であっても一緒に暮らしていくことで、今までは見えてこなかったことも見えてきたり、習慣の違いなどで結婚生活に疲れることもありますよね。
今回は結婚生活を長く維持していくためにも、結婚生活の疲れを引き起こす様々なストレスについて、どんなことで溜まりやすいのか、そしてどのように解消・解決していけばいいのかについてお伝えしていきます。
ぜひ結婚生活の疲れを癒していくヒントにしてみてください。
目次
既婚者アンケート【結婚生活に疲れたと感じていますか?】
今回e-venzでは「結婚生活に関するアンケート」と題して、全国の30歳〜69歳の既婚者男女を対象にアンケートを行いました。
アンケート名 | 結婚生活に関するアンケート |
有効回答数 | 1,000名(男性:315名 女性:685名) |
回答者の子どもの有無 | 子ども有り771名 子ども無し229名 |
調査方法 | インターネットアンケート |
調査期間 | 2021年11月04日 ~ 2021年11月04日 |
その結果、「はい」と答えた方は全体で32%、「いいえ」と答えた方は全体で68%となりました。
約3割の方が結婚生活に疲れを感じているということがわかりましたが、その方たちは一体どんな方なのか?この「はい」と答えた方々に次の4つのアンケートを追加で行いました。
Q. 結婚何年目ですか?(結婚生活に疲れたと答えた方へ)
- ●1年未満(新婚):2.54%(総計8名 男性4名 女性 4名)
- ●1年~2年未満:0.63%(総計2名 男性1名 女性1名)
- ●2年~5年未満:7.62%(総計24名 男性11名 女性13名)
- ●5年~10年未満:9.52% (総計30名 男性14名 女性16名)
- ●10年~20年未満:29.21% (総計92名 男性41名 女性51名)
- ●20年以上:50.48% (総計159名 男性86名 女性73名)
新婚の方には愚問かもしれませんが、それでもごく僅かながら「はい」と答えた方がいました。
結婚生活に疲れが出てくるのは、2年を越えてから徐々に大きくなっています、今回の結果では10年以上になると約3割の方が疲れを感じていることになります。
また
Q. 現在、共働きですか?
次に共働きかどうかについてのアンケートを行った結果、ちょうど半々に分かれる結果となり、共働きが結婚生活の疲れに直接相関関係がないことがわかりました。
Q. 現在は専業主婦(夫)ですか?
次に上記の共働きではない158名に、専業主婦かどうかについてのアンケートを行いましたところ、約6割が専業主婦という結果になりました。
Q . 結婚生活に疲れたらどうしていますか?
また、結婚生活に疲れたままでは不健康ですが、皆さんどのように解消しているのでしょうか。
アンケート結果を男女別々にまとめました。
男性
・外食に行く(千葉県 男性 58歳)
・旅行に行く(東京都 男性 38歳)
・我慢(埼玉県 男性 57歳)
・なるべく一人になる(兵庫県 男性 67歳)
・ちょっと違ったシチュエーションで…(大阪府 男性 50歳)
男性の場合、家には妻がいるわけですから、多くが外に出ていって解消をするケースが多く見受けられました。
中には仕方なくだとは思いますが、我慢をする男性がいたり、「ちょっと違ったシチュエーション」というのは性生活で発散するのでしょうか…。
女性
・夫と話さないようにする(愛知県 女性 58歳)
・友人とおしゃべり(岐阜県 女性 57歳)
・好きな本を読む(群馬県 女性 57歳)
・仮面夫婦ですごす(茨城県 女性 49歳)
・家庭内別居をする(神奈川県 女性 45歳)
女性の場合は男性とは違い、家を守っている方もいらっしゃるので、外での解消が難しい場合もあるのではないでしょうか。
仮面夫婦や家庭内別居はお互いの距離をとって、時間が立つことで疲れを忘れているのかもしれませんね。
結婚生活に疲れている人のリアルな声
結婚生活に疲れたと感じていても、なかなか他の人には相談しにくいこともあります。他の人の生活はうまくいっているのにと周りをうらやましく思ったりすることも。
しかし、多くの方が言わないだけで結婚生活に疲れたと考えている人も多いのです。どんな理由で疲れたと考えているのかいくつか声を拾ってみました。
自分の自由が少なくて結婚生活が楽しくない、こんなに辛いとは…
時間的にも金銭的にも独身時代と違って余裕がないです。もちろん結婚前からある程度理解はしていましたが、自分の趣味の舞台鑑賞もチケット代が高いのと、なかなか時間が取れないので全然行けなくなってしまいました。もっと自分で使えるお金と時間があればいいなと感じています。
(女性 33歳)
結婚生活がつまらない理由を探していました。
うちは子供がいないので、一緒にいても穏やかですが、あまり刺激がなく、だんだん生活がマンネリ化してしまっています。もっと一緒の趣味などがあればいいのですが、お互いに全然違うので、ついついないものねだりをしてしまいます。
(男性 35歳)
子育てと主婦の両立が辛すぎてやめたい
主人がわたしよりも忙しい職場で働いていて、近くに両親も住んでいないのでほぼワンオペ育児になっています。しかし金銭面でのゆとりがないため、私もフルタイムで働いて、自分の時間も全く取れなくて、休みの日に家にいるだんなについ日頃の不満をぶつけてしまいます。
(女性 26歳)
相手との生活習慣の違いがうんざり
奥さんと僕はもともと性格が違っていて、一緒に暮らすとその違いがいろいろ気になるようになってきて。お互いに注意すると喧嘩になることが多くて、ストレスが溜まっています。
(男性 32歳)
新婚なのにもう結婚生活に疲れた…。
自分の両親を見ていて「理想的な夫婦だな」というイメージがあり、結婚は小さい頃から私の憧れでした。でもいざ結婚をしてみると、自分の両親のような理想の夫婦がいかに難しいか、子育てがいかに大変かを目の当たりにして、気づいたら急に疲れている自分に気がつきました。旦那が悪い訳ではありませんが、どれだけ好きな人でも、共同生活をしていく上で疲れるものなんだと実感しましたが、まだ結婚して1年目なのでこの先が心配でなりません…。
(女性 24歳)
このようにそれぞれの意見がありますが、やはり元々はそれぞれが違った環境で育った他人同士。
考え方の違いや習慣の違いなどが暮らしていくうちに見えてくることもありますね。隣の芝生は青いとよくいいますが、大なり小なり同じようなことを考えている人は多いのかもしれません。
ストレスの原因をやその理由を探してみる。
結婚生活のなかの小さなストレスも、放置していると修正するのが難しくなってきます。ストレスは早いうちに原因をみつけて対処していく事が大事です。
これから結婚生活で起こりやすいストレスについてお伝えしますので、いくつかの原因をみて、自分はどうか振り返る機会にしてみてください。
倦怠期だから
夫婦生活が長くなると、お互いの嫌なところばかりが気になるようになって、トキメキは芽生えなくなるし、些細なことで喧嘩したり、相手に興味がなくなって会話がなくなったりします。好きで結婚した相手でも、関心がなくなるとイライラするようになるので倦怠期の時期だとそれが原因になっている可能が高いです。
共働きでお互いに自由な時間がない
時間のすれ違い、お互いの仕事によってストレスが溜まりやすいのが共働きです。一緒に過ごす時間を取れないことももちろんですが、それぞれ一人で過ごせる時間というのもなかなか取れずにストレスが溜まる方も多いです。
専業主婦でいる事に疲れた
バリバリ働いている女性に多いですが、結婚してからは専業主婦になりたいという方。その分独身自体は仕事に精を出しますが、結婚してからの生活は仕事よりも思い通りにはいきません。相手の両親との関係や、子供ができると自由を奪われてしまいます。自分の時間がなくなった女性は専業主婦でいる事が何よりのストレスになっています。
旦那に合わせるのが疲れた
母親から、結婚すると「旦那さんの家のルールに従うのがあたりまえなのよ」という昔ながらの風習をいまだに言い伝えられ、旦那のYESマンになっている方は、無理をしている日々が長いほどストレス度も比例して大きくなっていきます。自分の気持ちを押し殺して結婚生活を送っていても長くは続かないでしょう。
モラハラ(モラルハラスメント)
近年はよく耳にする言葉になりました、モラハラ(モラルハラスメント)とはモラル(道徳) とハラスメント(嫌がらせ)からなる言葉で、仕事場でよく使われるケースが多いですが夫婦間はその次に多いと言われており、特に夫からのハラスメントは問題としては多く、時に事件になるケースもあります。夫婦間では結婚時には相手との立場が決まってしまい、そのまま生活を共にしていく事で徐々に大きくなっていくと言われています。
仕事の不安が家庭に影響してしまう
仕事で大きな不安や心配事を抱えている場合、心身に大きなストレスが生じます。仕事の悩みは家庭に持ち込みたくなくても、ついついずっと悩んでしまいがち。
仕事のストレスをうまく解消できないと、家庭でのコミュニケーションもうまくいかなくなることが多いので、気をつけたいところです。
性生活がうまくいかない
性生活は夫婦関係の悩みの理由としてかなり多い理由です。しかし、内容が内容だけになかなか他人に相談することも難しいですよね。
性生活でのストレスは、放置すると結婚生活の破綻に繋がりかねません。しっかりと互いにオープンに話し合いをしたり、もしくは、相談できる人や場所を見つけて抱え込まないようにしましょう。
以下は30代40代のリアルな実態の記事です、同世代の方は参考になると思います。
>>どうしてセックスレスになったんだっけ…【30代40代のリアルな実態】
子どものことでの意見の相違
子どもの教育方針も大事なことだからこそ、お互いに考え方が違うと大きなストレスになっていきます。
それぞれが育ってきた環境が大いに影響するので、お互いへの理解が実はとても大切です。過去の自分の経験なども含め、じっくりと向き合って話し合い、何がベストかを見つけていきましょう。
どのようなストレスであっても、自分が何にストレスを感じているのかを自覚することで、その対策をとっていけるので、もし当てはまるものがあれば対策をとっていきましょう。
ストレスをの限界を無視するとどうなる?
結婚生活の疲れやストレスがたまっていくと、小さな問題が起きてきます。しかし忙しい生活の中ではそれに向き合う時間や気力もなかなか持てないかもしれません。
けれど、そのストレスを無視し続けていると、大きな問題を引き起こしかねません。ストレスを無視していくとどんなことが起こるのでしょうか。
うつなどの体調不良
小さなストレスを無視し続けていると、そのストレスがじわじわと心身ともに影響を及ぼし、ある時に、うつや体調不良などの結果として現れてきます。
必ず小さな違和感や身体の調子の悪さとしてサインが出ているはずなので、気のせい、大丈夫と無視するのではなく、おかしいなと感じたら早めに対策をしていきましょう。
別居や離婚
小さなすれ違いやストレスを放置して起こることで、もっとも避けたいことは別居や離婚という関係そのものの破綻です。
小さな不満であれば、話し合いで歩み寄ったり、解決することは簡単ですが、溜めにため続け、それが噴出したときは修復するのがかなり難しくなります。早め早めの解消をしていきましょう。
ストレスをうまく解消するためには
自分にとって結婚生活の中でなにがストレスに感じやすいのかを明確にしたら、そのストレスを解消していくための方法や手段を見つけて、実行していくことが大事です。
結婚生活は、お互いに協力できるところ、譲れるポイントなどを探っていくことが必要なので、それらのポイントについてお伝えします。
見直すべきポイントの整理
お互いになにを不満に思っているのか、一度書き出してみましょう。書き出さずに話し出すと、感情的になり口論になる可能性があります。箇条書きなどでして、可視化してみることで頭の中が整理され、客観的に把握できます。相手に伝える時は自尊心を傷つけないように伝えることが大切です。
夫婦間のルールを決める
お互いの不満を書き出したら、今度はどうしていくのがお互いにとって心地よくいられるのか?そのベストな状態を探っていくことが大切です。
あいまいにしたままでいるから、どちらかが何かを我慢してストレスが溜まってしまうので、お互いに譲れるものや変えていったほうが良いことを決めて、ルールを作ってみましょう。解決をするためには大事な工程です。
家庭の外で解消する
趣味や遊びなどなかった人は、新しい趣味や人間関係をもつ事は良いです。新し出会いや出来事が刺激になって、考え方が変わったり、生活が楽しくなり、結婚生活のストレスなどが解消されることも多々あるでしょう。
結婚すると考えが狭く凝り固まってしまうので外部的な要因は大きな助けとなります。
いまはインターネットで簡単に調べることできて、習い事や既婚者同士のコミュニティサイト、はたまた既婚者合コンに参加してみるのも方法かもしれません。
相手を変えようとするのではなく、自分自身を変えていくことにチャレンジするのもいいですね。
夫婦関係円満の秘訣は決して難しいことではない
夫婦というものは一時の関係ではありません、悪い時は身心のコンディションや外部的な要因もあります。
ただ解決の糸口は必ずお互いにあるという事です。両親だろうが友人だろうが共感してくれることはあるかもしれませんが、それを感じるのは当人である夫婦2人だけです。
周りの声に流されないように、そして自分はどうしたいのか、どうなりたいのか夫婦で協力しながら問題を解決していく必要があります。
相手の事を思いやり、真剣に考える事ができれば、結婚を決めたかつての気持ちを取り戻すことが出来るのではないでしょうか。
兎にも角にも自分だけでは解決できませんので、相手の協力をお願いしながら長期的な視点で考えてみてください。立ち止まる事は悪いことではありません。
結婚生活は人生の墓場ではない(まとめ)
今回は結婚生活に疲れたときのストレスの原因と対処法についてお伝えしました。
「結婚生活は人生の墓場だ」という言葉を今まで一度は聞いたことがあるかもしれません。なんか結婚って不自由になりそう、ストレスがたくさんありそう、と思ってしまいますよね。
違う人間同士が一緒に住んだら、小さなストレスが生まれたり、疲れてくるのは当たり前。みんな同じなのです。
しかし、そこでどうやって解消していくか、その方法をたくさん持ち、そしてお互いに解消できるように配慮していくことが結婚生活を長続きさせていくための秘訣です。
結婚生活が疲れたなと思うタイミングは、あらためて自分自身や、お互いと向き合うチャンスでもあるのかもしれません。
ストレスへの対策と息抜きをしつつ、ぜひこの機会に結婚生活をより良くするための工夫していきましょう。