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卒婚でそれぞれが幸せになる新しい夫婦の形【メリット・デメリット解説】

卒婚でそれぞれが幸せになる新しい夫婦の形【メリット・デメリット解説】

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「卒婚」というワードを一度は耳にしたことがある方も「定義や意味については曖昧」と感じる方も少なくありません。
パートナーと円満に距離を置く方法ではありますが、適切な手順がわからないと修羅場に陥ることもあるため注意が必要です!
今回は、卒婚のメリットやデメリット、心がけることについてご紹介いたします。
ぜひ、パートナーと卒婚したい方は参考にしてみてください。

この記事の監修者

目次

卒婚とは?


今、熟年層に急増中なのが「卒婚」。卒婚とは離婚はしないものの、夫婦関係をリセットしてそれぞれの人生を自由に楽しく生きる夫婦形態のひとつです。
もともとは2004年に出版された「卒婚のススメ」という本の中で使用された造語です。
以下では、卒婚をしている夫婦の形や30代、40年代の年代別の卒婚について解説します。

卒婚中の夫婦の形とは?

●夫婦ともに干渉しない生活を送る
卒婚は、パートナーを大切な同居人として扱う関係になります。
パートナーの行動にいちいち口を出したり、甘えたりすることがなくなります。
適度な距離感を保つ良い関係に収まりやすいです。

●険悪な仲ではない新しい夫婦スタイル
卒婚は仲が悪いからするわけではありません。
人は誰しも距離が近付き過ぎると遠慮がなくなるもの…。
「親しき仲にも礼儀あり」のスタイルを保つための、新たな夫婦の形です。

●同居・別居どちらのパターンもある
卒婚は、そのまま一緒に暮らす方、はたまた別々に離れて暮らす方がいます。
卒婚の定義は曖昧なので、本人二人が納得しているなら、どのような形で暮らしてもOKとなります。
卒婚してもそのまま同居を続けるパターンもあれば、週末だけ卒婚する「週末卒婚」という形を選ぶパターンもあります。

30代の卒婚

30代の卒婚は、慎重に考えることが大切です。
結婚して矢先の卒婚なら、そのまま離婚してしまう確率も上がります。
まだ落ち着く年代ではないからこそ、バイタリティ溢れる行動も取りやすいと言えます。
「卒婚しよう」と、わかりやすく相手に伝えるのではなく、まずはパートナーと少しずつ距離を置くところから始めていきましょう。

40代の卒婚

40代は結婚生活にも慣れて気持ち的にもひと段落する方が多いと言えます。
ここでは、40代からの卒婚についてご紹介いたします。

●子どもがいる方は手がかからない年齢になるのを待ってから
できるだけ子どもが成人するのを待ってから卒婚しましょう。
「卒婚」の意味がわかってもらえないと、心身に不安定な影響を与えることがあります。

●後悔しないか今一度頭でイメージしてみる
本当に卒婚しても良いか、脳内でシミュレーションをしてみることです。
勢いだけですると後悔することが多いので、心の準備を整えていきましょう。

卒婚と離婚の違いって?


「卒婚は離婚の別名でしょ?」と考える方も実際多いです。
ここでは、卒婚と離婚の違いについてご紹介いたします。

前向きな気持ちで決断したかどうか

卒婚は、二人が納得して明るい気持ちで決断するものです。
喧嘩が発端となり、勢いでするものではありません。

婚姻関係を結んでいるかどうか

卒婚の場合は離婚届を提出しないため、法律上は婚姻関係が継続されています。
離婚届を提出して夫婦関係を解消する離婚とは違い、面倒な手続きなしにそれぞれの自由を手に入れられるのが卒婚です。
また、離婚の場合は一度夫婦関係を解消したら簡単に元に戻れませんが、卒婚の場合はいつでも卒婚を解消して元の結婚生活に戻れるという特徴があります。

実際に卒婚に関するアンケートを実施しました

「卒婚」というワードの認知度は上がっていますが、いまいち生の声を聞いてみないと実情がみえてきません。
そんな中e-venzでは、実際に全国の30歳〜59歳の既婚男女1,000名を対象にアンケートをおこないました。

Q.1 卒婚をしたいと思いますか?

Q.1のアンケートでは約3割の既婚者の方が卒婚をしたいという結果になりました。

卒婚をしたいと答えた方の年齢別データは以下のとおりです。

年代が上がることによって卒婚を考える人が増えるということが顕著にわかるデータとなりました。
パートナーである相手は、その気持ちをどれだけ把握しているかはわかりませんが、とても興味深い結果ではないでしょうか。
もしかしたら、この記事にたどり着いたあなたもそうではありませんか?

Q.2 卒婚をしていますか?

Q.2では実際に卒婚をしていますか?というアンケートです。
したい方が約3割いたのに対して、実際に卒婚をしている人は7%しかいませんでした。

つまり、卒婚したいと思っている多くの方が卒婚していない状態です。
認知度は高くなっているものの、いざ自分が卒婚するとなるとまだまだハードルが高いのかもしれません。

Q.3 卒婚は家庭内ですか?それとも別居ですか?

卒婚している人にお伺いします。
あなたの卒婚は家庭内ですか?それとも別居ですか?

Q.3では卒婚している方にアンケートをおこない、それは家庭内なのか?それとも別居なのか?ということを聞いてみました。

結果は70%の方が家庭内、30%の方が別居でした。

子どもの有無に関しても影響がありますが、別居となると婚姻関係にこだわる必要がなくなってしまいそうなので、お互い理解のもと家庭内卒婚というスタイルを取っているのかもしれませんね。

Q.4 卒婚中の生活費はどうしていますか?

卒婚をしている方に聞いた、卒婚の生活費をどうしているかのデータです。

  • ・「今まで通り」(神奈川県 男性 50歳)
  • ・「もらう」 (山口県 女性 41歳)
  • ・「自分が預かって一部を主人の口座に振り込む」(鹿児島県 女性 45歳)
  • ・「自分は自分で」(三重県 女性 47歳)
  • ・「全額負担」(群馬県 男性 55歳)
  • ・「もらっている」(大阪府 女性 30歳)
  • ・「お互い出してる」(神奈川県 男性 44歳)
  • ・「共働きなので、お互いに出し合う」(福岡県 女性 31歳)
  • ・「10万」(愛知県 女性 36歳)
  • ・「パート代プラスα旦那から養育費として現金を受け取っている。」(千葉県 女性 36歳)

やはり比較的男性の方が支払っているケースが多いようでしたが、中にはパートナーに依存したくないせいか一部を自分で負担する場合もあるようです。

卒婚自体、それぞれの夫婦のカタチですから他人がどうこういうことではないですが、今回のアンケートではより実態が垣間見えたのではないでしょうか。

卒婚に向いている人の特徴・チェック項目


「〇〇な人」ほど卒婚に向いていると言えます。
ここでは、卒婚に適性がある方についてご紹介いたします。

パートナーと一緒にいると喧嘩することが増えた方

パートナーと顔を合わせると、いつも言い争いになる方です。
心休まる暇が一時もないなら、卒婚を考えるのも良いかもしれません。

自由な生活を送りたい方

パートナーが束縛めいた人で自由な時間が持てない方です。
一日のスケジュールを管理されていて、趣味にまで口出される関係なら、たまったものではありません。
卒婚することで、解放的な自分の時間を手に入れることができます。

他の異性に目を向けたい方

魅力的な異性と知り合いたいと感じている方です。
卒婚することで独身気分を味わえるため、その分異性と近づけるチャンスも巡ってきます。

卒婚する前に準備しておきたいこと


卒婚をすると決めた方ほど、用意周到の状態で臨みたいところ。
ここでは、卒婚するために必要な準備についてご紹介いたします。

何かあった時に一人でも暮らしていける蓄えを持つ

卒婚はパートナーと距離を置く関係になるため、独り立ちできる蓄えを持つことが大切です。
万が一、そのまま離婚することになっても動揺も少ないです。

ルールを決めた契約書を作る

あとでトラブルに発展しないために、卒婚する上でのルールを決めることです。
「互いのプライベートには干渉しない」など、小さなルールでも紙に記載しておくと、のちに強い説得力を持ちま
す。

【卒婚するための契約書を作るメリット】

「卒婚に契約書は必要?」と書くのが面倒に感じる方も多いでしょう。
ここでは、卒婚するための契約書を作るメリットについてご紹介いたします。

●途中で投げ出さない覚悟が持てる

卒婚に対しての本気度が格段に違う点です。
「契約書まで作ったんだから実行し続けないと」と、とまどう気持ちを無くします。

●言った言わないの口頭のトラブルを避けられる

パートナーとのいさかいを避けられる点です。
生活する上でのルールを記載しておくと「そういう風に決めたんだよね」と、に契約書をみて両者が納得しやすいのです。

卒婚した後の生活費について決めておく

卒婚する上で切り離せないのが「お金」の問題。
ここでは、卒婚する上で生じる、お金の問題についての解決法をご紹介いたします。

●各自お金の支払う配分を決めておく

快適な卒婚ライフを送るために、最低限、お金を払う「役割」と「金額」の配分を決めておきましょう。
光熱費は妻、食費は夫、大幅に過ぎた分は二人で金額を割るなど、細かく決めておく方法がおすすめです。

●パートナーと財布を一緒にしない

財布を分けておくだけでも「勝手に使った・使ってない」のお金に関するトラブルを避けられます。
また、50代の夫婦が卒婚する場合、年金は互いにいくらもらえるか計算しておくことも大切です。

卒婚をするメリットとデメリット


卒婚をしようか検討している場合は、卒婚によって発生するメリットだけでなくデメリットもしっかり確認してくのが大切です。
ここでは、卒婚するうえでのメリットとデメリットをくわしく解説します。

卒婚をするメリット

離婚にかかる労力やコストがかからない
離婚となると、手続きに労力やお金がかかってしまうことがあります。また、お互いの両親や親戚も巻き込むため、まわりの人に報告をする必要があります。さらに女性は離婚すると名字が変わるので、免許証やパスポート、クレジットカードなどの手続きに手間がかかってしまいます。その点卒婚なら形のうえでは夫婦関係を継続するので労力を使わなくて済むというメリットがあります。

世間体を保てる

卒婚では、お互い配偶者がいるという世間体を保てるのもメリットのひとつです。
たとえば親族の集まりや会社の同僚の結婚式など、夫婦として参加する必要があるシーンではこれまで通り一緒に参加できます。また、卒婚なら「離婚したことでまわりに気を使われる」といった心配もありません。

余裕ができるのでパートナーに優しくなれる

卒婚するとパートナーの嫌な部分が目につきにくくなるため、イライラが軽減されることです。その分、いつも以上に優しい言葉をかけられるようになるなど、自身の変化にもびっくりすることでしょう。

子どもを傷つけずに済む

卒婚の大きなメリットは、子どもを傷付けずに済むという点です。子どもの年齢が低ければ、親の離婚にショックを受けてしまうこともあるでしょう。その点卒婚なら離婚で子どもを傷つける心配もなく、子どもの名字も変わりません。さらに、夫婦間で親権について揉める必要もありません。

卒婚をするデメリット

卒婚のメリットを見て「しよう!」と決断するのはまだ早いです。
ここでは、卒婚する上で生じやすい問題点についてご紹介いたします。

生活費などお金の問題で揉めやすい

同居するか、別居するかでもまた違ってきますが、お金の問題に悩まされやすい点です。
卒婚の場合、戸籍上は夫婦のままなので法律上お互いに扶養義務があります。そのため、収入が多い方がパートナーの生活費を支払い続けなければならないことがあります。

明確なルールがないので目指すべき場所を見失う

卒婚の定義が曖昧かつ、いつまでと終了期間も決められないため、将来が心配になる点です。「パートナーと婚姻関係を結んでいる意味とは?」と、哲学的な問いが浮かんでくることもあります。

まわりに理解されにくいことがある

まだ「卒婚」という言葉や意味を知らない人も多いため、卒婚という夫婦の形にまわりの理解が得られない場合があります。特に、お互いの両親に説明するべきなのか悩んでしまう場合も多いでしょう。

自由な恋愛はできない

卒婚は離婚ではないので、独身のように自由な恋愛はできません。婚姻関係は継続したままなので、恋人ができた場合は不倫と見なされて不貞行為となる可能性があります。そのため、慰謝料請求の対象になる場合や離婚に発展してしまうことも考えられます。
そういったトラブルを防ぐためには、「恋愛は自由にしてもよい」といった取り決めを書面上に残しておくと安心です。

卒婚をした方が感じるその後のリアルな声


卒婚している人の感想を聞いてみたいとは思いませんか?
ここでは、卒婚した方のリアルな体験談についてご紹介いたします。

独身時代の気分をもう一度味わえた男性

■束縛が激しい妻を持つ、40代会社員男性のAさん。

話し合いの末、妻と卒婚することになりました。
最初は恐る恐る始まった卒婚生活でしたが、今では独身時代のように自由な日々を謳歌しています。
妻とも適度な距離が取れたので、出会い系サイトを通じて新たな女性とも知り合えました。
たまにデートして癒してもらえる関係に落ち着きました。
もっと早く卒婚する選択をとっていたら良かったなと思うほどの満足感です。

ストレスがない夢のような生活を送る女性

■亭主関白な夫を持つ専業主婦のBさん。

家事や子育てに関して完璧な指示を出す夫に、ヘトヘトになる毎日を送っていました。
そしてこの度、話し合いを重ねた末、子どもが成人したタイミングで卒婚することになったのです。
夫から解放されたBさんは、ストレスフリーの生活を送れるようになり、表情も笑顔が増え出しました。
習い事を通じていいなと感じる男性から口説かれるまでになるほど。
女性としての喜びをもう一度手に入れています。

卒婚をした芸能人


卒婚をした芸能人は実は多いもの!
参考にしてみる方法もおすすめです。
ここでは、卒婚した芸能人についてご紹介いたします。

加山雄三夫妻

加山雄三さんと松本めぐみさんの夫婦は、2014年に卒婚しています。
男女関係、お金の問題などを乗り越えた上での二人が出した決断です。
しかし、別居していたにもかかわらず、昨今は一緒に暮らしているなど、状況をみて二人にとって良い距離感を保ち続けていることがわかります。

清水アキラ夫妻

清水アキラさんと奥様は2013年に卒婚しています。
およそ1年4ヶ月間離れて暮らしたところ、一緒にいてくれるありがたさが身に染みた上で卒婚を終了しています。
寂しさゆえの葛藤もあったことでしょう。
しかし、2015年の3月頃から再び卒婚を開始しています。
適度な距離感を保ちつつ互いの大切さを確認し合う、新たな夫婦スタイルを築いている二人ということがわかります。

おすすめ卒婚ブログ「☆しにあらいふ☆」


50代女性の方が発信している、卒婚する上での詳しい生活内容がつづられてあるブログです。
卒婚について生じる悩み、問題点の解決方法は参考になること間違いありません。
より卒婚がリアルに感じ取れますので一見の価値はありますよ→☆しにあらいふ☆

おすすめ卒婚書籍「卒婚のススメ」


卒婚している6組の夫婦に寄り添う貴重な体験談がつづられた、杉山由美子さんの著書です。
卒婚することで充実した人生が送れることが伝わってくる一冊です。

アマゾンからはこちら→https://amzn.to/3qoYlFt

卒婚後に恋愛関係を結べる素敵な異性と知り合う方法

卒婚後、自由な時間ができるので素敵な異性とお近づきになれるチャンスも増えてきます。
ここでは、既婚者が異性と知り合う方法についてご紹介いたします。

出会い系(マッチングサイト)

手軽に好みの異性と知り合える出会い系(マッチングサイト)ですが、恋活・婚活アプリですと既婚者は邪魔者扱いされてしまいます、隠したまま出会った後に伝える事は出来ても信用を落とすだけでしょう。
しかしご安心下さい、近年の卒婚の理解からか既婚者限定のマッチングサイトも存在します。
既婚者クラブは、その名の通り既婚者向けにできているサイトで、匿名性が強い部分も魅力の一つです。
累計会員数は15,000名を突破した人気サイトなので、タイプの異性ともすぐにマッチングできることでしょう。

既婚者合コン

実は既婚者だけの合コンなんてのもあります。主要都市がメインでマッチングサイトとは違い地方の方は難しいかもしれませんが、お近くで開催されている合コンがあれば、一度参加してみるのも面白いかもしれないです。
別の記事で既婚者合コンの実態を解説しているので良かったら一読してみて下さい。

 

習い事

趣味を通じて仲を深められる習い事です。
見た目はもちろん、性格を見て、好みの異性と関係を結ぶことができます。
何かあったら習い事をすぐにやめれば良いため、後腐れない関係も結びやすいです。

まとめ

今回は、卒婚の魅力についてご紹介いたしました。
パートナーと卒婚することで、自由な時間が作れるため、解放的な気分を味わうことができます。
新たな夫婦スタイルを築くことで、独身時代のように好みの異性と知り合えるチャンスもググッと増えるでしょう。
出会い系(マッチングサイト)や合コン、習い事を通じて素敵な異性とお近づきになれるなら、さらに豊かな人生を送れます。
他にも、既婚者についての記事を読みたい方はこちらをチェックしてみてくださいね。

 

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