週末起業でゼロから自力で稼ぐためのコツ
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「起業してみたいけど、失敗したときのリスクが怖くて一歩踏み出せない…」
「会社員の安定を捨てる勇気が出ない…」
「今の仕事を辞めた後の世間からの目線に耐えられないかも…」
100人が志しても行動を起こすのは1人だけと言われる起業の世界。
お金の自由も時間の自由も手に入れている起業家は、誰しもが憧れる存在でしょう。
でも、起業の話で聞くのは
「挑戦したはいいけど、結局失敗してお金がなくなった…」
「初めてみたけど中々軌道に乗らなくて毎日不安です…」
などのマイナスなものばかり。
いきなり独立して起業をしても、失敗したときのリスクが大きすぎて、結局会社員を続けてしまう人も多いことでしょう。
そこで最近注目が集まっているのが、会社員をやりながら事業を起こしていく「週末起業」というもの。
会社員を辞めたときのリスクをカバーしつつ、自分のやりたかった事業も起こせるので、「これだったらできそう！」と始める人が増えているのです。
なので、この記事ではそんな「週末起業」について、メリット・デメリットや、具体的なアイデアや成功事例なども含めて解説していきます。
もしリスクを最小限にして起業してみたいという人は、ぜひこの記事を参考にして、新しい挑戦をしてみてください。
それではどうぞ。
目次
週末起業とは
起業には必ずリスクが伴います。
「起業するならリスクを取れ！」と言われますが、家族のこと、子供のこと、将来のことを考えると、そう簡単ではないですよね。
そんな人でも起業できるように、起業リスクを最小限に抑えた起業法が「週末起業」なのです。
野心的でリスクを恐れないような起業家向きな人でなくても、気軽に起業を味わえてしまう「週末起業」は、安定を捨てずに起業できるとして、最近徐々に人気になりつつあります。
本業と並行して事業を起こす
「週末起業」とは、文字通り土日などの週末だけの時間を使って、自分の事業を起こすことです。
「起業」と聞くと会社を捨てて、リスクを背負いながら始めるのが一般的ですが、「週末起業」をすれば会社員を続けながら起業することができます。
「何かしら副収入が欲しい、でも自分の好きなことをやって稼いでみたい」という人にとって、気軽に起業できてしまうのはとてもお得感がありますね。
副業とは異なる
「週末起業」と「副業」って何か違うのですが？
「週末起業」よりも一般的になりつつある言葉に「副業」があるので、その違いが分かりづらいというケースも多いようですね。
明確な違いは、「自分で仕組みを作っているか、他人が仕組みを作っているか」になります。
実際のところ、「副業」はいわゆるアルバイトのようなイメージなのです。
飲食店で働いたり、家庭教師をしたりと、誰かに雇用されている状態で、誰かが既に作り上げた仕組みの上で働いて対価を得るのが「副業」。
一方「週末起業」は、何もないところから自力でお金が発生する仕組みを作るものになります。
自分でアクセサリーを作ってネットショップで販売してみたり、自分でSNSから集客してピアノ教室を開いてみたりと、自分でアイデアを生み出して収入を得ていくのが「週末起業」なのですね。
なので、もし「週末起業」をやると自分が持っている決定権が多く、「副業」よりも頭を使わなくてはなりません。
ある程度の知識を習得して、しっかりと準備をしてから取り組まないと、収入を得るのが若干難しいわけです。
週末起業のメリット
週末起業は、少し頭を使う分、多くのメリットがあります。
ここでは週末起業を通して得られる嬉しい面を、5つの項目に分けて紹介していきます。
本業以外の収入源が得られる
週末起業をするモチベーションとして最も基本的なものだと思いますが、やはり本業以外の収入源が得られると気持ちの面で安定しますよね。
仮に毎月たった5万でも収入が増えれば、ちょっと贅沢できたり、週末に家族とプチ旅行できたりと、プライベートの楽しみが増えたりします。
また、アルバイトと違って自分で事業を起こしているので、もし上手くいけば月数十万稼ぐのも可能。
頑張れば頑張るほど収入が上がっていくので、モチベーション的にも安定するでしょう。
ほぼリスクゼロで始められる
冒頭でも何度か触れていますが、ほぼリスクゼロで起業できるのは、会社員にとって大きな魅力です。
もし会社員を辞めて起業する場合は、ニーズ調査などを入念に行って、成功する確信を持ってから取り組まなくてはなりません。
ですが、もし週末起業の場合は「成功するか分からないけど、とりあえずやってみる」といった具合で、気軽にチャレンジすることができます。
たとえ失敗したとしても、本業の収入が消えることはないので、リスクを考えることなく気軽に挑戦できる点でとても魅力的です。
副業と比べて可能性が広がる
アルバイトなどで収入を得る副業と違って、週末起業を行えば、収入の可能性はいくらでも広がります。
時給という概念がなくなるので、しっかりと工夫すれば、少ない時間でも本業を超えるほどの収入を得ることが可能なのです。
また、「上司から言われた仕事をやらなければいけない」わけではないので、自分で思いついたアイデアをどんどんと実践していくことができます。
自分の行動次第では、無限に事業を広げることができるので、本業では感じられないような可能性を味わいながら働けるようになるでしょう。
やりがいを持って事業に取り組める
自分で起こした事業なので、人から任された仕事よりもやりがいを感じることができます。
事前調査、商品制作、集客など、あらゆることを自分でコントロールできるため、上司の意見とか関係なく自分の思い通りに仕事ができるわけです。
その分責任も生まれてくるものですが、好きなことで収入を得たい人にとっては、気持ちの良い働き方ではないでしょうか。
軌道に乗ったら独立も可能
週末起業は基本的に、会社員を辞めない前提の話ではありますが、もし事業が軌道に乗ったら独立してしまうのも大いにありです。
「会社員よりも自分の事業を育てていく方が楽しい！」と感じる人も、多かれ少なかれいるはず。
もし事業が軌道に乗っていて、ある程度収入が安定してきているなら、思い切って独立して事業に専念してしまうのも一つの選択肢です。
独立してしまえば、非常に多くの時間を事業に投資できるので、収入の増え方も加速度的に上昇していくでしょう。
このように、将来のキャリアの可能性がどんどん膨れていくのも、週末起業のメリットと言えます。
週末起業のデメリット
週末起業にはメリットも多くありますが、同時にデメリットも存在するものです。
ここでは、週末起業についてデメリットを5つほど紹介します。
プライベートの時間が減る
週末起業は土日などの週末を使って行うので、当然ながら週末のプライベートな時間が減ることになります。
特に事業の立ち上げ期間は、知らないことも多いため、事業関連の学習も欠かすことはできません。
私も起業した当初は、土日の時間フルで使っており、朝から晩まで事業にコミットしていたこともあります。
通常の起業であれば、平日だけ働いて休日はのんびりする働き方も可能なのですが、週末起業は平日は本業、休日は自分の事業となるので、忙しくなりがちです。
なので、週末起業を志すのであれば、多少プライベートを犠牲にする覚悟は必要になるでしょう。
本業に支障をきたす場合がある
週末起業をすると休日の時間がかなり奪われることになるため、疲れから本業に支障をきたす場合もあります。
中には事業計画を無理に設定することで、体調を崩してしまうケースも見られるのです。
自分の事業に集中するのは楽しいことですが、それで本業が疎かになったら元も子もないので、しっかりと余裕のある事業計画を立てておくのが大切ですね。
副業禁止の会社ではバレる危険性がある
最近は副業解禁としている会社も増えていますが、まだまだ副業を禁止している会社も少なくありません。
もし個人事業主として確定申告をするとなると、住民税の金額が変わってくるため、会社に週末起業がバレるリスクが発生します。
もし副業禁止の会社であれば、上司から厳しく問い詰められたり、職場にいづらくなったりとデメリットが多いです。
なので、会社にバレないように週末起業するなら、「実名を避けて活動する」「住民税を普通徴収にする」「社内の人には一切話さない」などの対策をしておくと良いでしょう。
確定申告などの手続きが必要
やればやるだけ収入を増やせるのが週末起業のメリットですが、ある程度収入が増えると、確定申告などの手続きが必要になります。
確定申告は誰もが面倒だと感じる作業で、そういったものを自分で時間を取って行わなければならないというのは、人によっては拒否反応が出るものかもしれません。
事業によっては、契約書、請求書、領収書などの書類を自分で作成する必要もあるので、余計に面倒に感じます。
最近では確定申告などの手間を短縮できるサービスも出現しているので、もし週末起業に取り組むなら、積極的に活用していくのがおすすめです。
本業を退職したときの失業保険をもらえない可能性がある
通常であれば、会社を退職した場合には失業保険をもらえるものですが、週末起業をしているともらえない可能性があります。
個人事業主として開業届けを済ませている場合です。
なので、個人事業主として活動していくのであれば、会社を辞めた際の生活費のことも考えながら事業を展開していく必要がありますね。
週末起業の成功率を上げるポイント
週末起業は誰でもチャレンジできるものですが、誰でも結果を出せるものではありません。
成功に繋がりやすいポイントを着実に押さえて、正しい情報を元に取り組んでいく必要があるのです。
僕はなんとなく週末起業を始めた身ですが、正しい知識を得るまでは、1年取り組んでもほとんど収入が増えなくて完全に気持ちが萎えていました。
そこでここでは、あなたが僕のように苦労しないように、週末起業を進める上でのポイントを5つに分けて解説していきます。
結果の出やすいものから取り組む
週末起業を行う上で大切な価値観として、「結果の出やすいものから行う」のが非常に重要です。
事業には種類によって、結果の出やすいものと結果の出にくいものがあります。
もし起業初心者の段階で「結果の出にくいもの」に取り組んでしまうと、中々目に見える結果が出ないため、モチベーションを保つのが難しくなってしまう可能性があるでしょう。
なので、これから週末起業に挑戦してみたい人は、なるべく結果の出やすい事業からチャレンジしていくのをおすすめします。
ニーズのある市場で挑戦する
ビジネスの原理原則として、「ニーズのある市場で勝負をする」というものがあります。
どれだけ素晴らしい商品を作って、「これ凄いでしょ？」と売り込みに行っても、そこにニーズがなければ誰も買ってくれません。
もし仮にあなたが砂漠のど真ん中に立っているとして、そこで自信満々のアクセサリーを販売したとします。
あなたのアクセサリーは売れるでしょうか？
答えはNOです。
「砂漠のど真ん中にはそもそも人がいないから」というのは置いといても、砂漠を歩いている人が望んでいるのはおそらく「水」でしょう。
炎天下の中砂漠をトボトボと歩いていて、「ちょっとアクセサリーが欲しいな…」と考える人なんて、1人もいないはずです。
このとき、お客さんのニーズは「アクセサリー」ではなく「水」だということになります。
例えば少々乱暴でしたが、結論として、需要があるものを売らないと商売にならないわけなのです。
「自慢の商品を作っても誰も買ってくれなかった…」と落ち込んでしまう人は、どの業界でも数多くいらっしゃるので、週末起業をするなら徹底したニーズ調査は必須になりますね。
ニッチ市場を突いて差別化する
週末起業をするとは、自分で事業を作り上げて、ときには大手企業とも戦っていくことです。
もしあなたが英語教室に挑戦すると決めたら、その瞬間に全国に展開している大手英語教室とお客さんを取り合うことになります。
少し想像すれば理解できると思うのですが、まともに戦っても勝てるわけありませんよね？
なので、もし自分が事業を行う業界に強い競合相手がいるなら、同じ市場で戦うことは早々に諦めて、比較的ニッチな市場で戦う必要があります。
「ニッチ市場」とは、「大手が見逃しているような、規模が小さくて気付きにくい市場」のことです。
例えば、英語教室をやるなら、「20代社会人がTOEICで730点を取ることに特化した英語教室」にするなど。
あえて狙うお客さんを絞って、大手企業との勝負をせずに、差別化していくことが重要になります。
週末起業を行う上では、このようなマーケティング的視点も必要になるので、準備段階から色々と作戦を練っていく姿勢が要るのです。
原価を下げて利益率を最大化する
週末起業に初めて挑戦するなら、原価を下げて利益率を最大化することを意識して取り組むをおすすめします。
というのも、原価が掛かるものだと、失敗したときに「お金を無駄にしてしまった…」と落ち込んでしまうからです。
最初から起業に成功するのはほんの一握りの天才だけなので、始めはできるだけお金を掛けない方法でチャレンジしてみましょう。
また、様々なサービスを使いすぎて手数料を取られたりすると、せっかく売り上げを出しても自分の元に残るお金が大きく減ってしまいます。
できるだけ売り上げに対して利益率が高くなるように、事業形態を決めていくようにしましょう。
子育てが忙しい女性は在宅ワーク一択
週末起業は誰でもできるものなので、もちろん子育てをしている女性にも挑戦できます。
ですが、例えば主婦の方が自分の足で営業を掛けにいくなどは、かなりハードルの高いことです。
なので、もし事業以外のことにも集中しなければならない女性の場合は、できるだけ在宅ワークでできるものを選ぶのが良いでしょう。
ブログをやったり、webライティング案件をこなしてみたり、在宅ワークでも働き方はいくらでもあるので、自分の生活スタイルに合うものを見つけてみてください。
週末起業で使える具体的アイデア
実際に週末起業をする決心がついたら、具体的にどんな事業に取り組んでいくかを決めなければなりません。
ここでは、典型的かつ起業初心者におすすめのアイデアを７つ紹介します。
ぜひ自分に合うアイデアを採用して、起業活動に活かしてみてください。
ブログアフィリエイト
ネットで行うビジネスで比較的思いついやすいものに、「ブログアフィリエイト」があります。
「アフィリエイト」は、他人の商品を自分のブログで紹介して、誰かに購入された時点でその紹介料が支払われるという仕組みです。
自分でブログを開設して、コツコツ記事を書いていき、そこにアフィリエイトリンクを貼っていくのが基本的な流れになりますね。
長期的にブログを育てていく必要があるため、モチベーション管理が大変ですが、ある程度軌道に乗れば自動化収入にもなってくるので、
「最初は時間がかかってもいいから自動化収入が欲しい」という人にはおすすめです。
もしアフィリエイトに挑戦するのであれば、まずはアフィリエイトサイトに登録するところからスタートしましょう。
アフィリエイトサイトに登録しないと、販売するものがありませんので、いくら商品紹介をしても収益が発生しないことになってしまいます。
アフィリエイトサイトには様々な種類がありますが、もし初心者であれば、比較的メジャーなサイトに登録しておくのが安心。
代表例を1つあげると、国内最大級の広告数を誇るA8.netが有名です。
アフィリエイトについて調べたことがあれば、少なくとも耳にしたことはあると思いますが、A8.netは知名度がずば抜けて高いため、それだけ取り扱っている商品も非常に多くなっています。
なので、まずはA8.netに登録してみて、その後慣れてきたらその他のサイトも登録していく形にするのがおすすめです。
コンテンツ販売
次にネット上でよく見る事業形態が、「コンテンツ販売」になります。
自分でPDFや動画などのコンテンツを作成して、それを必要としている人に販売していくやり方ですね。
自分一人で商品設計から販売まで行うので、少々準備が大変ですが、利益率がほぼ100％となるためコスパは非常に高いです。
ニーズ調査や集客などのマーケティング的作業も網羅的に経験することができるので、将来的にオフラインのビジネスを展開しようと考えている人は、一度経験しておくと良いでしょう。
もしコンテンツ販売に挑戦するなら、始めはココナラなどのスキル販売サービスを利用してみるのが効率的です。
もちろん手数料は取られますが、自分のコンテンツが見てもらいやすくなるための仕組みがすでに整っているため、その恩恵を十分に教授することができます。
将来的に自分で集客から販売までやりたい人にとっても、最初はココナラで自分の商品の口コミを集めて、その実績を使って集客していく方向性も考えられますよね。
なので、まだコンテンツ販売をしたことのない場合は、一度ココナラに登録して実験的にコンテンツを販売してみてはいかがでしょうか。
スキル販売
自分で商品を用意して行うビジネスだけではなく、自分で身につけたスキルを使って、案件を獲得してこなしていく形態もあります。
プログラミング、動画編集、webライティングなど、求められるスキルは働き方によって様々です。
流れとしては、仕事を発注してくれる人を見つけて、営業を掛けて仕事を勝ち取り、最後はクライアントの指示通りに仕事をこなして提出するというもの。
仕事をこなせばこなすほど、実績もスキルもつくので、高単価な案件にも手を出せるようになり、徐々に必要とされる人材となっていくでしょう。
クラウドソーシングサービスなどを確認すれば、受けられる仕事は膨大にあるので、しっかりと探せば大きな収入を得られる仕事を見つけることも可能です。
ちなみに、おすすめのクラウドソーシングサービスは、クラウドワークス・ランサーズです。
この2つのサイトは、一部では「2大クラウドソーシングサービス」とも言われており、日々驚くほど大量の案件が発注されています。
仕事の受注にはSNSを使ったり、知人から引き受けたりするやり方もありますが、これらのサービスを使えば、受注での手間が大幅にカットされるのです。
さらに、個人契約の場合に必要となる書類作成などの手間も、完全にサービス側が受け持ってくれるので、業務進行がスムーズになるのもかなり助かるポイント。
なので、自分の仕事に慣れるまでは、できるだけクラウドソーシングサービスを使っていくのが得策でしょう。
基本的に先ほど紹介した、クラウドワークスとランサーズに登録すれば大部分の仕事は受注できるので、まずはその2つから始めてみるのをおすすめします。
ネットショップ
将来的に個人で店舗を持ちたいと考えているなら、ネットショップから始めて見るのも1つのアイデアです。
ネットショップであれば、実店舗と比べて出店コストが大幅に削減され、ほぼリスクなく商品を販売することができます。
特にハンドメイド商品であれば、原価率を大幅にカットできるため、低リスク・低コストなネットショップ運営が可能。
アクセサリーなど、何か売りたい商品があるなら、ネットショップから始めてみてはいかがでしょうか。
仮にネットショップに始めて取り組んでいくなら、自分でサイトから作っていくやり方ではなく、簡単にサイト作れるサービスを利用するのがおすすめです。
ネットショップを簡単に解説できるサービスとして全員に勧めたいのが、BASEというサービス。
BASEでは、サイト制作に関する細かな作業などは一切必要なく、メールアドレス・パスワード・ショップURLのたった3つの項目を登録するだけで、
誰でも簡単に、れっきとしたサイトを作成することができます。
サービスを使う点に関して、「手数料がかかるのでは？」と感じる人もいるかもしれませんが、なんとその手数料が3.6％しかかからないため、類似するサービスの中ではずば抜けて安く使用すること可能です。
ネットショップを運営していく上で最も大きなハードルは、「面倒な手間」であることが多いので、そこを省いてくれるBASEなどのサービスはぜひ積極的に利用したいものですね。
コンサルティング
最近では実店舗を持たずに、自分の得意分野に特化したコンサルティング事業を展開している例も見かけます。
コンサルティングというと難しいように聞こえますが、誰かが悩んでいることであれば基本的にビジネスとして成立するのです。
営業のノウハウを教えたり、プログラミングを教えたりするものから、恋愛に関するサポートや心理カウンセリングをしたりなど、本当に様々なものがあります。
人に何かを教えたり、人から感謝されるのが好きな人は、コンサルティング事業で実績を積んでいくのも大いにありです。
特に戦略的な思考ができるマーケターを本業でやっている方は、クライアントに適切なアドバイスができるため、コンサルタントとして大きく活躍できるでしょう。
教室
もしある特定のジャンルに深い知識や経験があれば、その知見を多くの人に共有するための教室を開くこともできます。
教室となると場所が必要にはなりますが、自宅の一室など使える部屋が1つでもあれば、教室としてもちろん成り立ちますね。
例えば、長い海外生活の経験があるなら、英会話教室ができたり、海外生活について教える教室をする可能性もあるでしょう。
コンサルティングと比べて規模感が大きくなりますが、その分成功すれば、口コミが広がって大きな事業に成長するかもしれません。
週末農業
「起業」という言葉を聞くと、プログラミングやライティングなど「お堅い系」のビジネスモデルを想像しがちですが、
中には農業に取り組む形で週末起業を成功させる人もいます。
週末などの休日に農作物を育てて、直売所などで販売して収益を上げるのが主な流れです。
「週末農業」が軌道に乗ってくると、ITと組み合わせるなどでスケールの大きいビジネスにも展開できる場合があります。
収入源が増える上、自給自足の生活も夢ではなくなってくるので、食費を浮かせつつビジネスをやりたい人にもおすすめです。
週末起業をする前の準備
週末起業において、準備を怠らないことは命の次に大事です。
何も準備せずに取り組んで失敗してしまう事例はかなり見られるので、ぜひまとまった準備期間を取るようにしてください。
アイデアを深めて計画を練る
週末起業は決められた業務をするアルバイトとは違って、自分で仕事内容を決定していかなければなりません。
事前にアイデアがある程度生まれていないと、いざ始めても何をすればいいか分からなくなってしまいます。
なので、どんなアイデアでいくのか、代替案なども含めて書き出しておき、それらをどのような計画で事業として作り上げていくのか、コストや進め方などの細かい部分まで想定しておくのが良いでしょう。
準備の質が高ければ高いほど、事業としての質も向上します。
事業コストを計算して用意する
週末起業には様々なやり方があるため、ビジネスモデルによって事業コストもバラバラです。
具体的にやりたいことが定まったら、同じようなことをやっている人の発信や体験談などを参考にして、事業にかかる費用を明確にしておきましょう。
必要なコストがある程度はっきりしたら、資金調達も事前に済ませておくようにしてください。
なお、初心者の場合は、失敗したときのリスク回避を楽にするため、あまり事業コストが掛からないビジネスをおすすめします。
カフェなどの作業場所をマークする
週末起業に取り組むにあたって、まとまった量の作業をこなすことは欠かせません。
特に初期の段階では、1日10時間以上作業するケースも出てきます。
そんなときに集中して作業できる場所を確保していないと、中々作業が進まなくなってしまうでしょう。
自宅が集中できる環境でないなら、カフェやコワーキングスペースなどの人の目がある場所で作業できる場所を見つけておくのが得策です。
開業届けと税金対策をする
週末起業をして個人でビジネスに取り組んでいくなら、細かい手続きと向き合うことも必要です。
主に「開業届け」と「税金対策」の2種類になります。
開業届けについては、実際のところ無視してビジネスをしている人も多くいるのですが、基本的に義務付けられているので、リスクを背負わないために済ませておくのがベター。
ただし開業届けを提出することで税金面で受けられるメリットも多くありますので、きちんとメリットとデメリットを調べた上で判断しましょう。
こちらに参考記事を載せておきます。
開業届けのメリット・デメリットとは
税金対策する上で大切なのが、領収書とレシートを保管することです。
「作業場として使用したカフェ代」「事業関連の図書代」などですら、経費として計上できるため、領収書やレシートは積極的に保管しておくのが鉄則になります。
せっかく売り上げを上げても、税金としてかなり持っていかれたら損した気になるので、税金対策は綿密に行いましょう。
ちなみにですが、個人事業主として開業していく際に「開業freee」というサービスを利用すると、関連する書類作成にかかる手間を大幅にカットすることができます。
自分で必要書類を作るのは、初めての人にとっては頭が混乱するほど大変なことである上、ある程度慣れている個人事業主でも頭を抱える部分なのです。
そこで、必要事項を入力するだけで書類の自動作成をしてくれる「開業freee」は、面倒な書類作りに苦しめられている個人事業主にとって非常に助かるサービスとして名をあげています。
便利な上に無料で使うことができるので、使わないと損ともいえるサービスでしょう。
個人事業主にするか法人にするか
「個人事業主のままでいくか、法人にするか」という問題もあると思います。
明確な決まりはないのですが、年間利益が800万円以下であれば法人化は待っておいた方が良いでしょう。
利益の出ていない早い段階で法人化してしまうと、税金面のメリットがなく、ただ面倒な雑務が増えてしまうだけです。
逆に、年間利益が800万円を超えれば税金面でのメリットの方が大きくなるので、法人化の恩恵を受けられるようになりますね。
【男女別】週末起業の成功例
週末起業は周囲に聞ける人が少なくなりがちで、成功のイメージが掴みにくい場合が多いです。
なので、ここでは具体的な成功事例を取り上げることにしました。
ぜひチェックしてみて、今後のビジネスに活かしてみてください。
男性の事例
今年1年で起こったこと
・仕事やめた
・妻も仕事やめた
・引っ越しの審査落ちた
・Webライターになった
・妻もWebライターになった
・月30万稼げた
・妻も月20万稼げるようになった
・YouTube始めた自分史上、激動の1年でした☺️笑
— たなざわ / 銀盾YouTuber (@tanazawa35) December 30, 2019
webライターで収入が上がって独立された方のツイートです。
webライターのみで月30万収益が生まれて、さらに妻も巻き込んでwebライターになってしまうとは、非常に面白い事例だと思います。
スキルを身につけるのに時間がかからないwebライターは、新規参入者が続々と増えてきている働き方です。
直売所で1日の売り上げが20万円を越えた時は嬉しかったなぁ！
会社員時代の1カ月の給料が自分自身で1日で稼げたということ。
やっぱ農業ってすげーな！
って思った瞬間でした笑 pic.twitter.com/T3OkUr2SQW
— POP＠脱サラ農家 (@POP13736388) July 13, 2019
こちらの方は、週末農業を始めて会社員から独立された方です。
1日で1ヶ月分の給料を稼げたのは、農業の可能性をフルに感じますね。
「農業で稼ぐ」のはイメージしにくいと思いますが、実際に大きく利益を上げている人もいるので、かなり穴場のビジネスである可能性があります。
女性の事例
Webデザイナーってピンキリ。でも、数年前まではなんのスキルを持っていなかった私でも、Webデザインで月5万円、お家で稼げた。上を見たらキリがないけど…学歴もない、職歴もない、飽き性。そんな私でも、子どもをみながら、達成できたよ。まず、今の状況を変えるために動き出せたこと、誇りに思う。
— りん@低浮上｜6ヶ月で40万稼いだWebデザイナー (@rinn_nikki) September 23, 2021
主婦の方でwebデザインから収入を得られた方のツイートです。
webデザインは、先ほど紹介したスキル販売の一種で、ウェブページなどのデザインを整えるためのスキル。
最近ではweb上で集客する方が激増しているので、webデザインは非常に需要のあるスキルで、在宅ワークとしては持ってこいでしょう。
ブログ始めて9ヶ月、遂に初収益が🎉🎉途中で路線変更したり、ドメイン変えたり方向性に迷いながらも地道に１日８時間パソコンに向き合った日々。辛くて辛くて泣いた日もあるけど、やっと初収益を出せた！！あまりに嬉しすぎてしばらく大号泣😭😭続けてきて本当によかった！！！！！！
— ちびママ@145㎝のブロガー (@zuborachibimama) October 8, 2021
こちらのツイートからは、主婦をしながらブログに挑戦して初収益を上げたときの喜びが伝わってきます。
ブログは最初の収益化までの道のりが遠いですが、コツコツ継続すると自動化収入にも繋がる働き方です。
もし継続力には自身のあるなら、1年間ブログを書き続ける日々を送ってみるのもありではないでしょうか。
独立する2つの目安
週末起業は本業と並行して取り組めることが魅力ですが、もし軌道に乗った場合は独立することももちろん可能です。
ここでは、独立するのに適したタイミングを2つの視点から解説します。
本業の収入を超えたかどうか
週末起業から独立する理由でよく聞くのが、「本業の収入を超えたから」というもの。
もし自分の事業から得られる収益が本業の収入を超えた場合は、事業に集中して取り組んだ方がより大きな収入が見込めます。
ビジネス一本で取り組んでいきたいと思ったら、思い切って独立してみるのも良いでしょう。
ただ、偶然本業の収入を超えただけで独立してしまうと、独立した後に金銭的不安が大きくなってしまうので、安定して収入を得られるようになってから独立するのが適切です。
起業からある程度の期間が経ったかどうか
週末起業を始めてからどれほど期間が経ったかどうかも、独立する目安として見られるポイント。
もし開始1ヶ月で大きな収益が得られても、その状態が長期的に続くかは分かりません。
また、起業したての場合は全く慣れていない状態であるため、急に独立してしまうと仕事上のストレスも重なってしまいます。
独立する際は、ある程度期間が経って自分の事業に慣れてきてから独立を考えるようにしましょう。
【超厳選】週末起業するなら読んで欲しい本
週末起業をするなら、日々の学びは欠かせません。
次々と新しい知識、価値観をインプットしていくことが大切になります。
そこで、ここでは「起業アイデア」と「起業マインド」を鍛えるのにおすすめな本を、1冊ずつに超厳選して紹介していきます。
起業アイデア編
「起業アイデア」を鍛えるのにおすすめな本は、『USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門』です。
自分でビジネスを展開していく場合、どうしてもマーケティング的な思考が大切になってきます。
もしマーケティングど素人の状態でビジネスをやっても、独りよがりのビジネスになって、利益が1円も生まれないというのはよく聞く話。
そこで、マーケティング思考とは何かをど素人でも理解できるように書かれたこの本を強く推薦したいのです。
実際にこれを書いている私自身も、この本を読んでみてビジネスに対する価値観が一新され、その直後に大きく飛躍することができました。
「USJ」という一種のエンターテイメントビジネスをV字回復させた実例をもとに、難しい用語をできるだけ排除して書かれているので、初学者でもほぼストレスなく読めます。
週末起業を志すなら必ず持っておいて欲しい1冊です。
起業マインド編
「起業マインド」を鍛えるためにぴったりな本は、『誰でもできるけれど、ごくわずかな人しか実行していない成功の法則 決定版』です。
週末起業でまとまった成果を出すとなると、乗り越えなければならない壁もいくつか出現するため、挫折してしまう人も多くなります。
ですが、マインド面で成熟している人は、ちょっとしたアクシデントや問題が起こっても心が折れることはありません。
この本は、そんな「強い心を持つ」ためにぴったりの一冊。
自己啓発本としては「当たり前」とも言える内容が並んでいますが、逆に言えば自己啓発で必要な基礎知識はほとんど網羅されているのです。
私も、この本は常に寝床の側に置いておき、定期的に読み返すようにしています。
もし自己啓発本で何を買うか迷っているなら、この1冊を買っておけば間違いないでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
この記事では週末起業をするにあたって重要な考え方、具体的なアイデアをかなり詳しく解説してきました。
もしこの記事をきっかけに週末起業にチャレンジする方が現れたら、私も嬉しく思います。
また、週末起業をスタートして迷いが生まれたら、ぜひこの記事に戻ってきてもらえれば幸いです。
あなたの週末起業の成功を願います。
最後に、自分一人でビジネスをやっていくのに孤独感を感じている人もいるでしょう。
日本はまだまだ起業への志を持つ人口が少なく、一人でビジネスに取り組んでいると、周囲の友人に理解されない場合も多くあると言われています。
さらに、起業自体が一般的ではないため、正しい情報を手に入れるのが難しい状況です。
なので、もし週末起業にチャレンジするのであれば、「仲間」を見つけて孤独感を解消し、様々な情報を集めておく方が圧倒的に有利になります。
ビジネスの先輩たちから貴重な情報を得るためにも、下記のようなイベントに参加して情報交換をしながら起業の準備をするのはいかがでしょうか。
【新】ビジネスマッチングサービス
パソコンでもスマートフォンでも利用可能な、ビジネスに繋がるWEBマッチングサービス。スワイプ方式ではなく検索型なので、出会いたい時に出会いたい業種で選択可能！
