マッチングアプリやネット出会いにひそむ罠!?
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2020年の現在、インターネットやスマートフォンはますます私たちの生活に浸透し、もはやこれらがないと普段の生活すら成り立たないというようなレベルにまで一般化、普及しています。
こんな時代だからこそ、恋人探し、パートナー探しもネットでという方が増えているようです。業界最大手の婚活アプリ「pairs」の累計利用者数は1,000万人を突破!うち25万人が実際にpairsでの出会いを通じて交際、結婚をしたというデータもあります。カップル成立率または成婚率は、全利用者に対する割合でいうと2.5%ですね。
今回は、そんなネットでの出会いについて徹底分析、ネット恋愛のメリットやデメリット、ネットでの出会いから結婚したカップルのリアルな離婚率についても紹介いたします。
この記事の監修者
ノマドマーケティング株式会社 代表取締役。
2009年 イベントプラットフォーム事業としてe-venzを開設。
2014年 時間や場所にとらわれないノマドワーカーの先駆者として、ノマドマーケティング株式会社を設立。
目次
ネットでの出会いの種類について
はじめに、ネットを通じた出会いと一口に言っても、いろいろなものがあります。昔はmixiや掲示板などを通じての出会い(若干怪しいものもあったようです)が多かったようですが、これらもどんどん洗練されてきました。そのため、出会いがない人は自分次第で簡単にチャンスを広げることができ、事実、出会いアプリから成立したネ
ットカップルは世界中にたくさん存在しています。現代では下記の3つが代表的なものと言えるかと思います。
- 婚活アプリや出会いアプリ
- インスタなどのSNS
- ネトゲ
それでは、ひとつずつ説明していきます。
婚活アプリや出会いアプリなどのマッチングアプリ
明確な線引きが難しいのですが、異性と出会えるアプリにも、真面目な婚活アプリから、ナンパ目的の出会いアプリまで、たくさんの種類があります。
本人確認をきちんとしていて、なおかつ大手の運営会社が提供している婚活アプリの代表的なものが以下の4つです。ナンパ目的の人は少なく、真面目に恋人や結婚相手を探している人が多い印象です。
- pairs
- Omiai
- with
- タップル
ペアーズやomiaiが気になる方はこちらを参考にしてください。
恋活マッチングアプリ徹底比較ランキング7選
反対に、やや気軽な、悪く言えばチャラい人も多く利用していて一般的には出会いアプリと呼ばれているアプリの代表的なものが、以下の4つです。
ハッキリと言いますが、このコラムをご覧になっているみなさんには、あまり出会いアプリはオススメできません。筆者(38歳男性)は婚活アプリも出会いアプリも両方利用したことがありますが、婚活アプリの方が、出会える人の数も、ちゃんとした人の割合も多かったです。
出会いアプリは登録が手軽でキラキラした若い人の登録も多いのですが、食事デート当日にドタキャンされたり、せっかくLINEが交換できたと思ったらブロックされたり、実際に会ってみたら写真と違いすぎて幻滅したりといったことが多くあります。
真面目な出会いを求めている方は、まずは婚活アプリを試してみてください。
こちらにもまとめていますのでぜひ参考にしてください。
30代40代向け婚活アプリ徹底比較ランキング6選
インスタなどのSNS
今、若い世代(10〜20代)はインスタを単なる情報発信ツールではなく、コミュニケーションツール、新たなネット出会いのツールとして利用しているようですね。
自分がいいなと思う写真を多くアップしている人、同じようなセンスを持った人をまずはフォロー。自分も同じように素敵な写真をたくさんアップしていれば、相手からもフォローしてもらえます。
そして、DMで簡単な挨拶から始めて、親しくなってきたら実際に会うことを打診するといった感じでしょうか。筆者の周りでも年下の友人たちは普通にインスタで知り合った異性と出会っています。
ただ、元々が婚活ツールではないので、インスタで結婚報告をするカップルを見かけることはあっても、インスタを通じた出会いで結婚したカップルの話はあまり聞いたことがありません。
SNSを通じた出会い方は下記の記事でまとめていますので宜しかったら参考にしてみて下さい。
SNSの出会い方攻略!無料で出会える最強コスパ術
何回も言いますが、まず最初は普通の婚活アプリを試すのがいいでしょうね。
ネトゲ
ネトゲ(インターネットゲーム、オンラインゲーム)を通じて出会った方と結婚するという話もまれに聞きます。協力して敵を倒したり謎を解いたりしているうちに、心が通い合い、実際に会ってみたら素敵な人だったから付き合ったというパターンですね。
最近のネトゲは音声チャットが前提になっているものも多いので、文字だけのやりとりよりも、むしろお互いの人となりがわかって良いのかもしれません。
ただ、これも偶然の出会いに期待する要素が大きいので、普通に出会いを求めるなら、やはり婚活アプリということになります。
ネット恋愛におけるメリットとデメリットにひそむ罠
さて、ここまでネットを通じた出会いの方法を紹介してきましたが、当然のことながらメリットとデメリットがあります。ここで簡単にそれぞれについて説明します。
ネット恋愛のメリット
一番のメリットは、なんと言っても時間と空間の制約を受けないことですね。これは、インターネットの利点とまったく同じです。
仕事が忙しくて合コンや婚活パーティーに参加する時間がない、地方や郊外に住んでいて遠距離なので街の中心部で開催されているイベントやパーティーに参加できない、といった悩みを抱える方でも空いた時間に、好きな場所で、婚活ができます。
また、友人や家族に内緒で活動できるので、色々聞かれたり、経過報告を求められたりしなくて済むのもメリットと言えるかもしれません。
ネット恋愛のデメリット
デメリットは、なんといっても最初から100%の信頼をするのが難しいことです。実際に会うまではどんな人なのかわからない、ウソをつかれていても判断が難しい、詐欺や事件に巻き込まれてしまう危険性もあるというのはネット恋愛ならでといえるデメリットです。
ネットではこちらの個人情報を漏らさないように知り合えるのはメリットですが、逆を言えば相手の素性も分からないということです。何か問題が発覚した後に、突然メアドを変えられたり、Lineブロックをされてしまうなどの音信不通もありえます。
また、顔やスペックで判断する/されることがほとんどなので、外見をはじめ、女性なら年齢、男性なら年収という判断基準でお断りされてしまうことや、住んでいる場所が離れていると付き合えても遠距離になってしまうということもデメリットと言えるでしょう。
ネットでの出会いを通じた結婚の成功談と失敗談
ネットカップルの多さからも分かる通り、マッチングアプリ婚も非常に増えてきているのが実情です。じゃあ結婚したらどうなるの!?後悔した人はいないの!?ということで、ここでは実際にネットでの出会いで結婚された方と離婚された方から聞いたお話を紹介します。
ネットでの出会いを通じた結婚に成功したケース
筆者が友人から紹介してもらった、Nさんという男性がいます。お顔立ちは、良く言えば素朴で温かみのある印象、悪く言えば野暮ったく垢抜けない印象です。
大手のpairsに登録したのですが、自分からは山のように「いいね」をするものの、女性からはまったく「いいね」をもらえず、つまりはマッチせずにメッセージすら送れないという状況が続きました。
最初は好みの外見の女性だけを選んで「いいね」していましたが、Nさんが偉かったのは、戦略を変えて、対象の年齢の幅も広げて、とにかく絶対にNGな女性以外には「いいね」を送り続けたことでした。
pairsを始めてから半年、戦略を変えてから4ヶ月、ついにマッチングした女性と正式に交際することが決まり、1年の交際を経て見事ゴールインされました。結婚から2年、子宝にも恵まれ、離婚することなく幸せな日々を過ごされています。
ネットでの出会いを通じた結婚に失敗したケース
続いては、ネットでの出会いから結婚したものの、その後に離婚したケースです。お話を聞かせてくれたのは、筆者の会社員時代の後輩の友人女性、Hさんでした。
某出会い系アプリでマッチングし、お互いにファッション好きということでメッセージが盛り上がった男性とデートをしたそうです。
展覧会とレストランでの食事という楽しいデートだったようですが、なんと初回デートの当日夜に、いきなり電話でプロポーズされたとのこと。
もちろん、すぐには返答をせず、まずは付き合ってみようという判断をしたそうですが、1年後にはオシャレな式を挙げて入籍しました。
異変が起きたのは、結婚2年目でHさんも仕事(デザイナー業)がさらに忙しくなってきたときでした。仕事関係の飲み会が続いていたある日のことですが、深夜家に帰ってみると、旦那さんが電気を消した部屋の中で正座して待っていたそうです。
彼の口から出てきた言葉は「どこの男と会っていたんだ!!!」という浮気を疑うものだったそうで、それ以来は束縛が尋常じゃなく、仕事にも影響が出て、ついには離婚を決意したとのことでした。
ネットでの出会いに限った話ではありませんが、相手の人柄、本性を見抜くのは簡単じゃありませんよね。
ネットでの出会いから結婚したカップルの離婚率
今回e-venzではネットの出会いで結婚したカップルの離婚率を調査すべく、30歳以上の男女を対象にアンケート調査を実施しました。
調査方法:インターネットアンケート
調査期間:2021年09月17日 ~ 2021年09月17日
調査対象:全国30歳以上59歳以下の男女1,000名
有効回答数:1000(男性564名・女性436名)
Q.今までに離婚した経験はありますか?
今回の調査では、ネットを通じて出会った相手と離婚した方は21%、ネット以外で出会った相手と離婚した方は79%ということが分かりました。
年代別に見るとネットを通じて結婚・離婚したカップルの割合は30代が最も多く、40代、50代と年代が上がるにつれて割合が下がる傾向があります。
これは、中高年より若い世代のほうがネットを通じて結婚に至るカップルの母数自体が大きいことが関係していると考えられます。
SNS婚などは気軽にできる分、なんとなく出会いに対する責任も軽いような気がしてしまいますが、結婚を希望している男女が登録してマッチングするというシステムは結婚相談所となんら変わりはありません。結婚相談所は相談できるスタッフがいますが、ネットでの婚活はそういった人がいないという違いはあるので、100%自分で見極めなければならないことは不可欠ですが・・・。
騙されないために気をつけた方が良いこと
ネットで多くの人が幸せを掴んでいる一方で、ニュースではネットで知り合った人との問題から起きる事件があとをたたないのも周知の事実かと思います。お金を騙し取られたり、殺される可能性だってあるんだから「ネットで出会うのは怖い!」と思っている人も一定数いるでしょう。そこで、ここでは、ネットで恋人、結婚相手を見つけようとしている人に向けて、いくつかの注意点を挙げておきます。
最初のやりとりでの肩書きに注意
ネットで知り合った人を見極める最初の難関は「肩書き」問題です。医師や弁護士、パイロットなどに注意と言われているくらい、肩書きで女性を集めようとする男性がいるもの事実です。男性側からしても普通に募集したらいつまでたってもマッチングしない体験を繰り返すことで、やけくそになって経歴を偽ろうとする気持ちになってしまうのかもしれません。はっきり言うとネットでの出会い市場は常に女性が優勢ですから、少しでも目を引くプロフィールにしたい男性の気持ちもよく分かります。
女性は最初の方のやりとりにおいては、相手の肩書きについて少し詳しく聞いてみることがよいのではないかと思います。
時間をかけたのに会えないと言われる場合に注意
自分としてはリアルにデートをしたいと思っていても、相手の返事が曖昧でなかなか実現しない経験はありませんか?時間をかけてやりとりをしたのにもかかわらず会う気がなさそうな場合にはもしかして相手にはその気がない可能性もあります。リアルに出会いたいと思っている人と、日常の癒しとしてメッセージを交換している人では全くスタンスが違いますので、そのままデートの約束をしてくれるまで口説こうとしても時間の無駄かもしれません。
メッセージ上では良好な関係が築けており、時間もかけている場合は、本当の気持ちを言ってしまってもよいかもしれません。「会えない理由があるのであれば教えていただければありがたいです」と言ってみたり、「こちらは是非会いたいと思っていますが、ご迷惑なら配慮していきたいと思います」など。裏技としては「友達として割り切って会いませんか?」と誘うと、出会いに対する重い空気が軽くなって相手のフットワークも軽くなることもありますので、最終手段で使ってみて下さい。
ネットで出会った人と食事に行って幻滅する可能性に注意
誰でもプロフィール写真はよく撮れているものを載せますよね。決して悪いことをしているわけではないのですが、お互いにとって大きな悩みと言えます。他にも、思ったよりも身長が低かった・・・ふくよかだった・・・など、顔以外の部分でイメージしていた人と違ったなんてこともよくある話です。
これは仕方がないと言ってしまえばそれまでですが、実際に会ってみることの大切さを物語っています。そのため、会った途端、これまで時間をかけてやりとりした内容が一瞬で冷めてしまう危険性を考えると、ある程度のやりとりが終わったら実際に会ってみることはおすすめです。時間を費やしたのにイメージとかけ離れた相手で、恋愛できそうになかったら少しもったいない気もします。もちろん、やりとりの中で心が十分に通い合って、少しくらいのイメージの違いでは関係が崩れないというのもネット恋愛の利点なのです。ただ、やはり最初から良いイメージを抱かないように気をつけるのも重要なポイントです。
最強はネットとリアルを組み合わせた出会い
最後に、婚活パーティーなどのリアル婚活も、アプリやSNSなどのネット婚活も両方体験したことのある筆者の個人的な意見を書かせていただきます。当然ですが、素敵な出会いというものは、偶然に左右される部分が大きいです。
リアルで良い出会いがあることもあれば、ネットで良い出会いに巡り合うこともあります。これは残念ながらコントロールできません。
出会えたとしても付き合うまでの道のりも2人次第ですし、付き合ってから結婚に至るまでの道のりも千差万別です。
ただし、コントロールできるものとして、どれだけ多くの異性と出会う努力をするか、が挙げられます。自分の生活スタイルの中で最大限努力できる部分に労力を惜しまないことが大切です。特に学生時代が終わった社会人は単調な毎日につい慣れてしまいがちですが、その中でも時間を有効に使って、婚活イベントにどれだけ参加するか、婚活アプリにどれだけ登録するかは、自分次第ですからね。
ただ、先ほど紹介したNさんのように、ネット婚活ではマッチングしないと会えないという難点があります。なので、オススメはネットとリアルを組み合わせた出会いですね。
つまり、ネットで出会いのイベントを探す、そこにリアルに参加するというものです。ネットで申し込み、リアルで参加するのです。大規模な婚活イベントでもいいでしょうし、同じ趣味を持った人たちが集まる趣味コンでもいいでしょう。
とにかく、リアルに出会える異性の数を増やすこと、これがオススメです。
まとめ
今回は、気になるネットでの出会いについて徹底分析しました。ネットで出会って結婚したカップルの方が、その他の方法で出会った夫婦よりも離婚率が低かったというのは、驚きでしたよね。
みなさんにも、一生を添い遂げられる、そんな運命の人をぜひ探していただければと思います。
おわり
婚活アプリ
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◆1位 youbride ユーブライド
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