結婚相談所の料金は何にいくらかかる?大手13社の料金を比較

結婚相談所の料金は何にいくらかかる?大手13社の料金を比較

更新日:


結婚相談所が気になるけど、料金がどのくらいかかるのか気になる」という人は多いのではないでしょうか。
結婚相談所の料金はピンキリですが、まずは相場を知りサービス内容に見合う料金のところを選ぶのが大切です。
そこで今回は、結婚相談所の料金相場や体験談、大手13社の料金比較表などを紹介します。
この記事の監修者

結婚相談所の料金は何にいくらかかる?

結婚相談所によっては料金システムが少し複雑なこともあるため、「結局何にいくらかかるの?」「トータルでかかる料金は?」と混乱してしまうことも。

結婚相談所でかかる料金の目安は以下のとおりです。

項目 相場
入会金 3~10万円
登録料(初期費用) 1~3万円
月会費 1~2万円
お見合い料(1回ごとに) 5,000円~1万円
成婚料 5~20万円
成婚までにかかる金額 30万円前後

それぞれの料金やかかるタイミングについて、以下で順に解説していきます。

入会金

入会金は結婚相談所に入会する際にかかる料金のことで、「入会費」などと呼ばれることもあります
同じ結婚相談所でも、20代割引や乗り換え割引、シングルマザー応援割引などを行っていることもあります。

次に紹介する「登録料」の設定がない結婚相談所では、プロフィール作成などの事務手続きのための費用も入会金に含まれています。

登録料(初期費用)

登録料は「サポート料」「初期費用」と呼ばれることもありますが、いずれも活動を始めるために必要な費用のことをいいます。

たとえばプロフィールページの作成やシステムID発行などの事務手続きにかかる料金です。
また、結婚相談所によっては詳細な心理学分析を行い会員情報を登録することもあります。

登録料は結婚相談所によって価格が大きく異なり、そもそも登録料が発生しなかったり、キャンペーンなどで割引されることも。

月会費

月会費は結婚相談所での活動を続ける限り毎月かかる固定費のことです。
月会費を支払うことによって、希望条件に合う相手を紹介してもらったりコンシェルジュからのサポートを受けられます。

なお、多くの結婚相談所では休会制度があります。
休会することで月会費が無料になったり減額されるケースが多いので、仕事が忙しいなどの理由で一定期間活動を休みたいときはうまく利用しましょう。

お見合い料

お見合い料とは、気になる相手とお見合いをするごとにかかる料金のことです。
入会費や月会費が安い結婚相談所でも、お見合い料が1回1万円以上かかる場合は出費がかさんでしまうので注意しましょう。
また、「月会費無料」と宣伝している結婚相談所でも、お見合いのたびにお見合い料が加算されれば、結局ほかの結婚相談所より高くつくケースもあります。

成婚料

成婚料は結婚相談所の会員同士で結婚が決まった際に支払う料金のことをいいます。
成婚料無料の結婚相談所も多いですが、成婚料が高い結婚相談所はその分成婚に至るまでのフォローが手厚いという傾向があります。

なお、何をもって「成婚」とするかの定義は以下のように結婚相談所によってバラバラです。

  • プロポーズ(婚約)のタイミング
  • 両親へ挨拶をしたタイミング
  • 宿泊を伴う旅行に行ったとき
  • 肉体関係を持ったタイミング
  • 一定期間交際が継続したとき(3ヶ月以上や半年など)
  • 以上のことから「婚約していないのに3ヶ月交際したら成婚とみなされ、成婚料を請求された」というケースも発生しています。
    そのため、結婚相談所に入会する前に「成婚」についての規約や成婚料がかかるタイミングについてしっかり確認しておきましょう。

    年代や性別による結婚相談所の料金の違いって?


    年代や性別によって、結婚相談所でかかる料金は変わるのでしょうか。
    ここでは男女の料金の違いや20代~40代でかかる料金の違い、女性無料の結婚相談所について解説していきます。

    20代~40代で結婚相談所でかかる料金の違い

    基本的には同じ結婚相談所なら何歳であっても料金は一律なので、年齢によって違いはありません
    ただ、20代の会員を呼び込むために「20代割引」を行っている結婚相談所がたくさんあるので、20代のうちは安く利用できるケースが多いでしょう。

    また、結婚相談所では活動を続ける限り月会費が発生します。
    そして年齢が上がるほど成婚までに期間がかかるという傾向があるため、20代よりも30代~40代以上の方が月会費ががかさんでしまうことが多いようです

    一般的に、結婚相談所に登録している会員は男女ともに30代~40代前半が最も多くなっています。
    そのため、数少ない20代の会員には人気が集まりお見合い数も多くなるので、早めに成婚しやすいといえます。

    結婚相談所の料金は男女で違う?

    ほとんどの結婚相談所では入会金や登録料、月会費などは男女共通の金額です。
    ただ、結婚相談所によっては男性のみ有料で女性は無料という場合や、男性のみお見合い料がかかるケースがあります

    さらに結婚相談所によっては「20代割引」が女性にのみ適用されることもあるので、注意が必要です。
    これは男性から人気がある20代女性の料金を安くして、若い女性会員を呼び込もうとする戦略だと考えられます。
    結婚相談所に20代の女性会員が増えることで、30代の男性会員もたくさん集められるのです。

    女性無料で利用できる結婚相談所ってあるの?

    結婚相談所のなかには、女性無料で利用できるサービスもあります
    しかし、「無料だと思っていたのに、実際に入会してみたらお金がかかった」というケースもあるので注意してください。
    たとえば以下のようなケースがあります。

  • 入会金だけ女性無料→月会費や紹介料、お見合い料などは別途発生
  • 女性は入会金・月会費無料→「初期費用」「登録料」などが徴収されるケースも
  • 女性は紹介料無料→実際に入会すると一部のサービスしか使えず、課金せざるを得ないことも
  • 期間限定で女性無料→無料期間が過ぎると月会費やお見合い料などが発生する
  • 以上のように、「女性無料」をうたう結婚相談所でも実際に入会するとお金がかかるケースも多いので、入会前にどこまでが無料なのかをしっかり確認しましょう

    また、無料の結婚相談所は「コンシェルジュのサポートが少ない」などサービス内容が充実していないこともあります。

    おすすめしない結婚相談所の特徴とは


    結婚相談所は全国に3,000近くありますが、なかには利益ばかりを追い求めた悪質な業者など、おすすめできないサービスもあります。
    ここでは、おすすめしない結婚相談所の特徴について解説します。

    極端に料金が安すぎる・高すぎる

    料金が安すぎたり、極端に高すぎる結婚相談所は注意が必要です。
    高い料金に見合うぐらいサービス内容が充実していれば問題ありませんが、残念ながら料金が高いだけでサポートが薄い結婚相談所も存在します。

    「高額=成婚できる可能性が高い」というわけではありませんので、料金に見合うサービス内容なのかどうかを入会前に確認することが重要です。

    また、入会金無料、月会費無料など料金が安い結婚相談所も注意してください。
    こういった結婚相談所は成果報酬であることが多く、お見合いが成立するたびに1万円ほどのお見合い料がかかったり、高額な成婚料が発生することがあります。

    さらに、安すぎる結婚相談所は入会のハードルが低いので会員の質が落ちてしまうことも
    なかにはマッチングアプリ感覚で遊び目的で入会する迷惑な会員が紛れ込むこともあり、予想外に婚活が長引いてしまう危険性があります。

    ただ、以下のように明確な理由があり低価格で利用できる結婚相談所なら問題ないでしょう

  • 人件費等をカットすることでコストダウンしている(オンライン結婚相談所など)
  • 公共団体が運営しているため利益を追求していない結婚相談所
  • 無料の結婚相談所は相手が選べず最悪なお見合いをさせられることも

    女性無料の結婚相談所は気軽に入会できますが、自分で相手が選べず自動的にお見合いが組まれることがあります。
    そのため、場合によっては希望条件とかけ離れた相手と最悪のお見合いをさせられることもあるので注意が必要です。

    このような結婚相談所は男性会員から高額な月会費を請求することで「お見合い保障制度」を掲げ、万が一お見合いが成立しなければ全額返金するとうたっています。

    そして、男性全員にお見合いをさせるために女性の料金を無料にしてかき集め、お見合いさせているのです。
    そのため、無料の結婚相談所を使った女性からはこのような口コミが上がっています。

    「長いこと維持費は無料だから在籍してますが60歳紹介されたり、年収200万台とか。ちゃんとマッチングはしてるんですかね?」

    引用元:5ch

    このように、女性無料の結婚相談所は大きなデメリットが隠れていることもあるので十分に注意してください

    大手結婚相談所の料金比較!一覧表で確認

    ここでは、大手結婚相談所の料金を安い順に一覧でまとめてみましたのでぜひ参考にしてみてください。

    【大手結婚相談所13社の料金比較表】

    結婚相談所 タイプ 会員数 サポートの
    手厚さ
    1年間の
    活動費目安
    成婚率
    スマリッジ データマッチング型 5.5万人 12.5万円 非公開
    ペアーズエンゲージ データマッチング型 非公開 15.6万円 非公開
    エン婚活エージェント 仲介型 3万人 17万円 23%
    仲人協会連合会 仲介型 1.8万人 22万円 非公開
    ゼクシィ縁結び
    エージェント
    仲介型 3万人 24万円 26.2%
    ノッツェ データマッチング型
    仲介型
    4万人 29万円 非公開
    ツヴァイ データマッチング型 9万人 29万円 21.4%
    オーネット データマッチング型 4.2万人(※1) 30万円 非公開
    フィオーレ ハイブリッド型 4万人 32万円 53.8%
    ハッピーカムカム 仲介型 5万人 34万円 54.5%
    パートナー
    エージェント
    ハイブリッド型 4万人 36万円 27%
    サンマリエ 仲介型 7.5万人 40万円 非公開
    IBJメンバーズ データマッチング型 7万人 46万円 50.4%

    (※1)会員数:42,859名【男性:27,195名 女性:15,664名】
    (2023年1月1日現在。既に会費の支払いが終了した会員を含む。自己都合・交際等により一時的に活動を休止中の会員10,850名を含む。)

    安い順に並んだ一覧表を見て分かるとおり、結婚相談所の料金とサポートの手厚さは比例していることが分かります

    料金が高い結婚相談所は会員一人ひとりのサポートにしっかりと力を入れているので、その分人件費がかかるというわけです。

    そのため、

  • サポートは必要なときだけで良いので、出費を抑えながら活動したい
  • こまめなフォローやサポートを受けながらコンシェルジュと二人三脚で活動したい
  • などあなたに合うスタイルの結婚相談所を選びましょう。

    実際いくらかかった?結婚相談所を使った人の体験談

    大手結婚相談所でかかる料金の目安を解説したところで、ここでは実際に結婚相談所を利用した人はいくらかかったのか見ていきましょう。

    婚活ブログを書いている亜紀さんの場合


    5年間彼なしのアラサー亜希さんは一念発起して婚活した結果、3か月で理想以上のパートナーと出会い、1年で婚約できたそうです!
    そんな亜希さんが結婚相談所でかかった料金はこちら。

    「結婚相談所にお支払いした金額は
    初期費用10万円+月会費(7,000円×4)=128,000円 です。
    実はコレ、多分すごい安い方だと思います。」

    引用元:3ヵ月で出会い、1年で婚約♡30代でも短期間で結婚できた私の婚活実践記

    亜希さんは結婚相談所に登録していた期間は4ヶ月だけだったので、かかった費用は約13万円だけだったそう。
    亜希さんが利用した結婚相談所は月会費が7,000円と相場より安く、さらに成婚料がかからなかったことでトータルの金額を安く抑えられています。

    さらに、亜希さんは結婚相談所以外の婚活もされていたとのことなので、トータルの金額も覗いてみましょう。

    「結婚相談所:128,000円
    婚活パーティー:21,000円
    婚活サイト:14,758円
    その他の出会い:19,000円
    合計して182,758円を婚活のためにお支払いしてきました!

    交通費等も合わせて、半年で約20万円位を使った感じですね。」

    引用元:3ヵ月で出会い、1年で婚約♡30代でも短期間で結婚できた私の婚活実践記

    結婚相談所や婚活パーティ、婚活サイト、その他合わせて20万円で結婚相手に巡り合えたそうです。
    活動期間が半年とのことなので、比較的早く良い出会いがあったことも大きなポイントですね。

    オーネットで成婚したもじゃこさんの場合

    次は、大手結婚相談所オーネットで婚活していた「もじゃこ」さんの場合です。

    「わたしが入会したのは楽天オーネット。
    2年4カ月活動していました。※うち12か月休会

    入会金…5万円
    月会費 …1万300円×16か月分 16万4,800円
    写真掲載料(オプション)…2万円× 2回分 4万円
    休会中の費用 500円×12か月分 6,000円

    合計 26万800円
    ※20代限定の割引適用後の価格

    26万800円!!!

    わお…」

    引用元:藤枝ふうふ

    非常に分かりやすく料金詳細を書かれています。
    もじゃこさんは途中1年間休会していたものの、トータルで2年4ヶ月活動。
    成婚退会するまでに26万円かかったそうです。

    しかし、この金額を安いと感じるか高いと感じるかについては…

    「わたしは 安かった と思っています。

    いや、26万円という金額自体は安くないと思いますよ。
    わたしは別にすごい貯金があるわけでも高給とりなわけでもありません。月収20万円以下のどちらかというとあまり給与が高くない仕事をしています。

    結婚したくてしたくてたまらないわたしが結婚を手に入れるための費用として、安かったと思っているのです。

    家にいながら相手探しができ
    相手はすべて身元を保証されており
    自分の求める条件をもとに多くの相手に出会え
    たった2年で理想の相手に出会い
    付き合って半年で婚約というスピード感

    そして今の結婚生活の幸せさ。

    婚活がうまくいかずに心がバッキバキに折れている時に
    「理想の結婚相手と幸せな結婚生活が26万円で手に入るんだけど、どう?」
    と言われたら…

    払いますよ。
    車の免許とるのよりは安いし、一生モノですし。」

    引用元:藤枝ふうふ

    一生モノの幸せが手に入ったので、26万円の婚活費用は安かった、とのこと。
    26万円という金額だけを見ればたしかに高額ですが、それだけの価値が十分にあったということですね。

    結婚相談所は意味ない?!場合によってはお金の無駄に

    当然のことかもしれませんが、結婚相談所に登録しただけでは意味がありません。
    素敵な出会いをただ待っているだけではお金の無駄になってしまいます。

    結婚相談所では誰しもが選ぶ側・選ばれる側になるため、必ずしも気に入った相手とお見合いできるわけではありません。
    また、人気の会員にはお見合いの申し込みが殺到するため、競争率が高くなります。

    そのため、素敵な相手とお見合いするためにはある程度の努力も必要です。
    プロフィールの見せ方を向上させたり、コンシェルジュに積極的にアドバイスをもらったり、清潔感やファッションなど見た目に気を使うことも大切です。

    以上のように、結婚相談所に入会するからにはダラダラと婚活するのではなく、短期集中で本気で動くことが成功の秘訣といえます。

    まとめ

    結婚相談所を選ぶ際は、支払う料金に対してサービス内容が見合っているかどうかをしっかり確認することが大切です。
    そのためには「何に、いくらかかるのか」という大体の相場をあらかじめ理解しておく必要があります。
    今回紹介した注意点も参考にしながら、あなたにぴったりの結婚相談所を選んでくださいね。

    PAGE TOP